便利屋サービス21コラム

2024.7.31

遺品整理は想像よりも大変?少しでも楽に行うコツと注意点を解説

大切な人を失った後に直面する遺品整理は、故人への想いが湧き上がってきたり、故人が亡くなった後のスケジュールをさらに圧迫したりする心身ともに大変な作業です。
この記事では、遺品整理が大変になってしまう理由を探り、その負担を軽減するための実践的なアドバイスをご紹介します。
この記事を参考に、故人への敬意を忘れず、しかしながら自分自身の心や体を守るための遺品整理の進め方をじっくりと考えてみてください。

遺品整理が大変になってしまう理由とは?

遺品整理が大変な作業となるのには、身体的な負担から精神的な負担まで多岐にわたる理由が存在します。
この項目では、遺品整理が大変だと感じる6つの理由を詳しく解説します。
これらの理由を知っておくと遺品整理を行う際の心構えができ、効率的に作業を進めやすくなりますよ。

  • 理由1:整理する物が多い
  • 理由2:保管と処分の判断が難しい
  • 理由3:あらためて故人の死と向き合うことになる
  • 理由4:時間が限られていると作業負担が増す
  • 理由5:遺品の整理・処分に必要な金銭的負担が大きい
  • 理由6:親族間のトラブル

理由1:整理する物が多い

遺品整理が大変になる最も一般的な理由は、整理する物の量が多いことです。
故人が長年住んでいた家には、日用品から思い出の品まで、様々なものが残されています。
特に、故人が高齢だった場合は数十年分の物が家中に溢れていることも珍しくありません。
これらの物を一つひとつ確認し、仕分けしていく作業は、想像以上の時間と労力を要します。
さらに、大型家具や家電製品の処分も必要となると、心身の負担だけじゃなく金銭的な負担も大きくなってしまいます。

理由2:保管と処分の判断が難しい

遺品整理において、何を保管し何を処分するかの判断は非常に難しいものです。
「大切な故人の遺品だけど、正直取っておいても意味がないし捨てるか悩む」と思う物は少なくないはずです。
逆に、一見価値がなさそうに見える物が、実は資産性のある物というケースもあります。
これらの判断を一つひとつ行っていくのは、時間がかかるだけでなく、精神的にも大きな負担となります。
また、判断を誤れば後悔や親族間の軋轢を生む可能性もあるため、慎重に対応しなければなりません。

理由3:あらためて故人の死と向き合うことになる

遺品整理を行うことは、故人の死と再び向き合うことを意味します。
故人の日用品や思い出の品、写真やアルバムを整理することで喪失感が強くなり、作業を中断せざるを得ない状況になることも少なくありません。
また、故人の生前の姿を思い出すことで後悔の念が生じたり、自分の人生の意味を考えてしまったりと、ネガティブな気持ちになることもある作業です。

理由4:時間が限られていると作業負担が増す

遺品整理は時間との戦いになることもあります。
特に、故人が賃貸住宅に住んでいた場合は退去期限が迫る状況で急いで遺品整理を終わらせないといけないこともあります。
また、遠方に住む遺族が休暇を取って帰省したタイミングで、短期間で作業を終わらせなければならないこともあるでしょう。
このような時間の制約は、作業の難易度を大幅に高くしてしまいます。
急いで判断を下す必要があるなかで遺品整理をすると、後々悔やむような選択をしてしまう可能性があるのです。
また、十分注意が払えないことで怪我をしたり、心の整理がつかないまま作業が終わってしまったりすることもあります。

理由5:遺品の整理・処分に必要な金銭的負担が大きい

遺品整理では予想以上の金銭的負担がかかることがあります。
家に残された遺品や不用品が多ければ多いほど手放す物も増え、それらを処分するための費用がのしかかってくるのです。
また、故人が賃貸物件に住んでいた場合、退去時に原状回復費用も発生しかねません。
こういった費用は、すでに葬儀や法要などで出費がかさんでいる遺族にとって、大きな負担となるでしょう。
遺品整理は故人を偲ぶために必要とはいえ、さまざまな面で負担が発生する苦しい作業でもあります。

理由6:親族間のトラブル

遺品整理が原因で親族間の関係性が破綻することは少なくありません。
資産価値のある遺品を巡って対立したり、整理の方法や進め方について異なる考えをぶつけ合ったりすることで関係が悪化することは、遺品整理でよくあるトラブルの一つ。
このような対立は単に遺品整理を困難にするだけでなく、長い時間をかけて築いてきた家族関係を一瞬で壊してしまいかねません
特に、普段から疎遠だった親族が遺品整理を機に集まった場合は、コミュニケーションの不足によって誤解や摩擦が生じやすくなってしまうのです。

3つのコツで大変な遺品整理を楽にしよう

遺品整理は確かに大変な作業ですが、実施する際に注意しておくべき点を知っていれば、その負担を軽減することができます。
この項目では、遺品整理を少しでも楽にするための3つの重要なコツを紹介します。
これらのコツを活用し、少しでも効率的かつ心理的負担の少ない遺品整理を実現してみてください。

  • コツ1:親族の協力を得る
  • コツ2:計画を立てて行う
  • コツ3:遺品や不用品を大まかに分類する

コツ1:親族の協力を得る

遺品整理の負担を軽減する1つ目のコツは、親族の協力を得ることです。
遺品の量などが膨大で終わりが見えない時は、親族の協力を得るようにしましょう。
複数人で遺品整理を行えば作業量が分散でき、心身の負担を軽減できるうえに、遺品整理に割く時間を減らすことで各種手続きなどの期限に間に合いやすくもなります。
また、数人で遺品をチェックすることで重要なアイテムの見落としを防ぐこともでき、結果的に後悔の少ない遺品整理が実施しやすくなるのです。
さらには、思い出話をしながら整理を進めることで、悲しみを和らげ、故人を偲ぶ良い機会にもなります。
事前に作業の方針や役割分担について話し合い、共通の目標を持ったうえで行うと作業中の意見の相違やトラブルを最小限に抑えやすくなりますよ。

コツ2:計画を立てて行う

遺品整理を効率的に進めるためには、事前に綿密な計画を立てることが重要です。
まず、作業全体の期間を設定し、その中で各作業にどれくらいの時間を割り当てるかを決めます。
部屋ごとや物の種類ごとにスケジュールを立てると、進捗が把握しやすくなるためおすすめです。
また、必要な道具や処分方法についても事前に調べておくと、作業がスムーズに進みます。
計画を立てる際は、休憩時間や予備日も設けておくと良いでしょう。
予期せぬ事態に備えて余裕を持たせることで、時間が迫ってくることによるストレスを軽減できます。
協力してくれる方がいる場合は計画を共有しておき、効率的に分担作業ができるようにしましょう。

コツ3:遺品や不用品を大まかに分類する

遺品整理を効率的に進めるには、はじめに遺品や不用品を大まかに分類すると良いでしょう。
保管する物、処分する物、迷う物の3つに分けることで作業の全体像が把握しやすくなり、結果的に効率が上がります。
なお、保管する物は、さらに形見分けする物と家族で保管する物に分けると良いでしょう。
処分する物も、燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミなどに分類しておくと、後の処分作業が楽になります。
迷う物は一時的に保管し、あらかたの作業が終わった後にもう一度捨てるか考えると判断が行いやすくなります。

自分で遺品整理を進めるためのポイントを解説!失敗を防ぐコツとは?

遺品整理は自力で行うのと業者に依頼するのではどちらがいい?

本当に大変な時は、遺品整理を行う業者に依頼するのもおすすめです。
自力での遺品整理には故人との思い出に向き合えるという利点がありますが、これはある程度時間に余裕がないと困難です。
退去期限が近づいている時や、遺品整理を行うための気力が残っていない場合は、専門の業者に依頼して1〜2日程度で全作業を完了させるのも一つの方法と言えるでしょう。
一時的とはいえ遺品を他人に任せるのは不安かもしれませんが、「遺品整理士」の資格を持ったスタッフが在籍する業者に依頼すれば、すべて依頼者の希望通りの遺品整理が可能です。
さらには、処分予定の不用品や粗大ゴミも一緒に回収してもらえるため、複数業者に依頼したり、粗大ゴミの申し込みをしたりする手間も省けます。
理想の遺品整理はすべて自分たちで作業することかもしれませんが、大切な家族がなくなった後に遺品と向き合うことは大変な労力を要します。
負担が大きい部分だけでも業者に依頼するという選択肢を持っていると、遺族の負担を減らうのに役立つでしょう。

遺品整理の方法 メリット デメリット
自力で実施
  • 故人としっかり向き合える
  • お金がかからない
  • 自分や遺族のペースで作業できる
  • 時間がかかる
  • 心身の負担が大きい
  • 不用品の処分が大変
  • 重い家具や遺品の持ち運びが大変
業者に依頼
  • 最短1日で終わる
  • 処分の手間がかからない
  • 供養や形見分けの配送なども依頼できる
  • 依頼費がかかる
  • 業者選びを間違えるとトラブルに巻き込まれる

業者に依頼する際は、過去の実績が豊富で、費用相場から大きく離れていない料金で依頼できる業者を選ぶことが重要です。
正しい選び方は以下の記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

遺品整理業者の正しい選び方は?悪徳業者を見分ける5つのポイント

遺品整理をトラブルなく終えるための注意点

遺品整理は人生で何度も行うような作業ではありません。
そのため、事前に注意点などを知っておかないとさまざまなトラブルが発生する可能性があります。
この項目では、遺品整理を円滑に進めて、トラブルを回避するための注意点を3つ紹介します。
大切な遺品や親族間の関係性を守るためにも、ぜひご覧ください。

  • 注意点1:親族と話し合ってから行う
  • 注意点2:不用品の無料回収業者は使わない
  • 注意点3:業者依頼時は3社から見積もりを取る

注意点1:親族と話し合ってから行う

遺品整理を始める前には、親族と十分な話し合いの機会を持つようにしましょう。
この話し合いで、遺品整理の方針や作業の分担、スケジュール、費用の負担などについて合意を得ることが、後々のトラブルを防止することに繋がります。
特に、資産価値のある遺品の取り扱いについては、事前に十分な議論をしておかないと押し問答の原因となります。
また、故人の遺志や生前の希望についても、知っている情報は極力共有し、それを尊重する方向で進めることが大切です。
話し合いは単に作業の段取りを決めるためだけではなく、互いの考えや気持ちを理解し、親族全員が納得できる遺品整理のために重要なのです。

注意点2:不用品の無料回収業者は使わない

遺品整理を行う過程では、たくさんの不用品が出てくるかもしれません。
不用品が多ければ多いほどそれらを一気に回収してくれる回収業者は魅力的ですが、間違っても回収費が無料の業者は利用しないようにしましょう。
一見お得に思える無料回収サービスですが、このような業者の多くは自治体の許可を得ていない違法業者であり、実際には多くのリスクが潜んでいます。
最初は無料を謳っていても作業後に高額な料金を請求してきたり、実は不法投棄をしていたりするのです。
不用品回収サービスのトラブルについては国民生活センターにもたくさんの通報が入っており、各自治体も利用に関する注意喚起を行っています。
お金を守ることはもちろん、違法業者の活動を助長しないためにも無料回収の利用は避けてください。

注意点3:業者依頼時は3社から見積もりを取る

遺品整理業者に依頼する場合、最低でも3社から見積もりを取るようにしましょう。
これは単に費用を比較するためだけではなく、各業者のサービス内容や対応の質を見極めるためでもあります。
作業内容や料金に加え、見積もり時の対応や説明の丁寧さも確認しておくと、より安心して遺品整理を依頼できる業者選びが可能となります。

まとめ:遺品整理が大変な時は業者依頼が良い!

遺品整理は、心身ともに大変な作業です。
しかし、適切な準備と方法を選べば、その負担を軽減することも不可能ではありません。
時間や労力に余裕がない場合、あるいは大量の遺品の分別作業や、処分しなければならない不用品が大量にある場合はプロの業者に一部の作業だけでも依頼すると良いでしょう。
最短で依頼当日にスピーディーに対応してくれるため、家族内で遺品整理を実施するよりも圧倒的に早く作業を終えやすくなります。
遺品整理は故人を偲ぶ大切な作業である反面、残された家族や相続人の大きな負担にもなります。
慣れない作業を大変だと感じたら、ぜひ業者の力を借りることも視野に入れてみてください。

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千葉県柏市の遺品整理実績

便利屋サービス21 千葉県柏市の遺品整理写真

「突然亡くなった家族の遺品整理を行いたい」
「本当は自分たちで片付けたいが、物が多すぎて手に負えない」

千葉県柏市にお住まいだった方のご家族からのご依頼(before&after画像あり)

  • 作業内容:遺品の整理と分別,原状回復
  • 作業時間:6時間
  • 支払い方法:後払い

一人暮らしの弟さんが亡くなられ、退去手続きなども控えていることからスピード対応が可能な便利屋サービス21に遺品整理をご依頼いただきました。
早めの対応をお望みでしたので、ご連絡いただいた翌日に4名のスタッフで現場に向かい作業を実施
部屋のなかには足の踏み場もないほどゴミが溢れていたため、それらを回収してから遺品整理を開始しました。
一部の家具・家電は状態が良かったため、お客様のご希望もお聞きしたうえで買い取りを行いリユースに繋げました。
また、遺品整理の後には、賃貸物件ということもあって原状回復作業も実施させていただきました。
ホコリっぽく、薄暗い雰囲気が漂っていた自宅内には明るい日差しが差し込むようになり、問題なく退去できる状況となりました。
便利屋サービス21では、急な遺品整理にも対応することが可能です。
ご相談いただいた当日や翌日に伺うことも可能なので、お困りの際はまずご連絡ください。

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