「親が住む実家がゴミ屋敷になって心配」
「ゴミのないまともな環境で快適に過ごせるようにしてあげたい」
子どもが自分の手を離れて独立し、忙しさや騒がしさから解放されると、モチベーションが急激に低下して家がゴミ屋敷になることがあります。
また、高齢になるとそれまでやっていたことが重労働になるので、片付けや掃除の頻度が低下してゴミ屋敷化することも。
この記事では、親の家がゴミ屋敷になる理由やゴミ屋敷化したときのリスクに触れながら、具体的な対処法について解説します。
親が片付けに同意してくれないときの説得方法についても解説するので、実家をきれいに片付けたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
親の住む実家がゴミ屋敷化する理由

親の住む実家がゴミ屋敷化する具体的な理由はそれぞれのケースによって異なりますが、代表的なものとしては以下の3つの理由があげられます。
孤独感から精神状態が不安定になっている
パートナーとの離別や死別、子どもたちの独立などによって親が一人で暮らすようになった場合、孤独感から精神状態が不安定になり、それが原因で家がゴミ屋敷になることがあります。
子どもたちと暮らしているときはにぎやかですし、パートナーがいるときは話し相手がいるので強い孤独感を感じることはありませんが、高齢になって一人になると、急に強い孤独感に襲われることがあります。
会話が多かったり仲が良いなど、にぎやかな家庭だったのであればなおさらです。
仕事や趣味などで他の人とのつながりを持てるのであれば孤独感もやわらぎますが、そういった場所がない場合、他人との関わりを持つ機会がなく、「日常で人と会話することがほとんどない」となってしまうことも。
強い孤独感を感じるようになった場合、その寂しさをもので埋めようとする人も多く、ゴミや不用品を処分できなくなり、いつの間にか家がゴミ屋敷になってしまいます。
家のゴミ屋敷化は、自分自身の健康や安全を放棄する行為である「セルフネグレクト(自己放任)」のサインでもあるので、親の家がそうなってしまった場合は注意しなくてはいけません。
判断能力が低下している
歳を重ねると物事を判断する能力がだんだんと低下していきますが、この判断力の低下も、親の住む家がゴミ屋敷化する理由の一つです。
判断能力が低下すると、ゴミや不用品として処分するべきものと処分せずに残しておくべき大切なものの区別がつきづらくなり、ゴミや不用品の処分がやりづらくなっていきます。
これまでであればゴミとして出したり処分していたものも処分できなくなるので、どんどんゴミや不用品が溜まり、ゴミ屋敷化していくわけです。
また、判断能力の低下が進むと、家を片付けるべきかどうかについて判断できなくなることも。
「そろそろ掃除をしないといけない」「ちょっと汚れてきたから家を片付けないと」といったごく普通の判断ができなくなり、少しずつ家がゴミ屋敷化していきます。
気力や体力が低下している
高齢になると若い頃に比べて気力や体力が低下していくため、これまで当たり前のように行っていたことが面倒に感じるようになったりやりづらくなったりすることがありますが、その影響はゴミ出しや片付け、掃除にも影響します。
戸建てのような広い家に一人で住んでいる場合はなおさらです。
子どもと同居している間はゴミ出しや掃除をお願いすることもできますが、一人暮らしの場合は子どもにお願いすることはできません。
その結果、だんだんゴミが溜まって家が汚れ、最終的にゴミ屋敷化していきます。
親が住む実家のゴミ屋敷化を放置するリスク

親が説得に応じてくれなかったり遠方に住んでいたりすると片付けるのも一苦労ですが、ゴミ屋敷の状態を放置しているとさまざまなリスクが高まるので、なるべく早く対処しなくてはいけません。
心身の不調を引き起こす
劣悪な環境であるゴミ屋敷で過ごしていると、心身の不調を引き起こす可能性があります。
家がゴミ屋敷になって長期間掃除をせずにいると、溜まったホコリやカビを吸い込んで呼吸器系の疾患やアレルギーなどの症状を発症する場合があります。
また、ゴミにつられて集まってくる害虫や害獣にも注意が必要です。
ゴキブリやネズミはさまざまな菌を保有しており、それらの菌が重大な健康被害を引き起こすことも。
ゴミに囲まれた環境での生活は心の健康にも悪影響で、うつ病を発症するケースも少なくありません。
まともな環境で過ごせないことでストレス障害を抱えたり、ぐっすり寝られないことで不眠症などの睡眠障害を引き起こすこともあります。
ゴミ屋敷とうつ病の関係性については、以下の記事でも詳しく解説しています。
▶ゴミ屋敷とうつ病の関係は?放置リスクと片付けられないときの対処法
怪我につながる
家がゴミ屋敷になると溜まったゴミや不用品で足の踏み場を確保できない状態になります。
そのような環境で生活することで怪我につながる可能性もあります。
足の踏み場が悪いと転倒する確率が高くなりますし、積み重なったゴミや不用品が倒れてきて怪我をすることもあります。
また、ゴミや不用品を踏んで怪我をするケースも。
高齢者の場合はちょっとした事故が骨折などの大怪我につながることもあるので、特に注意しなくてはいけません。
骨折が寝たきりの原因になることもありますし、怪我によって動けなくなり、助けを呼べずにそのまま孤独死する可能性もゼロではないので、なるべく早く片付ける必要があります。
火災を引き起こす
ゴミ屋敷によって引き起こされるリスクの中でも特に注意しなければならないのが火災です。
親が住む家がゴミ屋敷になると掃除の頻度が減ってホコリが溜まりやすくなります。
ホコリが原因で発生するのがトラッキング火災です。
トラッキング火災はコンセントまわりに溜まったホコリが原因となって引き起こされる火災で、中には死者が出たケースも。
ゴミ屋敷はゴミや不用品など室内にものが溢れている分、火のまわりが早くなったり勢いが強くなったりしやすいので大変危険です。
また、家の外にゴミや不用品があふれている状態だと、放火のターゲットとして目をつけられやすくなる可能性もあります。
近隣住民とのトラブルに発展する
親が住む家がゴミ屋敷になると、悪臭を放つようになりますし、ゴミや不用品が家の外にまで出てしまっている場合は景観も悪くします。
また、ゴミにつられて害虫や害獣も集まってきますし、火災につながるなど重大なトラブルに発展する可能性も。
このようにゴミ屋敷はさまざまなリスクをはらんでいるため、近隣住民からも嫌がられる傾向があります。
少し注意を受ける程度であればまだマシで、中には近隣住民との間で大きなトラブルに発展するケースも。
大きなトラブルに発展してしまうと、今の家に住み続けるのが難しくなり、引っ越しを余儀なくされることもあるので注意が必要です。
親が住む大切な場所を失わないためにも、近隣住民との大きなトラブルに発展する前に対処しなくてはいけません。
説得が困難になる
心の病が原因で家がゴミ屋敷になっている場合、家を片付けることに親が難色を示すことがあります。
例えば、孤独感からゴミや不用品を収集しているケースの場合、それらを処分することを嫌がる傾向があります。
いくら親子と言えど勝手に処分することはできませんし、強引に対処すると親子関係を悪化させてしまいかねません。
そのため、まずはしっかりと話し合って説得する必要があるわけですが、ゴミ屋敷で過ごしている期間が長くなればなるほどゴミや不用品への執着が強くなったり心の病の症状が進行するため、説得するのが困難になります。
片付けをスムーズに進めるためにも症状の軽いうちから対処しておくことが重要になるので、なるべく早く家の片付けについて親と話をする必要があります。
実家に帰れない・帰りたくないという問題も
ゴミ屋敷は、においが強くて足の踏み場もなく、害虫や害獣がいる非常に劣悪な環境です。
一般的な感覚を持ち合わせている方の場合、そんな環境にいたくないと思うのはもちろん、近寄りたくないと感じるはず。
それによって発生するのが、「実家に帰れない」「実家に帰りたくない」という問題です。
実家がゴミ屋敷になって帰れない状況になってしまった場合、気軽に親の顔を見に帰ることができなくなるのはもちろん、結婚の報告や孫の顔を見せに行くなど当たり前のことを当たり前のようにできなくなる可能性もあります。
親と疎遠になってしまったが故に気付かないうちに孤独死してしまうようなケースもあるので、そのような悲しい事態を避けるためにもなるべく早くゴミ屋敷の状態を解消することが大切です。
ゴミ屋敷化した親が住む実家を片付ける方法

ゴミ屋敷化した親が住む実家を片付ける方法には、「業者に依頼して片付ける方法」と「家族や親族で協力して片付ける方法」という2つの方法があります。
業者に依頼して片付けてもらう
ゴミ屋敷化した親が住む実家を片付ける方法としておすすめなのが、業者に依頼して片付けてもらう方法です。
全国各地にあるゴミ屋敷の問題が社会問題化してきていることもあって、近年ゴミ屋敷や汚部屋などの片付けをサービスとして請け負う専門的な業者が増えてきています。
業者に作業をお願いするので費用はかかりますが、ゴミ屋敷を確実にきれいにできますし、片付けたゴミや不用品の処分に手をわずらわされることもありません。
ハウスクリーニングや害虫駆除などのオプションサービスが充実している業者もあるので、片付けから掃除までトータルで依頼することもできます。
また、スピーディーに対応してくれる業者が多いので、親の住む家がゴミ屋敷になってしまっている問題を先延ばしにすることなくすぐに解決できます。
家族や親族で協力して片付ける
親が住む家がゴミ屋敷化した場合、家族や親族で協力して片付けるという方法もあります。
家がゴミ屋敷化したときの対処法としては住民が自分で片付けるという方法もありますが、高齢の親が自力で片付けるのは現実的ではないため、家族や親族が協力してサポートしてあげるのが一般的です。
自分たちで片付ける方法なので費用を抑えられるというメリットがありますが、挫折する可能性が高いのであまりおすすめできる方法ではありません。
ゴミ屋敷の片付けはかなりハードルが高く、専門の業者でない一般の方がきれいに片付けるのは困難です。
あまりの大変さに途中で挫折し、結局業者に依頼することになるケースも珍しくありません。
仮に挫折せずに片付けられたとしてもかなりの時間がかかりますし、作業量や費用の負担度合いで揉める可能性もゼロではありません。
挫折することなくスピーディーに片付けるためにも、専門の業者に依頼するのが確実です。
ゴミ屋敷化した親が住む実家を片付けるときの流れ

ゴミ屋敷化した親が住む実家を片付ける際は、以下の流れで片付けを進めていくことになります。
親を説得する
ゴミ屋敷化した親の家を片付ける際、まず初めにやらなくてはならないのが親の説得です。
すんなりと応じてくれるケースもありますが、孤独感からゴミや不用品を溜めているようなケースなど、なかなか説得に応じてくれない場合もあります。
説得になかなか応じてくれないときは、焦らずに時間をかけて少しずつ説得するようにしてください。
ゴミ屋敷は劣悪な環境ですし、思わぬトラブルにつながることもあるので急いで片付けたくなる気持ちもわかりますが、まずは親に寄り添って考えや気持ちを理解してあげることが大切です。
考えや気持ちをしっかりと汲み取ってあげた上で、ゴミ屋敷を放置するリスクや家族・親族がサポートしてあげたいと考えていることを伝えながら根気よく説得するようにしてください。
業者を探す
親を説得して片付けることが決まったら、片付けを依頼する業者を探しましょう。
業者を選ぶ際に重視したいポイントとしては、以下の3点があげられます。
- ゴミ屋敷の片付けに関する実績が豊富
- スピーディーに対応してもらえる
- ハウスクリーニングや害虫駆除などもあわせてトータルでお願いできる
まず何よりも重要なのが実績です。
実績が豊富な業者の方が安心して任せられますし、確実にきれいにしてもらえます。
また、放置する期間が長くなればなるほどさまざまなリスクが高まるので、なるべくスピーディーに対応してくれる業者を探して依頼するようにしましょう。
ゴミ屋敷は片付ける際の害虫駆除や片付けた後の掃除が大変だったりもするので、片付けから害虫駆除、ハウスクリーニングまでトータルで任せられる業者かどうかにも注目しながら選ぶようにしてください。
見積もりを作成してもらい依頼する業者を決める
業者が決まったら、見積もりを作成してもらい、内容を確認しながら業者を決めていきます。
見積もりの金額や見積書に記載される内容は業者によって異なりますが、内容や金額の内訳がしっかり記載されている業者の方が安心できますし、信頼できるのでおすすめです。
中には大雑把な見積書を作成する業者もいますが、何にいくらかかっているのかがわからず、見積もりの金額や内容が適切かどうか判断しづらいので、そのような業者は避けるべきです。
また、提示された金額が適切かどうかを判断するためにも、1社だけでなく、複数の業者に見積もりの作成を依頼し、金額や内容を比較しながら業者を選ぶようにしましょう。
実家を片付けてもらう
依頼する業者が決まったら、依頼して片付けてもらいましょう。
片付け業者の中には、スタッフの都合がつけばその日のうちに対応してくれる業者もあります。
作業中は基本的にこちらが対応することはありません。
処分について質問されたりすることはありますが、片付けから搬出、処分まで業者が対応してくれます。
作業が完了したら、費用を支払って完了となります。
ゴミの量や家の状態によっては結構な金額になることもありますが、分割での支払いに対応している業者も多いので、分割での支払いも検討してみてください。
親の住む実家がゴミ屋敷になったときは便利屋サービス21にご相談ください!

親が住む実家がゴミ屋敷になってしまった場合、放置するのはNGですし、なるべく早急に対応しなくてはいけません。
高齢の方がゴミ屋敷で過ごしていると、心身の不調につながる可能性が高いだけでなく、怪我や火災など重大な事故やトラブルに発展する可能性もあります。
親の住む実家がゴミ屋敷になったときは、まずはゴミ屋敷を片付けることについての同意を得てから、専門の業者に依頼して片付けを進めていくようにしましょう。
便利屋サービス21は、ゴミ屋敷の片付けを得意としている経験豊富な業者です。
親御さんの家がゴミ屋敷化して困っている方からのご依頼を受け、きれいに片付けた事例もたくさんあります。
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