便利屋サービス21コラム

2024.1.26

【7ステップ】自分で遺品整理をする方法と注意点を徹底解説!

「遺品整理ってどうやってすれば良いの?」
「なるべくお金をかけたくないけれど、自己流でやって後悔したくない…」

よくわからない遺品整理。
お金をかけたくないけれど自分で進める方法もわからずに不安になっている方も多いかと思います。

この記事では自分で遺品整理をする方法について解説しています。

メリット・デメリット、注意点についても詳しく書いてあるため、この記事を読めば自分に合った遺品整理の方法を見つけることができます!

遺品整理は自分でできる場合とできない場合がある

正直にお伝えすると、遺品整理は自分一人でするのは難しいケースが多いです。

その主な理由としては以下の2点があげられます。

  • 物が多い
  • 大型の家具や家電など搬出・運搬・処分が難しい物がある

さらに、孤独死があった部屋の場合は強い悪臭や汚れが発生してしまい、特殊清掃が必要になるため、自分で遺品整理をすることはできなくなります。

逆に言えば、上記に当てはまらないケースであれば自分で遺品整理ができる可能性が高くなります。

遺品整理が自分でできるケース

大型の家具や家電の搬出・運搬・処分がなく、全体の物の量も少ない場合は自分で遺品整理をすることができます。

どのくらいの物の量まで自分でできるかは、人によって異なります。

まずは、自分が1週間で遺品整理ができるかどうかを想像してみてください。
もし簡単にできそうだと思える量なら、自分で遺品整理ができる可能性は高いです。

悩んでしまう、もしくは難しそうだと感じたなら、業者に依頼することも検討してみた方が良いでしょう。

1ヶ月以上かかりそうだと感じた場合は、諦めて業者に依頼した方が良さそうです。

遺品整理を業者に依頼した方が良いケース

  • 大型の家具や家電の処分が必要
  • 物が多い
  • ゴミが多く、ゴミ屋敷状態になっている
  • 孤独死があった
  • どの程度遺品整理に時間がかかるか見当がつかない

以上に当てはまるケースは、遺品整理を業者に依頼した方が良い状況だといえます。

ご依頼のお部屋のお写真

東京都板橋区のお客様からのご依頼
作業内容:ゴミ屋敷の清掃と遺品整理

こちらのご依頼では、ゴミ屋敷になってしまっていた祖父の家を清掃と遺品整理をさせて頂きました。

高齢になると認知症やうつ病のリスクが高くなり、認知症やうつ病になるとゴミ屋敷になりやすくなるといわれています。

ゴミ屋敷になってしまうと自分で片付けるのは非常に難しいため、遺品整理業者に依頼することをおすすめいたします。

自分で遺品整理をする際の7ステップ

自分で遺品整理をする際は、以下の7ステップで進めます。

事前に手続きや退去日などの期日を確認しておく

まずは、必要な手続きや退去日などの期日を確認しましょう。

手続きで期日が近い物は遺品整理を待たずに終わらせておきます。

手続きに必要な物が見つからず、その前に遺品整理をして探し出したい場合には、手続きの期日を考慮して予定を組みましょう。

スケジュールを決める

次にスケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てる際のポイントは以下の3つです。

  • 退去日など動かせない予定を先に入れる
  • 休息日などを作り余裕のあるスケジュールにする
  • 物が少ないところから始める

例えば、1週間で1LDKの遺品整理をするなら以下のようなスケジュールを立てます。

月曜日 午前:玄関、洗面所
午後:リビング
火曜日 午前:リビング
午後:寝室
水曜日 午前:寝室
午後:休息
木曜日 午前:年金手続き
午後:キッチン、浴室
金曜日 午前:不用品回収
午後:清掃
土曜日 休息
日曜日 退去日

まずは必ず守る必要のある退去日の予定を入れます。
不用品回収は万が一を考えて退去日の前々日に手配するようにしました。

水曜日の午後と土曜日は空いています。
もし年金手続き前に年金手帳が見つからなければ水曜日の午後に探し、遺品整理が遅れた場合には土曜日に遅れた分をカバーできるようになっています。

遺品整理の始まりである月曜日の午後は、玄関や洗面所など物が少なく、整理しやすい場所にしました。
最初の整理をスムーズに進められると、達成感を感じ、自信が持てるようになるため遺品整理のモチベーションにつながります。

このように、3つのポイントを押さえて自分に合ったスケジュールを立てましょう。

遺品整理以外の予定が多い、整理が苦手で一週間で終わる気がしないなど、スケジュールが立てられない時は遺品整理業者に依頼も検討した方が良さそうです。

不用品回収・買取など必要な業者の手配をする

不用品回収・買取などを業者に依頼する場合、当日では依頼できないことがあります。

そのため、スケジュールを立てて不用品を搬出できる日程に目処がついたら、先に業者に依頼をしておきましょう。

希望日に業者の手配ができなかった場合はスケジュールを見直します。

道具を準備する

遺品整理に必要な道具を準備します、

遺品整理に必要な道具は以下です。

  • マスク
  • 軍手
  • 汚れても良い服
  • ドライバー
  • ペンチ
  • ビニールひも
  • 段ボール
  • マジックペン
  • ハサミ
  • ゴミ袋

ドライバーとペンチは意外かもしれませんが、かさばる家具など、解体した方が搬出や処分しやすくなるため準備しておくことをおすすめします。

以下は必須ではありませんが、あると便利な物です。

  • メガネ(ゴーグル)
  • 台車

また、遺品整理後の掃除のために以下の物も準備しておきましょう。

  • バケツ
  • 雑巾
  • 掃除機
  • 住居用洗剤

遺品整理に必要な道具一覧

(オリジナル画像)

ゴミ屋敷になってしまっている場合は、他にも必要な道具があります。

ゴミ屋敷の清掃に必要な道具については以下のコラムにまとめられています。
ゴミ屋敷の片付けが自力でできるかチェック!片付けの手順とコツも解説 – 便利屋サービス21

遺品を仕分けする

まずは遺品を以下の4つに仕分けます。

  • 貴重品
  • 想い出の品
  • 遺された人がまた使う物
  • 処分する物(買取や廃棄など)

仕分けした遺品をそれぞれ分配・売却・処分する

仕分けした遺品をそれぞれ分配、売却、処分します。

時間がかかる可能性が高いのが分配です。
形見分けしようとしても、共通の想い出の品だったり、貰う物の金額に大きな差が出たりしてしまい、誰が何をもらうのかもめてしまうことがあります。

もめそうな場合には、まずは誰かの家にまとめて保管しておくのがおすすめです。
話し合いが終わったらその家からそれぞれ持っていくようにすれば、部屋の退去や物件の売却に支障が出ません。

部屋の清掃を行う

なるべく物が無くなってから部屋の清掃を行います。

キレイにした方が、退去費用が安くすんだり、高値で売却できる可能性があります。
退去や売却が決まっている場合でも清掃は行うようにしましょう。

遺品整理を自分でするメリット

遺品整理を自分ですると、主に2つのメリットがあります。

費用が安くすむ

遺品整理を業者に依頼すると費用がかかります。
例えば、1LDKの場合の費用相場は7万~20万円です。

自分で遺品整理する場合も、不用品の処分費用などがかかるため無料ではありません。
しかし、全て業者に依頼するよりは安くすみます。

【関連情報】
遺品整理にかかる費用はいくら?業者に依頼するメリット・デメリット

身内だけでじっくりと整理できる

第三者である業者は入れずに、身内だけでじっくりと遺品整理を進めたい方もいらっしゃるかと思います。

気を張らずに泣いたり笑ったりしながら遺品整理をすることは、亡くなった方にとっても、遺された方にとっても大切な時間になるかと思います。

遺品整理を自分でするデメリット

遺品整理を自分ですると、デメリットもあります。
今回は5つのデメリットを解説します。

0円でできるわけではない

とにかく安くすませたいからと自分で遺品整理をしようとしても、0円でできるわけではないため注意が必要です。
遺品整理の道具の購入費用や、処分費用などがかかります。

手間がかかる

遺品整理をするには手間がかかります。

誰に何を形見分けするか、本当にこれを捨てて良いのか、保管する場合にはどのように保管するのが良いのかなど、たくさんのことを考え、判断し、対応しなければいけません。
特に物の量が多い場合は非常に大変です。

時間がかかる

遺品整理には時間がかかります。

亡くなった方との想い出があふれてきて手が止まってしまい、予想以上に時間がかかってしまうことも少なくありません。
遠方に住んでいる方や、忙しい方には大きな負担となります。

手続きなどわかりにくいことがある

人が亡くなった際の手続きや、不用品の処分に必要な手続きなど、遺品整理に伴う手続きには自分一人ではわかりにくいことがあります。

清掃してもキレイにできないことがある

頑張って清掃したものの、思った程キレイにならないことがあります。

長年こびりついた汚れなどは、ハウスクリーニングなどプロでないと難しいことも多いでしょう。

また、孤独死があった部屋は強い悪臭や汚れが発生してしまうため、特殊清掃が必要です。

遺品整理をするのにおすすめのタイミング

遺品整理をいつ始めようか悩んでいる方のために、おすすめのタイミングを3つご紹介します。

他のおすすめの時期については、以下のコラムにまとめられています。
▶︎遺品整理はいつから始める?おすすめの6つの時期と注意点

部屋の退去や物件の売却などの前

部屋の退去や物件の売却が決まっていると、必ずそこまでに終えなければいけないためモチベーションが上がります。

49日や一周忌など法要の前

法要の前に遺品整理を終えておくと、法要で親族に形見分けができるのでおすすめです。
法要の際にも形見を手にして想い出話ができ、良い供養となるでしょう。

自分の気持ちの整理がついた時・つけようと思った時

遺品整理は無理に進めようとしても、途中で手が止まってできなくなったり、後で悔やんだりする可能性があります。

どうしても遺品整理をする気になれない場合は、自分の気持ちの整理がついた時や、つけたいと思える時まで待つのも良いでしょう。

遺品整理を自分でする時の注意点

遺品整理を自分でする際には、いくつか注意しておいた方が良いことがあります。

相続に関わる法律を把握しておく

相続人は誰なのか、相続税はどんな場合にかかるのか、相続する時に手続きが必要な物はあるかなど、相続に関わる法律を把握しておきましょう。

難しい場合には法テラスなどで相談することもできます。

捨ててはいけない物について親族に確認しておく

自分の判断で捨ててしまった物が実は親族の誰かにとって大切な物だったなど、後からトラブルになることがあります。

事前に捨ててはいけない物がないか確認しておきましょう。

近隣住民や建物の所有者に迷惑をかけないようにする

自分で遺品整理を進めると、つい夜も作業をしたくなったり、荷物の搬出の際にアパートの廊下に傷をつけてしまったりと近隣住民や建物の所有者に迷惑をかけてしまうことがあります。

遺品整理は日中に進める、荷物は共有部部を傷つけないよう気をつけて運ぶなど配慮が必要です。

遺品整理に失敗したくないなら、便利屋サービス21に依頼がおすすめ!

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ご依頼のお部屋のお写真

群馬県伊勢崎市のお客様からのご依頼
作業内容:遺品整理と不用品回収
作業時間:一日以内

こちらのお客様は海外転勤を控えており、渡航前に遺品整理を終えられたいというご要望でした。

公式LINEからお問い合わせ頂き、翌日にお伺いしてその日のうちに遺品整理を終えることが出来ました。

お問い合わせの時間帯にもよりますが、便利屋サービス21は即日対応も可能です。

退去日や売却日が間近でお悩みの方は、諦めずにまずはお問い合わせください。

遺品整理の専門アドバイザーが在籍しているから安心して進められる!

遺品整理士など遺品整理の専門資格を持つ専門アドバイザーが便利屋サービス21には在籍しています。

ただ早くキレイに遺品整理を進めるのではなく、しっかりお客様の気持ちに寄り添いながら進めさせて頂きます。

不用品回収・不用品買取・ハウスクリーニングも全部お任せできる!

便利屋サービス21は遺品整理はもちろん、不用品回収・不用品買取・ハウスクリーニングなどもご依頼可能です!

ゴミ屋敷の清掃や、孤独死のあった部屋の特殊清掃なども対応可能ですので、安心してお任せください。

遠方の実家も代行遺品整理でお任せできる!

遠方の実家の遺品整理が出来なくてお悩みの方には、代行遺品整理も行っております。

形見の送付や作業前後の写真を確認して頂くサービスなどもありますので、お悩みの方は是非一度ご相談ください。

頭金0円で依頼できる!

すぐに遺品整理を依頼したいけれど、お金の準備に時間がかかってしまうというケースは実はよくあります。

便利屋サービス21は分割払い、後払いが利用でき、頭金0円でもご依頼可能です。
お客様にとって最適なタイミングでご依頼頂けます。

まとめ:遺品整理は全て自分でするのではなく、専門家と連携するのがおすすめとする!

自分で遺品整理ができるのは、以下のようなケースです。

  • 大型の家具や家電の搬出・運搬・処分がない
  • 全体の物の量が少ない
  • 自分が1週間で遺品整理ができるイメージが持てる

上記に当てはまらない場合や、不安な場合には遺品整理の専門家である遺品整理業者と連携して遺品整理を進めるのがおすすめです。

便利屋サービス21では遺品整理専門のアドバイザーがおり、お客様をしっかりサポートいたします。

ご相談・お見積りは無料ですので、是非一度お気軽にお問い合わせください。

ご相談・お見積り無料!東京・千葉・神奈川・埼玉エリアで遺品整理を自分でできるかどうかお悩みなら便利屋サービス21