便利屋サービス21コラム

2024.6.25

自分で遺品整理を進めるためのポイントを解説!失敗を防ぐコツとは?

自分で遺品整理を進めたいとは思いつつ、初めて遺品整理をする場合は、どんな点に注意すべきか悩む方が多いでしょう。
この記事では、自分で遺品整理を進めたいと考えている方に向けて、事前に知っておいてほしいポイントを紹介します。
それに加え、遺品整理の具体的な進め方やスケジュールの立て方、注意事項なども解説しているので、自分で遺品整理をおこなうことに不安がある方はぜひご覧ください。

自分で遺品整理をする前に知っておくべきポイント

自分で遺品整理を行う際は、これから解説する5つのポイントを理解しておきましょう。
遺品整理に失敗すると親族間とのトラブルに発展したり、大きな後悔に繋がったりする恐れがあります。
故人をしっかり送り出すためにも、以下のポイントを参考に遺品整理の準備を進めてみてください。

  • スケジュールを立ててから実施する
  • 遺言書やエンディングノートで故人の意向をチェックする
  • 他の親族や相続人に連絡してから遺品整理を開始する
  • 近隣住民に迷惑をかけないよう配慮する
  • 電気・ガス・水道は遺品整理が終わってから解約する

スケジュールを立ててから実施する

遺品整理はスケジュールを立ててから実施していくのがおすすめです。
時間や日付ごとに作業内容を区別すると遺品の管理がしやすくなり、親族内で遺品を分ける際のトラブルに繋がりにくくなります。

また、スケジュール通りに遺品整理を進めれば、退去期限や必要な手続きの期限が迫っている状況で慌てて作業することもなくなるでしょう。
遺品整理のスケジュールを立てることは、故人を穏やかな気持ちで送り出すためにも重要なのです。

実際にスケジュールを立てる際には、以下の3つのポイントを意識すると余裕を持ちながら遺品整理が進めやすくなります。

  • 退去日のような動かせない予定を先に決める
  • 休息日などを作り余裕のあるスケジュールにする
  • 物が少ないところから作業を始める

これらを意識して作成した遺品整理スケジュール例がこちらです。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
午前:玄関、洗面所
午後:リビング
午前:リビング
午後:寝室
午前:寝室
午後:休息
午前:年金手続き
午後:キッチン、浴室
午前:不用品回収
午後:清掃
休息 退去日

遺言書やエンディングノートで故人の意向をチェックする

故人が遺言書やエンディングノートを遺していた場合は、その内容に沿った遺品整理を行うようにしましょう。
なお、見つかった遺言書が封筒に入っており、封がされている場合は家庭裁判所の「検認」という手続きを経て開封しないと罰金が発生してしまうため注意が必要です。

遺言書の内容に沿って行う相続のことを「指定相続」と呼び、遺産をどのように分けるか話し合う「遺産分割協議」を実施しない分、トラブルも発生しにくいのが特徴です。

これまでは親族間の関係が良好だったとしても、遺産の分け方について話し合いを始めた途端険悪な関係になってしまう人たちは少なくありません。

遺品整理や相続手続きの負担を減らすためにも、遺品整理を始める前には故人が遺言書を遺していないかあらためて確認するようにしましょう。

他の親族や相続人に連絡してから遺品整理を開始する

遺品整理を始める前には、他の親族や相続人への連絡を忘れないようにしましょう。
自分が相続人だからといって勝手に遺品整理を始めてしまうと、後々親族内でトラブルに繋がる恐れがあります。

特に、形見分けする物が決まっていないなど、少しでも不確定要素がある場合は状況をこまめに報告し、他の親族の意思にそぐわない作業を行っていないか確認するのもおすすめです。
また、事前連絡の際に注意事項を全員で共有することもトラブルを避けるのに効果的と言えるでしょう。

近隣住民に迷惑をかけないよう配慮する

遺品整理を行う際は、騒音などによって近隣に迷惑をかけないように配慮することが大切です。
特に、遺品整理の後に家を引き払ったりする場合、遺品整理と同時に大きな家具・家電の移動や、ゴミ・不用品の搬出など、引っ越しと同然の作業を行う可能性があります。

ドア開閉時の音や、足音に気をつけると共に、階段やエレベーターなどに汚れや傷をつけないよう慎重な作業を心がけましょう。
また、夜遅くの作業は避け、作業が大規模になりそうな場合は事前に管理組合や管理会社に連絡しておくと、トラブルを回避しやすくなります。

電気・水道の解約タイミングに注意する

故人が契約していた電気・水道は、故人の死後にすぐ解約すると遺品整理が行いづらくなる可能性があります。

遺品整理と同時に部屋の清掃をする場合は、故人が契約していた水道や電気の解約タイミングに注意しましょう。
特に、遺品整理後に退去が控えているのであれば、問題なく部屋を明け渡すのに十分なくらいの清掃が必要となります。

水と電気がないと清掃の効率が大幅に下がるため、これらの公共サービスは必要に応じて契約し続けておくと作業がグンと楽になりますよ。

自分で遺品整理を進めるための5ステップ

自分で遺品整理を進めるための方法を、5つのステップに分けて紹介します。

遺品の数が多ければ多いほど、手順を踏みながら作業しないと取り返しのつかないミスをしたり、非効率的な作業が続くことでいつまでも遺品整理が終わらなかったりする可能性があります。

順序良く遺品整理を行うためにも、以下の5ステップを参考にしてみてください。

  • 作業道具を準備する
  • 遺品・不用品を仕分けする
  • 遺品を分配・供養・売却・処分する
  • 不用品が多い場合は業者に処分を依頼する
  • 部屋を綺麗に掃除する

作業道具を準備する

必要な道具を用意することで怪我の防止や、作業の効率化を図りやすくなります
以下のアイテムは遺品整理を行う際に特に欠かせない物なので、用意してから作業に移ることをおすすめします。

  • マスク
  • 軍手
  • 汚れても良い服
  • ドライバー
  • ペンチ
  • ビニールひも
  • 段ボール
  • マジックペン
  • ハサミ
  • ゴミ袋

また、遺品整理後に部屋の清掃をする場合は、以下の4つも用意しておくと良いでしょう。

  • バケツ
  • 雑巾
  • 掃除機
  • 住居用洗剤

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掃除できない人には片付け代行がおすすめ!利用するメリット・デメリットを紹介 – 便利屋サービス21

遺品を分類ごとに仕分けしていく

続いては、故人の遺品を分類ごとに仕分けしていきます。
第一段階では「捨てるとトラブルが起きる物」と「捨ててもトラブルが起きない物」の2つに分別します。
遺品をこれら2つに分けることで、大切な物を誤って処分するリスクを抑えやすくなるのです。

最初は、以下のような物を取り出していくと良いでしょう。

  • 現金
  • 通帳
  • クレジットカード
  • 権利書
  • 有価証券
  • 身分証明書
  • 各手続きで使用する書類
  • 形見分けが決まっている物
  • その他明らかに資産価値がある物

貴重品や、親族内で分配する物は鍵付きのケースや金庫などに入れておきます。
金庫ごと別の場所に避難させておけば、後々誤って捨ててしまうことはなくなるでしょう。

その後は、他に残った物を「追加で形見分けをする物」と「処分・売却して手放す物」として分別していきます。

相続や形見分けを複数人で行う場合には「大切な物を誤って捨てないこと」を意識し、遺品整理でのトラブルを防げるようにしてください。

遺品を分配・売却・処分する

次のステップでは各遺品の必要性や価値に応じて「分配・売却・処分」を行います。
この際、「分配」を最優先し、次に「売却」、最後に「処分」の順番で進めるのがおすすめです。
この優先順位を守ることで、大切な遺品を誤って捨ててしまうリスクを減らすことができます

ただし、親族や他の相続人が遠方に住んでおり、すぐ分配を実施できない場合は、分配予定の遺品を一時的に別の場所に移し、売却と処分から着手しても問題ありません。

ちなみに、形見分けでは故人の友人や縁のあった方々にも遺品を譲ることができます。
希望する方がいる場合は、親族内で協議したうえで親族の方以外への譲渡も検討してみてください。

また、遺品の売却時は「どこに売るか」によって売却価格や売る際の手間、トラブルリスクなどが大きく変わります。
比較的時間があり、価値のある遺品が多く残っている場合はそれぞれ専門の業者を選ぶとより高い値段で現金化しやすくなるでしょう。

不用品が多い場合は業者に処分を依頼する

遺品整理を実施したことで、価値のない遺品が多く残っていることに気づくケースは少なくありません。
「売れるほど価値はないけど、一般ゴミとして捨てられない物」は非常に処分が難しく、遺品整理をする際の大きな負担となります。

扱いに困る不用品が残っている場合は、「不用品回収業者」に依頼して一気に処分を進めるのが良いでしょう。
単品での回収はもちろんのこと、定額プランによる一定量までの不用品回収にも対応しているため、処分しにくい不用品も一度で捨てることが可能です。
それぞれを粗大ゴミとして捨てるための手間を省けるので、短期間で遺品整理を終わらせたい方にもおすすめとなっています。

便利屋サービス21でも、大きな家具・家電や、小さなアイテムなど幅広いジャンルの物の回収に対応しています。
相談・お見積もりは何度でも無料で承っているので、ご興味のある方はぜひご相談ください。

部屋を綺麗に掃除する

遺品整理の最後のステップとして、部屋の掃除を行いましょう。
特に、故人が賃貸物件に住んでおり、遺品整理後に賃貸契約を終了する場合は部屋を借りる前の状態に戻す現状回復を行うという意味でも掃除が必要になります。

原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、家を借りた側(賃借人)が原状回復費を負担するのは「賃借人の使い方次第で発生したりしなかったりする傷・汚れ」などがあった場合です。

一例としては、「たばこのヤニによる臭い・汚れ」や、「結露を放置したことによるカビ・シミ」、「水漏れを放置したことによる壁の腐食」などが挙げられます。
また、「水場の水垢・カビ」や「ガスコンロ・換気扇の油汚れ」、「カーペットへ飲み物をこぼした際のシミ・汚れ」といったものも、放置していると原状回復費を請求されかねません。

これらの汚れは、汚れの度合いによっては綺麗に落とすことが可能です。
余計な出費を抑えたい場合は、少しでも綺麗に掃除しておくと良いでしょう。

自分で遺品整理を進めるメリット

負担の大きな遺品整理は業者に依頼して実施することもできますが、自分たちで実施することでしか得られないメリットも存在します。

それが以下の3つです。

  • 費用を抑えられる
  • より丁寧な遺品整理ができる
  • 業者とのトラブルを回避できる

それぞれの具体的な内容を解説するので、1つずつ見ていきましょう。

費用を抑えられる

自分、もしくは親族内で遺品整理を行うと、遺品整理を依頼する際に必要な出費を大幅に抑えやすくなります。
遺品整理の依頼費用は決して安くなく、遺品が多かったり、お家が通常より散らかっていたりすると、依頼費が何十万円という高額な費用となるケースがあります。

親族が亡くなった後は、お葬式料や戒名料、墓石代など、特に様々な支出が発生しがちです。
少しでも出費を抑え、今後のためにお金を残しておきたいという方は、自分たちで遺品整理を行うほうが節約に繋がるでしょう。

また、仮に遺品整理を依頼する場合は、必ず見積もりを実施し、依頼費を把握してから契約に進みましょう。
遺品整理の費用は「遺品の数」や「部屋の間取り数」によって大きく変わります。
遺品の量が少なくても、部屋の間取り数によって基本料金が高くなってしまったり、遺品や不用品の多さによって人件費が高騰してしまったりと、予想外の依頼費用がかかることも少なくありません。

より丁寧な遺品整理ができる

自分で遺品整理を行うことで、故人が遺した物一つひとつと、より丁寧に向き合いやすくなります。
もちろん、遺品整理業者は依頼者の希望をヒアリングしたうえで作業するため、何でもかんでも捨ててしまったり、遺品をぞんざいに扱ったりすることはありません。
しかし、「一般的な価値はないけど、家族や親族じゃないとわからない思い出の品」を見落としてしまう可能性は考えられます。

遺品を通して故人の人生をしっかり振り返りたい場合は、極力第三者は介入させずに遺品整理を実施するほうが後悔せずに済むでしょう。
依頼する場合でも、業者スタッフと一緒に遺品を一つずつチェックし、思わぬトラブルが起こらないよう注意してください。

業者とのトラブルを回避できる

遺品整理を自分たちで行えば、後々大きな問題に発生しかねない「悪質業者とのトラブル」を回避しやすくなります。
悪質業者は作業後に高額な請求をしてくるだけではなく、遺品のなかから価値のある物を盗み出して売却したり、遺品をぞんざいに扱ったりすることで故人や遺族の想いを踏みにじります。

業者選びに自信がない方や、少しでも落ち着いた状況で故人を送りだしたい方などは、自分で遺品整理を行うのが良いでしょう。

業者選びや悪質業者の特徴については以下の記事で解説しています。
遺品整理業者の正しい選び方は?悪徳業者を見分ける5つのポイント – 便利屋サービス21

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自分で遺品整理を進めるデメリット

家族や親族が亡くなった後の多忙な状況では、遺品整理が大きな負担になることもあります。

ここでは自分で遺品整理を進めるデメリットを3つ解説するので、ぜひご覧ください。

  • 時間や体力を要する
  • 各手続き・書類の取り扱いにつまづきやすい
  • 退去前の掃除を終えられない可能性がある

時間や体力を要する

遺品整理は時間と体力を要する作業です。
葬儀や各種手続きなどで疲れ切っているなか、故人の思い出の品々と向き合ったり、多くの物の取捨選択を行ったりすることは、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかります。

また、多くの家具・家電が残っている場合や、お家が古く汚れが多い場合、すべて自分で作業を行おうとすると、数週間から数ヶ月という時間がかかることも少なくありません。

遠方に住んでいたり、退去期限が迫っていたりする状況のなか、自分一人で最後まで遺品整理を行うのは非常に難易度が高くなります。

各手続き・書類の取り扱いにつまづきやすい

遺品整理を故人の死後からまもない期間で行う場合、故人に関する重要な手続きを同時に進めなければなりません。
特に「死亡届」や「火葬許可書」などは迅速な提出が求められ、死亡届は期限内に提出しないと5万円以下の罰金が過料として課せられます。

また、「健康保険の喪失手続き」や「年金の受給停止手続き」を失念すると継続して健康保険料が差し引かれたり、年金が支払われ続けることで後日返還を求められたりします。

これらの手続きを遺品整理と平行して行うのは大きな負担となり、手続きの不備や見落としによって後々のトラブルに繋がる可能性もあるでしょう。

時間などに余裕がない場合は信頼のおける親族や業者に遺品整理を依頼し、自分は手続きを優先するのがおすすめです。
速やかに行わなければならない手続きと、丁寧に行いたい遺品整理。この両者を同時に進めるには、自分一人だけでは難しいものがあります。

退去前の掃除を終えられない可能性がある

自分で遺品整理を行うと、主に体力面の問題によって退去前の掃除までは対応できない可能性があります。
退去前の掃除をしっかり終えられると原状回復作業の必要がなくなり、故人が入居時に払っていた敷金が返還される可能性が高くなります。
しかし、部屋の汚れを落としきれないと敷金が返還されないどころか、大家や管理会社から原状回復費を請求されかねません。

故人の死後は出費が増えがちなため、今後の生活や貯金のことを考えると原状回復費も経済的に大きな痛手になるでしょう。
遺品整理は自分で実施するとしても、その後の清掃作業などは親族などに協力してもらうのが良いかもしれません。

遺品整理を業者に依頼すべきケースとは?

故人を送り出し、自身の気持ちを落ち着かせるという意味でも必要な遺品整理ですが、ケースによっては業者にサポートを依頼したほうが良いケースもあります。

ここでは、遺品整理を依頼すべきケースについて解説するので、ぜひご覧ください。

  • 短期間で遺品整理を終わらせたい
  • ゴミ屋敷化している・ゴミや不用品の量が多すぎる
  • 相続のサポートを受けたい

短期間で遺品整理を終わらせたい

故人の家から遠方に住んでいる場合や、退去手続きが迫っており、できるだけ早く遺品整理を終わらせたい場合は業者に依頼するのがおすすめです。

予約状況によって多少変動はあるものの、業者に依頼すれば1日〜2日程度で家の清掃も含めて遺品整理が終了します。
特に負担になりがちな不用品の分別は依頼者の要望をもとに業者スタッフが行い、必要ないものはトラックで回収してもらえることから処分の手間まで省くことが可能です。

お家の状況によって依頼費が変動するため、2社〜3社から見積もりを取ったうえで依頼先を決めるようにしましょう。

ゴミ屋敷化している・ゴミや不用品の量が多すぎる

故人が自宅をゴミ屋敷化させていた場合や、ゴミ・不用品の量が多すぎて手が付けられない場合は業者に依頼して遺品整理を進めるのがおすすめです。
大量に遺されたゴミや不用品の分別・処分だけでも業者に依頼すると、遺品整理の難易度はグッと下がります。

また、ゴミが放置された家は、それらが餌となることで害虫・害獣の住処になっていることも少なくありません。
このような環境では害虫・害獣が運んできた病原菌が潜んでいる可能性が高く、特に免疫力が低下している高齢の方が掃除をすると感染症を引き起こしかねないのです。

スピーディーかつ、健康面に配慮した片付け・遺品整理を実現するためにも、必要に応じて業者への依頼を検討することをおすすめします。

相続のサポートを受けたい

遺品整理を行う業者の中には、単なる片付けや家の整理だけでなく、相続に関する様々なサポートを提供しているところもあります。
相続手続きは、必要書類の準備や各機関への届出など、煩雑かつ正確さが求められる作業の連続です。
大切な人を亡くしたばかりの遺族にとって、悲しみや喪失感を抱えながらこれらの手続きを進めていくことは、肉体的にも精神的にも非常に大きな負担となるでしょう。

そんな中で、遺品整理から相続手続きまでをトータルでサポートしてくれる業者の存在は、遺族にとって心強い味方となります
専門家による的確なアドバイスと手厚いサポートを受ければ、故人に関する一連の作業や手続きの難易度は大幅に下がり、故人に想いを馳せる時間も捻出しやすくなるはずです。

遺品整理はいつ始めるのがベスト?

自分で遺品整理を行う際、どのタイミングで始めるべきか悩む方もいらっしゃるかもしれません。

遺品整理は基本的に以下の3つのタイミングで実施するのが良いでしょう。

  • 物件を退去する前
  • 四十九日法要の前
  • 自分や親族の気持ちの整理が付いた後

物件を退去する前

物件の退去期限は遺品整理を実施するタイミングの一つの目安となります。
すでに退去連絡をし、退去日が決まっている場合は一日でも早く遺品整理を行うようにしましょう。
残った遺品・不用品の量を見積もり、あらかじめスケジュールを立てたうえで実施すると退去日ギリギリまで遺品整理を行うことがなくなります。

また、どうしても退去日までに遺品整理や清掃が終わらなさそうな時は、遺品整理業者に作業を依頼するのもおすすめです。
作業が進んでいれば通常より安く依頼できる可能性もあります。

ただし、急いでいる場合でも契約前の見積もりは欠かせません。
悪質業者は「早く遺品整理を終わらせたい!」と焦っている人たちの気持ちを巧みに操り、高額な費用で契約させようとしてきます。
業者選定時は実績と口コミのチェックをしたうえで見積もり依頼をし、問題なく払える費用だと確認してから契約するのがおすすめです。

遺品整理に100万円かかる場合がある!高額請求を避ける業者選び

四十九日の法要前

四十九日の法要は親族が集まる数少ないタイミングになることが多いため、法要前に遺品整理を実施しておくと、スムーズに形見分けを行うことができます。

また、法要後に親族が一緒に遺品整理できるという場合は、協力して進めるのも良いでしょう。
親族数人と遺品整理を実施すれば作業負担を抑えられるうえに、保管予定だった遺品を誤って捨てるリスクも抑えられます

ただし、四十九日までは故人の魂がこの世に残ることから、遺品整理を実施しないという考えを持つ方も少なくありません。
四十九日前に遺品整理を実施する際は親族に連絡し、足並みを揃えておくと後のトラブルを回避しやすくなるでしょう。

自分や親族の気持ちの整理が付いた後

相続手続きや退去が差し迫っていないのであれば、自分や親族の気持ちの整理がついた後に少しずつ作業を進めるのも良いでしょう。

遺品整理自体はお葬式やお通夜、法要などと関連した儀式ではないため、基本的にどのタイミングで行っても問題ありません。
そのため、自分や親族が実施すべきと感じたタイミングまで待つのも決して悪いことではないのです。

故人の死と向き合えるようになったタイミングで遺品整理を行うほうが、しっかり故人を送り出せる人々もたくさんいます。
相続人や親族がたくさんいる場合は、各々の気持ちをしっかり話したうえで遺品整理のタイミングを決めると後悔しない選択が行いやすくなりますよ。

まとめ:自分で遺品整理をする時は入念な準備を忘れずに

自分で遺品整理を行う最大のメリットは「故人としっかり向き合えること」です。
一つひとつの遺品を手に取ることで絆を再確認したり、これまで知らなかった一面を知ったりと、故人の生き方を振り返る機会となります。

このような充実した遺品整理を実施するためには、入念な事前準備が欠かせません。
作業を円滑に進めるためのアイテムの用意や、後のトラブルを防ぐための親族間での話し合いなどを行い、後悔のない遺品整理が行えるようにしましょう。

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