便利屋サービス21コラム

2024.7.31

遺品整理の流れを専門家が解説!対応が良い業者を探すポイントも紹介

遺品整理は、故人が遺した物を整理する重要な作業です。
しかし、多くの人にとって遺品整理は初めての経験であることから、経験豊富な業者に依頼して遺品整理を進めようと考える方も少なくないでしょう。
そこで、この記事では遺品整理を業者に依頼した時の流れを詳しく解説することに加え、安心して遺品を任せられる優良業者の見つけ方もお伝えします。
最後までご覧いただければ、大切な方の思い出を整理する作業をスムーズに進められるようになるはずです。

遺品整理の依頼から契約までの流れ

依頼から契約までの流れは、遺品整理を業者に依頼するにあたって第一に理解しておくべきポイントです。
この過程を理解しておくことで、業者のレベルや信頼性を把握したうえで依頼することが可能となります。
依頼時にはこれから解説する一つひとつの過程をしっかりこなしてくれる業者を選び、作業面・金銭面でのトラブルを防止できるようにしましょう。

  • 業者を探して問い合わせる
  • スタッフによる現場調査と見積もり
  • 契約・発注

業者を探して問い合わせる

優良業者に遺品整理を依頼するための第一歩は「自分で業者を探して問い合わせること」から始まります。
電話やチラシで営業をしてきた業者は安全性が担保しづらいため、必ず「自分で探した業者」と接触することを重要視してください。
自分で探したいくつかの業者に電話かメールなどで連絡し、この時点で対応が丁寧かつ迅速な業者をピックアップして次のステップに進みましょう。

なお、「優良業者を見つけるための3ステップ」は記事の後半に記載しています。
悪質業者によるトラブルに巻き込まれないためには、業者リサーチが何よりも大切なのでぜひそちらも一緒にご覧ください。

スタッフによる現場調査と見積もり

業者への問い合わせ時に好印象を持った場合は、現場調査と見積もりの申し込みをして依頼時のイメージを膨らませていきましょう。
基本的には問い合わせの翌日か翌々日にはスタッフが現場に伺い、遺品の量や種類、お家の状態によって変わる作業難易度などをチェックしたうえで費用を算出してくれます。
現場調査・見積もりの際はできるだけ立ち会うようにし、スタッフの対応や専門知識の程度を直接確認すると、より安心して業者に依頼しやすくなります。
また、遺品の中で特に大切にしたいものや、逆に処分したいものがあれば、この段階でスタッフに伝えておくと良いでしょう。

見積もりは通常、現場調査の後すぐ、もしくは数日以内に提示してもらえます。
見積もり書には作業内容や料金の内訳が詳しく記載されているはずなので、どのような形で料金が発生するのか各項目を入念にチェックしておきましょう。

契約・発注

現場調査と見積もりが終わり、依頼したい業者を決めたらいよいよ契約の段階に進みます。
この段階では、作業内容や料金、日程などの詳細を最終確認し、正式な契約を結びます。

契約時には以下の点に注意し、業者との齟齬や不透明な部分がないか確認するようにしましょう。

項目 確認事項
作業内容 遺品の仕分け・不用品・処分・清掃など、どこまでの作業が料金に含まれているか
料金 見積もり時の金額と相違ないか、追加料金が発生する可能性はないか
作業日時 希望の日程で依頼できているか
キャンセル条件 キャンセル料はいつからどの程度発生するか
保証・保険 作業中の事故や破損に対する保証はあるか

もし契約内容に不明な点や気になる点があれば、必ず事前に確認・交渉しましょう。
たとえば、「この契約書にはトラックへの積み込み代金が含まれていないようですが、プラン料金とは別途なのですか?」といったように具体的に質問すれば詳細まで答えてくれます。
契約内容に納得できたら、署名・捺印をして契約完了です。
なお、万が一業者トラブルが発生した時のために、契約書は必ず保管しておきましょう。

契約が完了したら、いよいよ実際の作業日を迎えることになります。次の章では、作業当日の流れについて詳しく見ていきましょう。

作業が終了するまでの当日の流れ

遺品整理が行われる作業当日は、様々な作業が段階的に行われます。
基本的に全作業をスタッフに任せることはできますが、依頼側も過程を理解しておくことで、よりスムーズな遺品整理に繋がります

作業当日は、大きく分けて以下のような流れとなっています。

  1. 依頼者も含めた作業前のミーティング
  2. 室内や建物の保護作業
  3. 遺品・不用品の分別や梱包
  4. 搬出作業
  5. 作業後のお部屋清掃
  6. お支払い
  7. 業者によってはアフターフォローもあり

各段階で何が行われ、依頼者としてどのように関わるべきか、具体的に解説していきます。

依頼者も含めた作業前のミーティング

遺品整理の作業当日には、まず最初に作業前ミーティングが実施されます。
このミーティングに依頼者やその関係者も参加することで、あらためて注意事項や当日の流れを共有でき、トラブルの可能性を最小限に抑えやすくなります。

【ミーティング時に共有される内容】

  1. 作業の全体的な流れの確認
  2. 遺品の仕分け方法
  3. 特に慎重に扱うべき遺品の確認
  4. 作業中に注意する点
  5. 作業にかかるおおよその時間
  6. 依頼者の立ち会いが必要になる場面

遺品整理を依頼するにあたり、特に重要なのが遺品の取り扱いについてです。
保管したい遺品がある場合は作業前に別の場所に移すか、「本棚の箱には重要な書類が入っている」と具体的な指示をミーティング時点で伝えておきましょう。

作業前のミーティングは、作業全体の方向性を決めるのに欠かせません。
作業自体は行わなくてもミーティングには極力参加し、業者と齟齬がないか最終チェックを行うと、満足のいく遺品整理が実施しやすくなります。

室内や建物の保護作業

作業前のミーティングが終わったあとは、作業の規模にもよりますが室内や建物の保護作業を行います。
以下のように、引っ越しなどを行う時と同じような保護作業をすることで建物に傷や汚れをつけずに作業を進めることができます。

保護対象 保護方法 目的・効果
毛布や養生あてマットを敷く 重い家具を動かす際の傷や汚れを防ぐ
段ボールや緩衝材を貼り付ける 傷つきを防ぐ(特にドアの枠や角に注意)
ドア・ふすま 必要に応じて取り外す 衝突による破損を防ぐ
共用部分(マンション・アパート) 廊下、階段、エレベーターなどを保護 他の住人への配慮、共用部分の損傷防止

これらの他に、作業当日が雨天の場合は外に出す遺品や家具が濡れないよう、ビニールシートなどで覆う場合もあります。
退去時のトラブルや遺品の破損、修繕費用の発生を防ぐためにも、場所や遺品ごとに適切に保護してもらうようにしましょう。

遺品・不用品の分別や梱包

ミーティングや建物の保護が終わったら、作業の核心部分となる「遺品・不用品の分別や梱包」作業に移ります。
多くの業者は「このアルバムはどうしますか?」「この家具は処分しても良いですか?」と、依頼者に細かく確認を取りながら作業を進めてくれます。

分別し終えた遺品は必要に応じて梱包もしてくれるので、壊れやすい物や形見分けする物は段ボールや緩衝材で事前に梱包してもらい、後の作業を楽にしておきましょう。

搬出作業

遺品・不用品の分別と梱包が終わったら、続いて搬出作業に移ります。
搬出順序と搬出経路の再確認を行い、重量物の搬出、その他遺品・不用品の搬出といった流れで作業が進んでいきます。
2階以上の部屋に大きな家具・家電がある場合でも、「吊り下げ機」などを使って問題なく搬出してくれるので、必要であれば見積もりなどのタイミングでしっかり伝えておきましょう。

家のなかにあるすべての物を搬出する場合でも、プロの遺品整理業者なら1日から2日程度で作業を完了させてくれる場合がほとんどです。
遺品整理の全工程のなかでも特に負担となりやすい「搬出作業」ですが、業者に依頼すればあっという間に終了します。
体力に自信がない方や、作業負担を極力減らしたい方は業者への依頼を検討してみてください。

作業後のお部屋清掃

遺品整理業者には、作業後のお部屋清掃を依頼することも可能です。
作業後のお部屋を綺麗に掃除してもらうと、退去時の原状回復費を抑えられる、もしくは一切支払わずに済む可能性が高くなります。

原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも解説されていますが、以下のような汚れがある場合は清掃を依頼し、お部屋を綺麗にしてから退去準備を進めると出費を抑えやすくなるでしょう。

  • 「たばこのヤニによる臭い・汚れ」
  • 「結露を放置したことによるカビ・シミ」
  • 「水漏れを放置したことによる壁の腐食」

とはいえ、遺品整理後の清掃は、故人の最後の住まいを丁寧に綺麗にする特別な作業とも言えます。
「掃除だけは相続人や遺族で行いたい」という場合は、なかなか落ちない厄介な汚れの清掃のみ業者に依頼するのもおすすめです。

お支払い

全ての作業が完了したら、最後にお支払いとなります。
契約書に記載されている価格と実際の価格の違いや、不明な費用が追加されていないかなどをチェックしてから支払うようにしましょう。

なお、後払いや銀行振込、クレジットカード払いなどで依頼した場合は作業当日にお金の受け渡しは発生しません。
誤って現金を渡さないよう注意してください。

業者によってはアフターフォローもあり

業者によっては、遺品整理をさらに楽にするアフターフォローを実施していることもあります。
代表的なアフターフォローの例として挙げられるのが、「遺品の供養」や「遺品の配送」です。
通常、これらの作業は遺品整理後に別の業者や、お寺などに依頼しないと行えません。

しかし、遺品整理に対応する業者のなかには形見分けの際に便利な配送サービスや、遺品の供養などに対応している場合があります。
別々の業者などに依頼する必要がある作業を一つの業者に依頼できるため、高齢の方や多忙な方が問い合わせや移動の負担を減らすのに便利です。

遺品整理を業者に依頼した際の料金はどうやって決まる?

遺品整理を業者に依頼する際、多くの方が気になるのが料金ではないでしょうか。
遺品整理の料金は一律ではなく、様々な要因によって決定されます。

これらの要因が料金にどう影響するか理解することで、業者の見積もりが妥当なのか判断したり、相場より高く依頼できるか、安く依頼できるかなどを予測したりしやすくなります。
遺品整理の依頼料金が決まる3つの要因について解説するので、予算を組む際などにお役立てください。

  • 基本料金は部屋の間取り数で決まる
  • 遺品・不用品の量によって料金が変動する
  • 作業難易度が高いと料金も高くなる

基本料金は部屋の間取り数で決まる

遺品整理業者の基本料金は、主に部屋の間取り数によって決まります。
たとえば、1Kのアパートと3LDKの一軒家では間取り数が大きく異なることから、基本料金にも大きな差が生まれます。
これは、作業面積や時間、必要な人員が異なるためです。
遺品の量が同じでも、1Kや1DKなどの小さな間取りでは数万円程度、一方3LDKなどの大きな間取りでは数十万円ほどかかることが少なくありません。
実際に必要となる料金を知りたい場合は、業者の無料相談見積もりなどを使用して事前に費用感を把握しておくと良いでしょう。

遺品・不用品の量や種類によって料金が変動する

遺品整理の料金は、遺品や不用品の量や種類によっても大きく変動します。
部屋に残された物の量が多ければ多いほど、作業時間や処分にかかる費用が増えるため、料金も高くなるのです。
また、大型家具・家電や粗大ゴミを処分する際には、外への搬出料金や回収料金が追加されることも少なくありません。

作業難易度が高いと料金も高くなる

遺品整理の作業難易度も料金に影響を与える要素です。
たとえば、エレベーターのない高層階での作業や、階段や廊下が狭い場合は、作業効率が落ちるため料金が高くなります。
また、長期間放置された部屋や害虫が発生している環境での作業は、害虫駆除や特殊清掃も必要になることで料金が高くなりかねません。

【作業難易度を高めることの一例】

  • 大きな家具・家電の搬出
  • 吊り下げ機を利用した2階以上からの搬出
  • 駐車場が遠く搬出負担が大きい
  • 特殊清掃・害虫駆除が必要
  • 整理する遺品の量が多い

ただし、廊下などが不用品によって狭くなっている場合は、事前に片付けておくと依頼費が安くなる可能性があります。
スタッフが通る導線の確保によって作業がしやすくなり、通常より人件費が抑えられる可能性があるため、余裕がある場合は依頼前に整理しておくのもおすすめです。

3ステップでOK!遺品整理を頼める優良業者の見つけ方

信頼できる遺品整理業者を見つけるのは、その後のトラブルを防ぐための大切な作業です。
ここでは、優良業者を見つけるための3つのステップを紹介するので、良い業者に依頼するための参考にしてみてください。

  • ステップ1:「遺品整理」+「地域名」などで検索する
  • ステップ2:口コミで実態をチェックする
  • ステップ3:3社ほどピックアップする

ステップ1:「遺品整理」+「地域名」などで検索する

優良な遺品整理業者を見つけるための第一歩は、インターネット検索です。
「遺品整理」という言葉に、自分の住んでいる地域名を加えて検索しましょう。
たとえば、「遺品整理 東京」や「遺品整理 横浜」のように検索すると、地域に密着した業者を見つけやすくなります。
地域名以外にも、「安い」「丁寧」「評判」などのキーワードを追加すると、より具体的な条件に合う業者を見つけられます
最初の段階では、お住まいの地域に対応した業者の情報をできるだけ多く収集し、サービス内容やおおよその依頼料金を知ることが重要です。
ホームページの有無や内容の充実度にも注目しながら、業者探しを行ってみてください。

ステップ2:口コミで実態をチェックする

ステップ2では、口コミをチェックして業者の実態を確認しましょう。
「Googleクチコミ」や業者サイトに掲載されている口コミを確認することで、これまで実際に利用した人の感想を通して業者の対応力や料金体系の真偽がチェックできます。
良い評価だけでなく悪い評価にも注目しながら、対応の丁寧さ、料金の透明性、作業の質などを見ると業者の姿が見えてきます
なお、同じタイミングで大量の口コミが投稿されていると業者側の自作自演の可能性があります。
「誰が投稿した口コミなのか?」という視点を忘れず、できるだけ最新の評判を把握することが大切です。

便利屋サービス21のGoogleクチコミは星4.7の高評価!
困り果てて色々なサイトから辿りつきました。LINEから相談しお電話で相談した際とても親身に聞いて下さいました。依頼する際の事務所での応対も親身でした。月々少額の分割払いに対応しており、翌日の朝から作業可能で本当に助かりました。】引用:Googleクチコミ

急ぎの依頼だったのですが、すぐに対応していただいて、時間もこちらの希望通りにして頂きました。作業中は会話もしつつ、不要なものか必要なものかの確認をしっかりして頂いたので捨てたくないものがゴミと一緒になることがなかったので良かったです。とても親切に対応していただきありがとうございました。】引用:Googleクチコミ

ステップ3:3社ほどピックアップする

口コミが高評価かつ、予算内で依頼できそうな遺品整理業者を3社程度ピックアップします。
より細かな部分まで比較するには、この程度の業者数に抑えておくのがおすすめです。
また、相談・見積もりが無料で、問い合わせ方法が簡単な業者を選ぶと見積もり作業がもっと楽になります。
相見積もりで自分のニーズに最も合致する業者を見極め、後悔しない遺品整理が実施できそうな業者に依頼するようにしましょう。

【業者をピックアップする際に見ておきたいポイント】

  1. 料金プランが詳細まで掲載されている
  2. 対応可能な地域
  3. 依頼から対応までの時間
  4. 過去の実績

依頼を避けるべき業者の3つの特徴

遺品整理を依頼する際、避けるべき業者の特徴を知っておくことは非常に重要です。
ここでは、注意が必要な業者の3つの特徴を紹介します。

  • 特徴1:ホームページがなくチラシでしか実態がわからない
  • 特徴2:ホームページはあっても詳細が記載されていない
  • 特徴3:スタッフの対応に違和感がある

特徴1:ホームページがなくチラシでしか実態がわからない

ホームページを持たず、チラシのみで営業をしている業者には注意が必要です。
チラシだけでは、会社の詳細な情報、サービス内容、料金体系などを十分に把握することができません。
また、最新の口コミなどで情報収集できないことや、過去の実績をチェックできないのも業者比較を困難にします
実態がわからない業者に依頼すると高額な料金を請求されたり、不法投棄に加担したりする可能性があるため避けるようにしましょう。

特徴2:ホームページはあっても詳細が記載されていない

ホームページは存在するものの、その内容が不十分な業者にも注意が必要です。
具体的には、会社概要、サービス内容、料金体系、対応エリアなどの基本的な情報が明確に記載されていない場合です。
また、スタッフの情報や作業の流れ、過去の実績などの詳細情報が不足していると、業者の信頼性や専門性を判断することが難しくなります。
このような業者は、後々のトラブルや予期せぬ追加料金の発生リスクが高いため、依頼を避けるべきでしょう。

特徴3:スタッフの対応に違和感がある

遺品整理業者を選ぶ際、スタッフの対応は業者の質を図るための重要な判断材料です。
電話やメールでの問い合わせに対する返答が遅い、あるいは丁寧さに欠ける場合は現場での対応レベルも低い可能性があります。
また、質問に対する回答が曖昧だったり、不必要なサービスの勧誘をしつこくしてきたりする業者も避けましょう
本来、遺品整理は故人への敬意と遺族への配慮が必要な繊細な作業です。
そんな遺品整理を請け負う業者として、問い合わせの時点で依頼者に不信感を与えてしまうのは信用に値しません。

遺品整理は自分でやれる?自力で頑張るメリット・デメリット

遺品整理を自分で行うか、業者に依頼するかは多くの人が悩むポイントです。
「自力で遺品整理したほうが故人の供養になる気もするし・・・。」と考える方もいるでしょう。
ここでは遺品整理を自力で頑張るメリットを紹介するので、お悩みの方はご一読ください。

  • メリット1:一つひとつの遺品とより向き合いやすい
  • メリット2:依頼するお金がかからない
  • デメリット1:慣れない作業で時間がかかる
  • デメリット2:怪我や親族間の揉め事といったトラブルが起きやすい

メリット1:一つひとつの遺品とより向き合いやすい

自分で遺品整理を行うことの大きなメリットは、故人の遺品一つひとつとじっくり向き合える点です。
業者に依頼すると効率的に作業が進む反面、思い出の品を見落としてしまいかねません。
しかし、自分で整理することで、それぞれの品に込められた思い出や意味を丁寧に振り返ることが可能です。
また、古いアルバムを見ながら故人との思い出を懐かしんだり、使い込まれた日用品から故人の生活ぶりを偲んだりすることもできます。
遺品を通して故人を想うことが、別れを受け入れるための心の整理に繋がることもあるため、業者に依頼するか決める際はこの点に注意しましょう。

メリット2:依頼するお金がかからない

遺品整理を自分で行うもう一つの大きなメリットは、業者への依頼費用がかからない点です。
遺品整理業者に依頼すると、部屋の広さや遺品の量によっては数十万円の費用がかかることもあります。
しかし、自分で遺品整理を行えば費用の節約が可能となり、特に経済的な余裕がない場合には大きな利点となります。
もちろん、自力で遺品整理をしても粗大ごみの処分費用や、必要に応じてレンタカーやトラックの費用などは発生する可能性がありますが、業者に依頼するよりは大幅に費用を抑えられるでしょう。

デメリット1:慣れない作業で時間がかかる

遺品整理を自分で行う際の大きなデメリットの一つは、作業に時間がかかることです。
遺品整理は単なる片付けではなく、物の仕分けや処分、各書類の確認など、普段の生活ではなかなか経験しない作業を行う必要があります。
これらの作業に慣れていない場合、一つひとつの判断に時間がかかり、全体の作業が長引きがちです。
各種手続きや大量の遺品の整理、大型家具・家電の搬出などを仕事や家事と並行して行う場合は作業が長期化し、心身の負担にもなりかねません

デメリット2:怪我や親族間の揉め事といったトラブルが起きやすい

自分で遺品整理を行う際のもう一つの重要なデメリットは、様々なトラブルのリスクが高まることです。
まず、重い家具や家電の移動時に腰を痛めたり、刃物や割れ物の取り扱いで怪我をしたりする可能性があります。
特に、高齢者が作業を行う場合はこのリスクが高くなります。
また、親族間で遺品を分配する際に意見が割れ、揉め事に発展するケースも少なくありません
こういったトラブルは、単に遺品整理の進行を遅らせるだけでなく、将来的な親族関係にもひびを入れてしまいかねません。

まとめ:遺品整理は流れを意識して実施するとスムーズに終えられる

遺品整理は、故人への敬意や遺族の気持ちを大切にしながら進めるべき作業です。
決して容易ではないため、遺品整理の一般的な流れを意識して行わないと保管するつもりだった物を処分してしまったり、親族とのトラブルに繋がったりする恐れがあります。
十分な時間を避けなかったり、体力的な自信がなかったりする場合は、業者に依頼してスムーズに遺品整理を終えるのも良いでしょう。
ただし、遺品整理は決して上手に行う必要はありません。
各種手続きや形見分けなどは期限や親族との関係性に配慮することが重要ですが、一番大切なのは故人を偲び、しっかり送り出すことです。
遺品整理を通してその人の人生を振り返ったり、感謝の気持ちを新たに持つだけでも、遺品整理を行う意味は十分と言えるでしょう。
形式に囚われすぎるより、納得のいく遺品整理を行う方法を探すことを大切にし、後悔しないようにしてください。

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