タワーマンション（タワマン）といえば、高級マンションの代名詞ですよね。お金持ちが住んでいるというイメージがありますが、タワーマンションでもゴミ屋敷になってしまうことは珍しくありません。今回はタワーマンションならではの、ゴミ屋敷になりやすい理由についてご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

タワーマンションはこんなに便利！

タワーマンションは高層階に住む人もゴミ出しに困らないような仕組みがあります。ここではタワーマンションについてと、ゴミ出しを便利にする設備をご紹介します。

タワーマンションって何階建てから？

タワーマンションに明確な定義はありません。ただし、一般的には20階以上で、高さが60mを超えるものを指すようです。中には100m以上の高さがあるマンションもあり、その場合は火災などで消防車のハシゴが届きません。そのため、屋上にヘリポートを設置するなど様々な防災対策を取ったうえで、国土交通大臣の認定を受けています。

便利な設備①24時間利用可能なゴミステーション

片付けという点から見て、新しいタワーマンションの優れている点として挙げられるのが、24時間利用可能なゴミステーションが各階にあることです。40階50階といったところからゴミの袋を持ってエレベーターを乗り降りするのは非常に大変なことですから、これは非常に便利な設備と言えます。

通常はその地区に合った分別用のボックスなどが置かれ、臭いなどが漏れないようにしっかりと換気もされています。1フロアに何世帯入居しているかによって、1日に1回から数回、マンションの清掃担当者が専用のエレベーターを使って外に搬出しています。タワーマンションは一般のマンションに比べて管理費も高めに設定されていますので、住んでいる人から苦情が出ないように管理されていることがほとんどです。

便利な設備②ディスポーザー（生ゴミ処理機）

もうひとつの便利な設備はディスポーザーです。タワーマンションだけでなく、低層階のマンションにも設けられていることがありますが、生ゴミをその場で捨てることができるため、見た目も良く夏場などは臭いも出ないので非常に便利です。

ディスポーザーは1回で三角コーナー約1杯分の生ゴミを処理することができます。水と一緒に生ゴミを入れて、生ゴミを細かく粉砕してから下水道に流す（敷地内の処理槽できれいにする場合もあり）という仕組みになっています。

タワーマンションがゴミ屋敷になる理由

便利な設備があるのに、ゴミ屋敷になってしまうなんて変だなぁと思う人もいるかもしれません。しかし、タワーマンションは高層で部屋数が多いことから、ゴミ屋敷になりやすい特別な理由があります。

ゴミステーションが遠い

ひとつの階にたくさんの部屋がある場合、物理的にゴミステーションが遠くなってしまう場所ができてしまいます。歩いて10分もかかるようなことはないですが、大きなゴミ袋や重い新聞や雑誌を束ねたものは持っていくのが面倒だと感じることはあるでしょう。

また、タワーマンションでも共用廊下が外気と接する場合が多いので、暑い時期や寒い時期などにはおっくうに感じてしまう場合も少なくありません。マンションの共用廊下はコの字型の内側や中央の吹き抜け側に設置されていることが多くなっています（これをコア型といいます）。コア型も内廊下のひとつですが、ホテルのような完全な内廊下ではないので、時期や天気によっては「また今度にしよう」となりがちなのです。

各階にゴミステーションがない

新しいマンションには各階にゴミステーションが設けられていますが、中にはマンション全体のゴミ置き場が敷地内に設けられている場合もあります。この場合、高層階に住んでいる人は大きなゴミ袋や重い新聞や雑誌の束を持ってエレベーターで1階まで降りなければなりません。また、出勤時間などはエレベーターが非常に混雑しますから、生ゴミの袋などを持って乗るのは申し訳ないと考えてしまう人もいるのではないでしょうか。

また、ゴミステーションがそれなりに大きくても、誰かが大量にゴミを出してしまうと他の人が出せずに苦情が出ることがあります。分譲マンションでは共用部分の修繕や新たな設備の増築をする場合、一定以上の住人の合意がないと実行することが難しいため、ゴミ出しにも注意が必要になることもあるようです。

買い物を通販で済ませてしまう

タワーマンションの中にはコンシェルジュ（フロント）があることが多く、クリーニングの取次や宅配の発送などを行ってくれます。また、ジムやカフェなどの設備も整い、マンションから出なくても人によっては生活することができてしまうのです。そうなると、買い物をするのも通販を利用することが多くなり、段ボールや梱包材などがどんどんたまって行くことになります。こまめにゴミステーションに持って行かないと、あっという間に山積みになってしまうでしょう。

送料がかかる場合は、無料になる金額（5,000円以上で送料無料など）になるように、ストックなどを多めに買ってしまうこともあるでしょう。家の中に何があるかきちんと把握しておかないと、同じものをいくつもため込む羽目になり、賞味期限切れの食品などが大量にできてしまう可能性が高くなります。

自力でのゴミ屋敷解消が難しければ便利屋サービス21へ

タワーマンションと言っても、住んでいる人がみんな家政婦を雇っているわけではありません。上記のような理由以外にも、忙しかったり体調が悪かったりして「いつの間にかゴミ屋敷になってしまった」ということも考えられます。もし、自力で片付けることが難しい場合は、便利屋サービス21にご依頼ください。

便利屋サービス21では、ゴミ屋敷の片付けを行っています。不用品の回収や粗大ゴミの処分だけでなく、ハウスクリーニングなどもお受けしておりますので、まずはお気軽にご相談ください。年中無休・24時間対応で、依頼当日の作業も可能です。

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