「汚部屋にゴキブリがいそうで怖くて、掃除ができない」
「ゴキブリを一度部屋で見かけてから、落ち着いて家で過ごせない」
ハッキリいうと、汚部屋にゴキブリが住んでいる可能性は非常に高く、仮に見かけていないとしてもラッキーなだけです。
ゴキブリがいる部屋の掃除が怖いのも理解できますが、そのままではあなたの家はゴキブリの巣になってしまうかも…。
この記事では、汚部屋のゴキブリを放置するリスクとゴキブリがいるかどうか確かめる方法、自力で駆除と掃除をする方法を紹介します。
後半ではゴキブリを寄せ付けないおすすめグッズ、ゴキブリが怖くて掃除ができない方向けの対処法も紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
汚部屋のゴキブリを放置するリスク
そもそも汚部屋であるだけでも衛生上の問題がありますが、ゴキブリがいればなおさらです。
具体的にゴキブリを放置するとどんなことが起きるのかを説明します。
- ゴキブリの細菌汚染による健康被害
- 近隣トラブル
- 管理義務違反による退去勧告
- 多額の原状回復費用
- ゴキブリが怖くて部屋に住めない・寝れない
ゴキブリの細菌汚染による健康被害
ゴキブリは下水道やゴミ捨て場など、さまざまな場所を歩き回るため、体表に雑菌が付着しています。
その状態で部屋の中を走り回れば、雑菌で部屋の中にあるものが汚染するのは避けられません。
あとで食べようと置いておいた食べ物にゴキブリが接触し、そのまま食べたらと思うとゾッとしませんか?
人間に有害な細菌を食べてしまえば、食中毒や細菌感染を起こすリスクもあるでしょう。
近隣トラブル
汚部屋でゴキブリが大量発生したことが原因で、近隣トラブルに発展するリスクもあります。
あなたの部屋がゴキブリの巣となり、隣家へゴキブリが移動して被害を及ぼすことがあるためです。
隣の家の人が「隣の家からゴキブリが湧いてきている」と管理会社へ報告し、原因があなたの家だと特定されればあなたが責任を負わなければならなくなるかもしれません。
仮に管理会社へ通報されなくても、隣人が怒鳴り込んできて怖い思いをする可能性はあります。
管理義務違反による退去勧告
あなたが賃貸に住んでいる場合、賃貸借契約に基づきその家をきちんと清掃して管理する義務があります。
あくまでその部屋は一時的に借りているものであり、借主には善管注意義務があるためです。
部屋を汚部屋にしてゴキブリを大量発生させ、駆除もしていないとなると、この善管注意義務に違反している可能性があります。
万が一管理会社によりあなたが善管注意義務違反だと判断されれば、その部屋を退去させられるかもしれません。
多額の原状回復費用
汚部屋はそもそも掃除が行き届いておらず、換気もされていないため通常の家より劣化が早いです。
さらに物件にゴキブリが大量発生すると壁の裏などに巣を作るため、退去時に特殊な駆除作業が必要となります。
ゴキブリの大量発生があなたの汚部屋へあると判断されれば、居住者の過失として原状回復費用にゴキブリの駆除費用が上乗せになるかもしれません。
ゴキブリの駆除費用は業者によりますが、数万円〜10万円以上かかる可能性があるため、それだけ原状回復費用が高くなります。
ゴキブリが怖くて部屋に住めない・寝れない
ゴキブリは不衛生なだけでなく、見た人へ不快感を与える不快外注です。
そのため、部屋にゴキブリを見つけたら怖くて住めなくなったり、夜落ち着いて眠れなくなる人もいます。
汚部屋へ住んでおり、ゴキブリが出たことが原因でネカフェ暮らしをする方も実際にいるのです。
あなたも早めにゴキブリに対処しなければ、部屋で落ち着いて暮らせなくなるかも知れません。
汚部屋には必ずゴキブリがいる?見かけない理由も解説
「私の家にはゴキブリはいないけど」と思う方もいるでしょう。
しかし、あなたが東北以南に住んでいるならほぼゴキブリが家の周りにいると思って間違いありません。
どうして汚部屋でもゴキブリを見かけないのかを説明します。
- 日本の気温の低い地域以外にはほぼゴキブリがいる
- 高層階や建物の構造でゴキブリが侵入しないケースもある
- 部屋が汚すぎてゴキブリが見えていない可能性もある
日本の気温の低い地域以外にはほぼゴキブリがいる
日本には北海道以外にはほぼゴキブリが生息していると言われています。
ゴキブリは非常に生命力が強く、どのような環境にも適応できるためです。
ただし、気温が20度を下回ると著しく活動が鈍るため、気温が低い地域ではあまり見かけません。
あなたが平均気温が低い地域に住んでいない場合は、汚部屋かどうかに関係なくゴキブリに遭遇する可能性はあります。
高層階や建物の構造でゴキブリが侵入しないケースもある
ゴキブリは高層階やコンクリート造の新しい物件では、あまり見かけません。
ゴキブリは上から下へ滑空(羽を使って滑り降りる)はできますが、低いところから上へは飛べず、高層階へ侵入できないためです。
ただし、最近はエレベーターを使って侵入するケースもあるため、絶対にいないとは思わないでください。
また、ゴキブリは下水道や数ミリの隙間から家屋へ侵入しますが、コンクリート造の建物は隙間が少なく、また下水道などの侵入対策もされているため、あまり見かけないことが多いです。
部屋が汚すぎてゴキブリが見えていない可能性もある
そこかしこに物が散乱しており、単純にゴキブリが見えていない可能性も否定できません。
ゴキブリは昼間は家具や物の隙間に身を潜めており、夜間に活動します。
汚部屋はゴキブリにとって隠れる場所が非常に多く、人間に見つからない隠れ場所として最適です。
あなたの部屋にゴキブリがいないわけではなく、ただ見えていない可能性がある点にも注意しましょう。
汚部屋にゴキブリがいるか確かめる方法
自分の部屋にゴキブリがいるか確かめるには、以下5つの方法があります。
どれか1つ試してみて、ゴキブリがいるかどうか見極めてみましょう。
「確かめるのも怖い!」と思う方は自力で出来る!ゴキブリがいる部屋の片付け方までジャンプして、部屋の片付けから始めましょう。
- 家具や家電の裏などを探す
- 夜間に照明を消して出てくるか目視する
- 毒餌を置いて死骸を探す
- ゴキブリのフンや卵があるか探す
- バターとコップを使った罠を仕掛けてみる
家具や家電の裏などを探す
ゴキブリは基本的に隙間に潜んでいるので、家具や家電の裏などを探してみましょう。
懐中電灯で家具や家電の隙間を照らすと、目視でゴキブリが確認できます。
ただし、これはゴキブリを目視しなければならない上、ゴキブリがこっちに向かって走ってくる可能性もある方法です。
虫が苦手な人は、ゴキブリが比較的平気な友達に頼んでチェックしてもらってください。
夜間に照明を消して出てくるか目視する
1つ目の方法は、ゴキブリに深夜だと錯覚させて誘き出す方法です。
まず部屋の照明を真っ暗にして、ゴキブリが動くのを待ちます。
どこかで「カサカサ」と音がしたら、そちらの方向を懐中電灯などで照らしてみましょう。
ゴキブリが目視で確認できれば、汚部屋にゴキブリがいることが確定します。
生きているゴキブリを見るのも無理という方は、次の項目から紹介するゴキブリを直接見ずに、部屋にいるか確かめる方法を試してください。
毒餌を置いて死骸を探す
2つ目の方法は、ポピュラーな毒餌を使う方法です。
ドラッグストアでコンバットなどの毒餌を買ってきて設置し、しばらくしてから死骸を探します。
ゴキブリがその部屋にいれば、毒餌を食べてどこかで死んでいるはずです。
ただし、毒餌の効果は緩やかなので食べてすぐに死ぬわけではありません。
部屋の外に出て死ぬケースもあるので、死骸が見つからなくても油断は禁物です。
ゴキブリのフンや卵があるか探す
汚部屋の隅や台所付近をチェックし、ゴキブリのフンや卵を探しましょう。
フンや卵があれば、ゴキブリが部屋を拠点にしていることが確定します。
ゴキブリのフンは黒か茶褐色の小さな粒で、部屋の隅などに点々と転がっているはずです。
また、ゴキブリの卵は小豆や米粒のような形状で、色は小豆色または茶褐色のものが多いです。
なお、ゴキブリのフンには集合フェロモン(ゴキブリが仲間を呼び寄せるフェロモン)が含まれているので、見つけ次第綺麗に清掃しましょう。
また、ゴキブリの卵を見つけたらビニール手袋をはめた状態で潰し、それからトイレへ流してください。
ゴキブリの卵は硬い殻に覆われており、そのまま放置する孵化してしまいます。
プチッという手応えがあるまで潰してからトイレに流しましょう。
バターとコップを使った罠を仕掛けてみる
手作りでゴキブリの罠を作る方法もあります。
透明のコップを用意し、内側にバターを多めに塗って中に餌を入れておくと、簡単にゴキブリを捕獲できます。
乾いたコップだとゴキブリはコップの側面を登って外へ出られますが、バターがたっぷり塗ってあると滑ってしまい、外へ出られません。
ただしこの方法は、ゴキブリを生捕りにするので虫が苦手な人にはハードルが高いです。
虫が苦手な方はゴキブリホイホイを利用しましょう。
ゴキブリホイホイもゴキブリを生け捕りにするための罠ですが、いるのを確認した後はそのまま燃えるゴミなどへ捨てられるので、虫が苦手な方も恐怖感を軽減できると思います。
汚部屋のゴキブリ対策は駆除と掃除が第一
この記事を読んでいるあなたは、ゴキブリが好きではない(むしろ大嫌い)なはずです。
不快なゴキブリに2度と出会いたくないなら、以下の方法でゴキブリを駆除して、綺麗なお部屋を保ちましょう。
- まず部屋にいるゴキブリを駆除する
- 汚部屋を徹底的に掃除する
- ゴキブリの忌避剤や侵入対策をする
- 綺麗な部屋をキープし続ける
まず部屋にいるゴキブリを駆除する
一番最初のステップでは、今汚部屋に生息しているゴキブリを駆除しましょう。
ゴキブリは非常に生命力が高いので、1匹見かければ他に30匹程度は生息している可能性が高いです。
徹底的にゴキブリを駆除しなければ、1匹駆除してもまた次のゴキブリが現れます。
自分でゴキブリ駆除が難しい場合は、害虫駆除業者を呼んで殺虫処理をしてもらいましょう。
汚部屋を徹底的に掃除する
次に取り掛かるべきは、汚部屋の徹底的な掃除です。
ゴキブリは綺麗な部屋と汚い部屋があれば、当然ながら餌が豊富な汚い部屋に住み着きます。
餌も隠れる場所も多く、湿気が多い部屋はゴキブリにとって最適な環境だからです。
ゴキブリを駆除しても汚部屋のままなら、またゴキブリが新たに侵入してくるでしょう。
ゴキブリを発生させない部屋作りの方法も後半で説明しますので、そちらを参考に清掃してください。
ゴキブリの忌避剤や侵入対策をする
部屋の掃除が終わったら、次はゴキブリを部屋に入れない対策をしましょう。
室内にゴキブリが出る原因のほとんどは、外部からの侵入です。
ゴキブリが入ってくる場所にネットを被せたり、忌避剤を巻いておくことでゴキブリが入ってこない環境を作りましょう。
綺麗な部屋をキープし続ける
ゴキブリの忌避剤を撒いたからといって、部屋が汚ければゴキブリが再発生します。
2度とゴキブリを見たくないなら、お部屋を綺麗にし続けなければなりません。
こまめな掃除、生ゴミを部屋に置かない工夫をするなど、毎日の片付けと清掃によってゴキブリを寄せ付けないようにしましょう。
自力で出来る!ゴキブリがいる汚部屋の片付け方
ゴキブリがいる汚部屋を自力で片付けるステップを紹介します。
虫が大嫌いで死骸を見るのも無理な方向けにハードルを下げているので、ぜひ手順通りに実行してください。
- ゴキブリ駆除ができる友達と片付けの日程を決める
- くん煙剤を使って部屋にいるゴキブリを駆除する
- ゴキブリの死骸を友達に処分してもらう
- 部屋にあるゴミをひたすら捨てていく
- 粗大ゴミの回収予約をして収集所へ出す
- ゴミがなくなった後の部屋を掃除する
- 衣類や皿類を洗浄して消毒する
- 収納へ物を戻す
ゴキブリ駆除ができる友達と片付けの日程を決める
まずゴキブリが平気(駆除できる)友達を招集し、片付けを手伝ってもらえるか確認してください。
ゴキブリが平気であっても害虫は不快なもの。
ご飯を奢る、多少のお金を払うなどして手伝ってもらうと良いでしょう。
友達がゴキブリ駆除を了承してくれたら、都合の良い日を聞いて片付けのスケジュールを組みます。
くん煙剤を使って部屋にいるゴキブリを駆除する
まず、くん煙剤を部屋に置いて成虫のゴキブリを駆除しましょう。
くん煙剤の種類によっては、火災報知器が作動するためその場合はラップやビニールで火災報知器を覆っておいてください。
くん煙剤を作動させている間は外に出て、しばらく経ってから部屋へ戻りましょう。
ゴキブリの死骸を友達に処分してもらう
部屋へ戻ったら友達に室内を確認してもらい、ゴキブリの死骸を処分してもらいます。
ゴキブリの死骸は細菌が付着しており不潔なので、トングなどで拾ってビニール袋へ入れてもらってください。
なお、ゴキブリの成虫はくん煙剤で駆除できますが、卵は死にません。
卵殻という硬い殻が、卵の中身を守っているからです。
そのため、ゴキブリの卵を見つけたらビニール手袋を被ったまま潰し、トイレへ流して捨ててください。
部屋にあるゴミをひたすら捨てていく
ゴキブリの死骸を処分し終わったら、部屋にあるゴミをひたすら捨てましょう。
ゴキブリは生ゴミや食べ残しのニオイを嗅ぎつけて侵入してくるため、優先的に食べ物系のゴミを捨ててください。
一通りゴミをゴミ袋へ入れて、収集場所へ持っていけば、かなり部屋が綺麗になっているはずです。
粗大ゴミの回収予約をして収集所へ出す
家に不要な家具や家電など、家庭ゴミとして回収できないものがある場合は、この機会に粗大ゴミとして捨てましょう。
自治体によって細かな手順は異なりますが、粗大ゴミの回収には予約が必要です。
捨てる家具や家電を決めたら回収センターへ電話し、回収の日程を決めましょう。
その際に物品の内容を伝えると「何円のゴミ回収シールを買ってください」と指示がもらえます。
回収日までにコンビニなどで回収シールを購入し、捨てるものに貼り付けて当日の朝に収集場所へ出してください。
なお、賃貸マンションでゴミ収集場所が設けられている場合は、回収日の前でも粗大ゴミを置かせてもらえる場合があります。
管理人さんや管理会社に確認し、OKが出たら事前に粗大ゴミを出しておくと良いでしょう。
ゴミがなくなった後の部屋を掃除する
部屋からゴミを運び出したら、徹底的に掃除をしましょう。
基本的にゴキブリが家にいた場合は、全てのものが細菌で汚染されていると思ってください。
天井から埃を払い落として掃除機をかけて、その後は壁や床を洗剤で拭きましょう。
壁や天井の掃除には、柄の長いクイックルワイパーが便利です。
クイックルワイパーに雑巾を取り付けると、高い壁や天井付近まで綺麗に掃除できます。
また、収納棚やクローゼットの中も汚染されていないとは限りません。
洗剤を使って徹底的に拭いておきましょう。
衣類や皿類を洗浄して消毒する
衣類や皿類は除菌作用がある洗剤でしっかり洗い、乾かしましょう。
ゴキブリがその上を歩き回り、汚染されている可能性が高いです。
筆者は汚部屋を掃除した際に、衣類はコインランドリーへ持っていって洗浄し、熱風乾燥で徹底的に除菌しました。
皿類は一度洗剤で洗って、その上でアルコールスプレーなどをかけて拭き上げると安心です。
収納へ物を戻す
次は衣類や皿などを収納へ戻しましょう。
汚部屋に戻らないように、整理しやすいように整頓してください。
よく使うマグカップやお皿は手前に、使用頻度の低い来客用の皿などは奥にしまうのが整頓のコツです。
また、衣類をしまう場合も同様に、一軍の服は畳まずクローゼットにかける、二軍以下の服も畳んで使用頻度の高いものを手前に収納すると取り出しやすいです。
2度とゴキブリを発生させない部屋作りのヒント
「汚部屋を掃除してゴキブリも駆除したからもう安心」と思うのは早いです。
ゴキブリは正直その辺にいるので、管理を怠るとまた侵入してくる可能性があります。
2度とゴキブリが出ないようにするためのヒントを5つ紹介するので、参考にしてください。
- ヒント1.狭い隙間を作らないようにし毎日掃除する
- ヒント2.冬場に家中の窓を開けて20分以上換気する
- ヒント3.ゴキブリの侵入対策をする
- ヒント4.段ボールを家にため込まない
- ヒント5.生ゴミやビールの空き缶などゴキブリが好むものを放置しない
ヒント1.狭い隙間を作らないようにし毎日掃除する
ゴキブリは5〜13ミリ程度の、狭い隙間を好んで生息するといわれています。
狭い方が身を隠しやすく、また外敵に襲われる可能性も低いためです。
ゴキブリを発生させないためには、ゴキブリにとって居心地の悪い空間を作りましょう。
そのためには、家具や家電を置く際になるべく隙間を開けるのがおすすめです。
広い隙間をゴキブリは好まないので、隠れる場所がないと判断すればその家には棲みつかず、快適な環境を求めてよその家へ行ってくれます。
ヒント2.冬場に家中の窓を開けて20分以上換気する
冬は家中の窓を開けて、20分以上換気して空気を入れ替えましょう。
家の気温を外気と同程度にすれば、卵を死滅させてゴキブリを追い出すことができます。
ゴキブリは非常に賢いため、卵が死滅したのを見ると「ここは安全ではない」と判断し、巣を移動させるそうです。
筆者はこの方法を友達から聞き、冬には頻繁に換気をしています。
そのおかげかこの数年は一度も家でゴキブリを見たことがありません。
ヒント3.ゴキブリの侵入対策をする
ゴキブリが家に出る理由は自然発生ではなく、外からの侵入です。
人と一緒に入ってきたり、エアコンのドレーンホースをつたって室内へ入ってきます。
まず玄関やベランダから出入りする際は、周囲にゴキブリがいないかなどを確認しましょう。
また、意外と盲点なのが洗濯物です。
洗濯物に引っ付いて入ってきてしまうケースがあるので、取り込む前にバサバサと払ってから部屋に入れましょう。
筆者は忌避剤を玄関やベランダの窓に撒き、ゴキブリが入れない環境を作っています。
また、ドレーンホースを塞いで害虫の侵入対策もバッチリしており、ゴキブリは一切家に現れていません。
おすすめのグッズを知りたい方はこちらをクリックすると、該当箇所までジャンプできます。
ヒント4.段ボールを家にため込まない
汚部屋住民の方は、段ボールを家にため込む癖があると思いますが、すぐに捨てましょう。
実は、段ボール自体にゴキブリの卵が産み付けられており、自宅で孵化するケースがあります。
筆者も一度家具を頼んだときに、段ボールからゴキブリの子供が出てきて、びっくりしたことが…。
また、段ボールは保温効果があるのでゴキブリの棲家にもなりやすいです。
ため込んで良いことは1つもないので、とにかく早めに捨ててください。
ヒント5.生ゴミやビールの空き缶などゴキブリが好むものを放置しない
ゴキブリが好むニオイを発するものは、部屋から徹底的に排除しましょう。
嗅覚の鋭いゴキブリは、好みの餌の匂いを嗅ぎ分けて遠方からでも部屋へやってくるそうです。
身近なものでいえば、ビールのニオイもゴキブリが好むニオイです。
また、玉ねぎなどのニオイもゴキブリを引き寄せます。
ビールは飲んだら洗っておく、玉ねぎなどを屋外などに放置せず、ビニール袋に密閉して冷蔵庫の野菜室などに入れると良いでしょう。
また、生ゴミもゴキブリを引き寄せるので、ゴミ箱へ捨てる前にビニール袋に入れてしっかりと蓋を閉じて捨ててください。
夏場はかなり匂うので、袋を何重にも重ねた状態で冷凍庫へ入れて凍らせることもあります。
プロ厳選!ゴキブリがいる汚部屋掃除に役立つおすすめグッズ
筆者が愛用しているゴキブリがいる部屋の掃除、侵入対策に役立つグッズを紹介します。
実際にこれを使ってゴキブリを駆除し、それからは一度も見かけていないのでぜひ真似してみてください。
- ゴキブリを追い出す:くん煙剤
- 死骸に触らずに片付ける:ゴキすぅ~ぽん
- ゴキブリの再発生を防ぐ:ゴキブリホイホイや毒餌
- 玄関やベランダからの侵入を防ぐ:ゴキブリがいなくなるスプレー
- ドレーンホースからの侵入対策:エアコン排水ホース用 防虫剤練り込みキャップ
- ゴキブリ駆除に:ゴキブリがうごかなくなるスプレー
ゴキブリを追い出す:くん煙剤
ゴキブリを追い出すには、くん煙剤がおすすめです。
くん煙剤を使えばゴキブリを部屋から追い出せる、または殺せるので、少なくとも動いているゴキブリを見るリスクはありません。
カバーをするのが面倒な方は「ラクラク 煙を出さないバルサン」がおすすめです。
カバー不要でそのまま作動させればゴキブリを駆除してくれるので、非常に楽ですよ。
死骸に触らずに片付ける:ゴキすぅ~ぽん
くん煙剤を使うとどうしてもゴキブリの死骸処理が必要ですが、そんな時の強い味方が「ゴキすぅ〜ぽん」です。
掃除機のノズル部分に取り付けて死骸を吸い取り、ゴキすぅ〜ぽんごと捨てるだけ。
死骸を触る必要も見る必要もありません。
筆者が汚部屋掃除をする際にかなり救われたグッズなので、買っておくと良いですよ。
ゴキブリの再発生を防ぐ:ゴキブリホイホイや毒餌
ゴキブリを駆除しても、しばらくはまだまだゴキブリが出る可能性があります。
ゴキブリはあなたの部屋を「快適な棲家、または餌場だ」と認識しているためです。
そこで、また出戻ったゴキブリを殺害するためのゴキブリホイホイや毒餌を仕掛けておきましょう。
毒餌を置く場合は「コンバット 1年用」がおすすめです。
コンバット1年用はあえて毒の効果を遅めてあり、餌を食べたゴキブリが巣に戻ってから死ぬようにしてあります。
巣で死んだゴキブリのフンや死骸を仲間のゴキブリが食べることで、他のゴキブリも一網打尽にできるんです。
長期的に使用することで巣を壊滅させられるので、ぜひ使ってみてください。
玄関やベランダからの侵入を防ぐ:ゴキブリがいなくなるスプレー
玄関やベランダには「ゴキブリがいなくなるスプレー」を撒きましょう。
このスプレーの効果でゴキブリが寄り付かず、万が一スプレーを撒いた箇所に触れるた場合は死ぬ仕様になっています。
一回撒けば2週間効果が持続するので、大雨が降らない限りは頻繁にスプレーする必要もありません。
筆者はもう5年くらいはこのスプレーを愛用しており、その間一度もゴキブリを見たことがないほど効果があります。
ゴキブリを寄せ付けないための強い味方なので、ぜひ1本買っておきましょう。
ドレーンホースからの侵入対策:エアコン排水ホース用 防虫剤練り込みキャップ
ゴキブリがエアコンのドレンホースから侵入するのを防ぐには「エアコン排水ホース用 防虫剤練り込みキャップ」がおすすめです。
キャップに防虫剤が練り込んであり、ゴキブリを寄せ付けません。
このキャップはエアコンからゴキブリが頭の上に落ちて来た友人が愛用しているグッズで、使い始めてから一度もエアコンからゴキブリが侵入したことはないそうです。
特に低層階に住んでいる方は、外からゴキブリが侵入しやすいので、ぜひ買っておいてください。
ゴキブリ駆除に:ゴキブリがうごかなくなるスプレー
どんなに気をつけていても、ゴキブリが家に出ることはあります。
万が一のために、1つゴキブリ駆除のためのスプレーを持っていると安心です。
ゴキブリ駆除の怖いところは、殺虫剤を吹き掛けた後にゴキブリが大暴れすることですよね?
筆者が見つけた「ゴキブリがうごかなくなるスプレー」なら、2秒でゴキブリの動きを封じられます。
シュッと吹きかけると急速冷却と殺虫剤の効果で、ゴキブリの動きを止めてくれる優れものです。
仮にゴキブリが暴れてもわずかな時間なので、吹き掛けてすぐに逃げれば怖くありません。
祖母の家で使ってみて効果覿面だったので、自宅用にも購入してお守りがわりにしています。
ゴキブリがいる汚部屋の掃除が怖い人は専門業者へ依頼しよう
汚部屋住民の方で「ゴキブリがいると思うと怖くて掃除どころか家に帰れない」とお困りの方もいますよね?
そんなときは、専門業者に依頼してゴキブリを駆除してもらいましょう。
- 害虫駆除業者を利用する
- 害虫駆除もできる片付け専門業者へ依頼する
害虫駆除業者を利用する
ゴキブリ駆除だけ誰かにお願いしたいなら、害虫駆除業者を利用しましょう。
害虫駆除の専門家で、家に来てゴキブリの駆除と家のチェック、侵入対策をしてくれます。
夜中でも対応してくれる業者が多く、筆者も昔何度か駆除をお願いしたことが。
ただし、害虫駆除業者の中には悪質な業者も多く、ホームページに安い費用を掲載して実際は超高額という事例も増えているので注意しましょう。
ゴキブリ駆除だけで数万円、家にゴキブリの巣があるかどうかのチェックまですると10万円を請求してくる業者もいるので、費用に余裕がない場合は次で紹介する害虫駆除ができる片付け専門業者がおすすめです。
害虫駆除もできる片付け専門業者へ依頼する
片付け専門業者の中には、害虫駆除に対応できる業者がいます。
害虫駆除と汚部屋掃除を一気に出来るので、筆者としては費用対効果は片付け専門業者の方が高いと思います。
ゴキブリの駆除や消毒作業、忌避剤の散布、さらに汚部屋の片付けやクリーニングを含めて、10万円程度で対応してくれる業者が多いです。
さらに、支払い面でも融通がきく業者が多く、分割払いや後払いにも対応してくれます。
便利屋サービス21では、害虫駆除と汚部屋の掃除を一度にご依頼いただけます。
費用はお見積りとなりますが、頭金0円での後払いや最大60回までの分割払いも可能です。
便利屋サービス21で対応したゴキブリが発生した汚部屋の清掃・消毒事例
【群馬県桐生市の汚部屋状態のお部屋の片付け・ゴキブリなど害虫駆除】
群馬県桐生市のお客様より、ゴキブリがいる汚部屋の掃除をして欲しいとのご依頼がありました。
お客様は部屋の汚さにストレスを感じながら生活を続けることに限界を感じ、このたび意を決して、便利屋サービス21へゴキブリ駆除と汚部屋掃除の申し込みをされたそうです。
室内にはゴキブリが大量に湧いており、さらにお風呂場など水回りはカビで真っ黒。
そのような状態では、気持ちよく家で過ごせません。
弊社スタッフが伺いまずは汚部屋の掃除をおこないました。
あまりにゴミが多すぎると、ゴキブリが隠れてしまって駆除しきれない可能性があるため、今回は日程を2日分けて、部屋の掃除が終わった後で別日にゴキブリを徹底駆除いたしました。
全ての片付けが終わってから、お客様からは「この状態をキープできるように頑張ります」と決意表明をいただきました。
汚部屋とゴキブリに関するよくある質問
最後に、汚部屋とゴキブリに関するよくある質問への回答を掲載します。
- Q1.ゴキブリがいる部屋の特徴はありますか?
- Q2.汚部屋を綺麗にした後もゴキブリが出る可能性はありますか?
- Q3.集合住宅で自分の部屋だけゴキブリが出る原因はなんですか?
Q1.ゴキブリがいる部屋の特徴はありますか?
ゴキブリがいる部屋の特徴は、不衛生で換気が行き届いていないことです。
食べ残しが多く残っていたり、隠れる場所が多いお部屋はゴキブリに好まれ、棲家にされやすいでしょう。
ゴキブリは基本的にどのような家にも出る可能性はあるので、できるだけ掃除を欠かさず衛生的な環境を保ってください。
Q2.汚部屋を綺麗にした後もゴキブリが出る可能性はありますか?
ゴキブリは侵入経路があれば、どのような部屋にも出ます。
掃除を欠かさずしていてもゴキブリが発生することはあるので、侵入対策がとても重要です。
記事で紹介した「ゴキブリがいなくなるスプレー」「エアコン排水ホース用 防虫剤練り込みキャップ」などを使って、ゴキブリを寄せ付けないように工夫してください。
Q3.集合住宅で自分の部屋だけゴキブリが出る原因はなんですか?
集合住宅であなたの家だけゴキブリに好まれるなら、おそらく部屋からゴキブリが好むニオイがしています。
ビールを飲んだ後の空き缶を放置している、野菜をベランダに置いているなどの原因が考えられます。
生ゴミを放置している家もゴキブリに狙われやすいので、徹底的にゴキブリが好むニオイがするものを掃除しましょう。
汚部屋の片付けとゴキブリ退治でお悩みなら便利屋サービス21へご相談ください
ゴキブリは基本的に日本中のどこにでも出る可能性がありますが、汚部屋はその確率が格別に高いです。
部屋が汚くてゴキブリがいるんじゃないかと不安なら、すぐにでも駆除と掃除をすべきです。
しかし、自力でゴキブリを駆除するのが怖い人もいるはず。
そのような方は、便利屋サービス21へご依頼ください。
ゴキブリ駆除はお手のものもスタッフがご自宅へ伺い、徹底的にあなたを恐怖させる害虫を駆除します。
さらに、汚部屋のゴミ捨てやお片付け、掃除まで一貫して実施し、最後には消毒もして衛生的に暮らせる環境を取り戻すお手伝いをいたします。