断捨離を極めてミニマリストになった人の話を聞くと、自分も挑戦してみたいと思う人も多いでしょう。けれども、断捨離に失敗して結局元どおりという声も多く聞きます。
ミニマリストほどストイックに断捨離に取り組めないという方にオススメなのが、シンプリストという考え方です。ミニマリストのように「最小限」という言葉に縛られず、自分が好きなものにかこまれてスッキリと暮らすシンプリストは、自分らしく生きられる方法として注目を集めています。
便利屋サービス21は、これまでに数多くの不用品の回収・買取のご依頼を頂戴してきました。その中には、ミニマリストに憧れて断捨離に挑戦したけれど失敗してしまったというお悩みをもったケースも数多くありました。そのような人こそ、シンプニスという生き方を採用してみてはいかがでしょう。
この記事では、そのようなこれまでの経験から、初めてでも失敗なく効率的できる断捨離の方法をご紹介します。シンプリストを目指す人はぜひ参考にしてください。
ミニマリストとシンプリストの違いとは
スッキリと片付いた部屋が理想だけれど、ミニマリストのようにストイックには暮らせない人にぴったりなのがシンプリストという選択です。似ているようでいて、実は違うミニマリストとシンプリスト。まずはその違いを理解しましょう。
必要最小限のものを選び取り、それらに愛情をもって丁寧に暮らす人がミニマリストです。一方、シンプリストは、最小限のものというよりは、自分の価値観に合うものだけを厳選して、機能性や暮らしやすさを重視しています。
徹底的にものを選別し、最小限のものに囲まれて暮らすミニマリストと違い、シンプリストは自分にとっての快適な暮らしに必要なものは手放しません。それは機能性だけでなく精神的な部分でも同じ。気分を高めるアイテムなどは、無理に断捨離せず手元に残します。
ただし、雑多に収納してしまっては快適な暮らしからは離れてしまいます。ここからは、シンプリストを目指すために気をつけるべき断捨離方法を解説しましょう。
シンプリストを目指すための断捨離方法
ステップ1 こだわる部分を決める
シンプリストに大切なのは、自分のこだわりがどこにあるのかを確認することです。ミニマリストと違い、生活する上で必要のないものでも、自分にとって大切なアイテムは処分する必要はありません。
ただし、膨大な量のアイテムを断捨離せずに残してしまうと、結局は片付かずにシンプリストからは遠ざかってしまいます。こだわる部分を決めたら、次に収納されている状態をイメージしてみましょう。
ファッション・アイテムがこだわりならば、クローゼットにおさまる枚数の服を厳選します。その他にも、壁をつかってショップのようにお気に入りの服や小物を飾ってもよいでしょう。
大切なオブジェやヌイグルミなどは、そのアイテムがより美しく飾れる方法を考えます。断捨離せずに残すものは、自分のお気に入りの大切なものばかりなので、アイテムにとってもベストな状態で置いておきたいですね。
ステップ2 全体のイメージを揃える
シンプリストの部屋で最も重要なのが、全体的なイメージを統一することです。部屋全体のカラーを揃えたり、デザインのテイストを合わせたりましょう。既存の家具がイメージと合わない場合は、本当に必要なものかを考えます。
例えば、クローゼットのある部屋ならタンスは必要ないかもしれません。
ステップ3 一度に終わらせようとしない
イメージが固まってくると、早く理想の部屋を実現したという思いが強くなるでしょう。断捨離をはじめようと考えた時はやる気いっぱいの状態のため、一気に片付けて終わらせてしまいたくなるかもしれません。
しかし一度にアチコチに手を出して片付けはじめてしまうと、結局終わらず、挫折してしまう原因になりがちです。また、一度挫折してしまうと、せっかくのやる気が萎えてしまって片付けた場所までリバウンドしてしまう可能性もあります。
ポイントは、今日のうちに終わる範囲を断捨離することです。慣れるまでは、洗面所やリビングの棚部分だけなど、小さめの範囲からはじめましょう。
断捨離後のスッキリとした状態は、モチベーションアップにもつながります。
断捨離しても問題のないアイテムは?
こだわりはないけれど、ないと困るから断捨離できないという場合は、残して置く以外の方法で対処できる場合があります。
シーズンによっては使わないアイテム
扇風機やファンヒーターなどの、使用する季節が限定される電化製品は、日用品のレンタルで対応できます。レンタルならば、シーズンオフでの収納場所を気にする必要もありません。布団や毛布、夏もののタオルケットや冷感シーツなども、レンタルでの使用ができます。
ファッション関連アイテム
最近では、服や靴、バッグなどの小物やアクセサリーまで、サブスクで利用可能です。借り放題プランがあったり、クリーニングが不要のサービスも多く、自分で購入するよりも安く手軽におしゃれが楽しめます。
最近ではスタイリストがコーディネイトしてくれたり、有名ブランドの服が選べるものも。自分では選ばないカラーやカタチが意外に似合うなどの発見もあるので、試してみるのも楽しいですね。
掃除機など
意外なものでは、部屋のレイアウトによっては掃除機が必要ない場合もあります。家具などを断捨離することで、床面が広くなりホコリがたまりにくくなるため、お掃除ワイパーで軽く拭くだけでOKになります。
断捨離でシンプリストを目指すなら便利屋サービス21へ
せっかく部屋を理想の空間にしたのなら、断捨離したものはすぐにスッキリと手放したいですよね。分別したのに、捨てる予定のものがずっと視界に入ってきては、テンションも下がってしまいます。
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