「汚部屋なのはわかってるのに、片付けられない」
「家事が苦手で放置している汚部屋…どうやったら片付けてキレイなお部屋に戻れるんだろう」
片付けられないと汚部屋の掃除を先延ばしにしていると、様々なリスクがあります。
隣人とのトラブルや人間関係の悪化、また経済的なデメリットすらあるんです!
この記事では、片付けられない汚部屋かどうかのセルフチェック、片付けられない人の特徴、放置するリスクを説明。
後半では、汚部屋を掃除する方法や片付けが苦手な人向けの対処法も解説しています。
目次
あなたの部屋は汚部屋?片付けられない人向けセルフチェック
汚部屋に住んでおり、片付けられないとお悩みの方はまず、本当にあなたの部屋が汚部屋と呼べるかチェックしましょう。
SNSなどで「汚部屋だ」と自称する人がいますが、多くの場合は部屋が多少散らかっている程度。
本当の汚部屋に該当するかどうかで、片付けの方針が違います。
以下のリストを読み、あなたの部屋がどのレベルか判断しましょう。
- ものが床やテーブルなどに散乱しているが、ゴミなどは散らかっていない
- とにかくものが多く収納は出来ていないが、生活スペースは確保できている
- ものが散乱しており必要なものが見つけられない、ゴミも散乱している
- 足の踏み場が無い部屋が1つ以上ある
- ゴミとものが部屋に混在しており、カビや悪臭が発生していて生活が難しい
ものが床やテーブルなどに散乱しているが、ゴミなどは散らかっていない
部屋の床やテーブルにものが散乱しているが、ゴミなどはきちんと捨てている場合は、片付けが苦手レベルです。
汚部屋ではなく散らかった部屋なので、少しやる気を出して整理整頓すれば部屋は綺麗になります。
とにかくものが多く収納は出来ていないが、生活スペースは確保できている
ものが多くて収納が出来ていないものの、生活スペースは確保できている方は単純にものが多い人です。
整理整頓ができないだけで、ものを減らしたり、収納を見直すことで解決できます。
部屋の容量を超えたものを所有しているとどうしても部屋が散らかるので、断捨離に挑戦してみると良いでしょう。
断捨離の方法は、断捨離のコツ・新しい物を買わないための方法とは?物を手放す習慣を身につけようをご覧ください。
足の踏み場が無い部屋が1つ以上ある
家に足の踏み場も無い部屋が1つ以上ある方は、汚部屋の領域に踏み込んでいます。
ごみやものが散乱していて立ち入れない、足でゴミをどかしながら移動しなければいけない範囲が広がると、汚部屋やゴミ屋敷に進化していく可能性が高いです。
汚い部屋の範囲が狭いうちに、早く片付けを進めていきましょう。
ものが散乱しており必要なものが見つけられない、ゴミも散乱している
部屋の中にものが散乱しており、毎日探し物をしているような方は、汚部屋です。
「鍵がない、財布がない、リモコンがない」など、何がどこにあるかわからない状態の方は、かなり部屋が汚くなっています。
このレベルになるとゴミをゴミ箱に入れることができず、そのあたりに放り投げてしまうような状態の方も多いでしょう。
汚部屋の中度になっているので、ゴミ屋敷になる前に片付け始めなければいけません。
ゴミとものが部屋に混在しており、カビや悪臭が発生していて生活が難しい
家中にゴミが散乱しており、換気もしないのでカビが生えている、悪臭がするような状態の方は重度の汚部屋、ゴミ屋敷の初期といえます。
汚部屋からゴミ屋敷はグラデーションのようにレベルが上がっていくもので、このままだとすぐにゴミ屋敷になってしまいます。
カビや悪臭がひどくなるとその部屋で生活するのが難しくなってくるので、早急にゴミ捨てと片付け、掃除に取り組みましょう。
「片付けられない」汚部屋住人の特徴
あなたの部屋のレベルは汚部屋といえるものでしたか?
または、すでにゴミ屋敷の初期に差し掛かっていたでしょうか?
次に、あなたがどうして片付けられないのか、その理由を探っていきましょう。
整頓された部屋を手に入れて維持するには、あなたが片付けられない理由を特定して根本から改善する必要があるからです。
あなたが以下の片付けられない人の特徴で、どれに当てはまるか確認してください。
- やったらやりっ放し
- 大雑把で部屋が汚いことに気づいていない
- 面倒くさがりでなんでも後回しにする
- 精神的に不安定で掃除する気力がない日が多い
- 捨てるときに「もったいない」と強く感じる
- 家事や掃除に興味がない
- 家に人の出入りがない
- 優先順位をつけて行動するのが苦手である
- 都合の良い時だけ合理主義的な考えをする
- ADHDなどの発達障害や精神的な病気の傾向がある
やったらやりっ放し
片付けられない人の多くは、やったらやりっ放しの人です。
元の場所へ戻すことをしないので、すぐにものが散乱して部屋が汚くなります。
ハサミを使ってもペン立てへ戻すことなく、その辺に放置する。
料理をしても後片付けはしないなど、物事を中途半端に終わらせてしまう癖がある人は部屋が散らかりやすいです。
このタイプの人は、物事のゴールを短期にしがちなので、片付けを行動の終着点に設定すると良いでしょう。
例えばハサミを使う場合はハサミを使うのがゴールになっているので、片付けません。
ゴールを「ハサミをしまう」に設定すれば、やりっ放し状態で放置するのを防げます。
大雑把で部屋が汚いことに気づいていない
もともと大雑把な性格の人も、汚部屋になりやすいです。
神経質な方は汚れやホコリに気づいて掃除をするのですが、大雑把な人は汚れていることに気づきません。
仮に気が付いても「まあいいや」で済ませてしまうので、どんどん部屋が汚くなります。
筆者も実はこのタイプで、人に指摘されないと汚れているのに気付きません。
解決策としては、あなたが汚いと思う基準を変えることです。
友だちなどを呼んで部屋の汚い箇所を指摘してもらい、掃除をする習慣をつけていくうちに、掃除をしなければならないラインを変えていきましょう。
面倒くさがりでなんでも後回しにする
面倒くさがりで後回し癖がある人も、片付けられない人です。
部屋が汚れていても「あとでやろう」、洗い物が溜まっていても「明日でいいや」と思ってしまうため、どんどん汚れものが蓄積されます。
筆者はこの特徴も持ち合わせており、ひどい時はゴミ捨てすら「来週でいいや」とサボっていました。
後回し癖を直すのは非常に難しいので、掃除や片付けのスケジュールを決めてアラームをセットしておくのがおすすめです。
カレンダーにゴミ捨て、掃除、洗濯の日付を書き込んでアラームも設定し、アラームが鳴ったら行動することを意識すると、後回しにせず片付けや掃除に取り組めます。
精神的に不安定で掃除する気力がない日が多い
メンタルが安定していない人も、片付けられず汚部屋になる傾向があります。
実は部屋の汚さとメンタルは直結しているといわれています。
人は精神的に不安定になると、掃除を含めて何もかも面倒になり行動力が下がるからです。
まずは精神を安定させる方法を見つけて、調子が良い日に掃除に取り組むことから始めましょう。
筆者は逆転の思考で、メンタルが落ちた時こそ掃除をするようにしていました。
メンタルが落ちて部屋が汚くなる→部屋をキレイにすればメンタルが落ち着くと考えたためです。
部屋を片付けると自己肯定感も上がりますし、掃除中は夢中になれるので余計な考えが湧きづらくなります。
メンタルが安定しにくい人は、そんな時こそ掃除をしてみてください。
捨てるときに「もったいない」と強く感じる
ものが多すぎると自覚はあるものの、捨てる際に「もったいない」と強く感じる人も、部屋を片付けられません。
捨てる行為に罪悪感があり、ものが捨てられず飽和状態に陥ってしまうからです。
ものを大事にするのはとても立派なことですが、部屋の広さがないと収納ができず、部屋は散らかったままになってしまいます。
ものを捨てられない人は、友だちと協力して捨てる行為に着手すると良いでしょう。
断捨離が得意な友人に手伝ってもらい「これいらないでしょ!」と判断をつけて貰えば、捨てる罪悪感が軽減し、収納しやすい部屋を手に入れられます。
家事や掃除に興味がない
そもそも家事や掃除に興味を持てないタイプの人も、部屋を片付けられません。
関心がないことを毎日コツコツ続けるのは苦痛なので、週に1回しか掃除や片付けができなくなり、徐々に汚部屋になっていきます。
家事や掃除に興味を持てない人は、別の動機付けをすることで掃除や家事ができるようになるかもしれません。
例えば筆者はInstagramでおしゃれな部屋のアカウントを見つけて、「こんな部屋で暮らしたい」と思ったことから、日々掃除や家事ができるようになりました。
他にも「掃除で金運が上がる、なんとなく気持ち良い、自己肯定感が上がる」など家事や掃除のメリットはたくさんあります。
あなたが掃除や家事をしたくなる動機を見つけることで、片付けられないを卒業できるかもしれません。
家に人の出入りがない
人が家に出入りしない方も、汚部屋になりがちです。
人目がないので片付ける理由を見出せず、多少汚くても放置してしまいます。
友だちを呼んでパーティをするとなったら、きっと無理をしてでも片付けるはずです。
家に人の出入りがなく片付けられない人は、友だちや家族に声をかけて遊びに来てもらうのが良いでしょう。
あまり友人がいない方は、SNSを始めるのがおすすめです。
SNSで部屋の掃除の様子を載せることで人目を作り出し、掃除へのモチベーションを高められます。
優先順位をつけて行動するのが苦手である
物事の優先順位をつけるのが苦手な人は、片付けられない傾向が強いです。
片付けはゴミを捨てて、必要な品を整頓してゴミを捨て、掃除をする…とタスクがたくさんあります。
タスクが多いほど優先順位をつけて行動しなければ効率が悪くなり、片付けが進みません。
優先順位をつけるのが苦手な人は、どこから片付けて良いか混乱してしまい、結局挫折してしまうのです。
このタイプの人は、以下の優先順位で片付けるようにしてください。
- ゴミ捨て→整頓→掃除の順番を意識する
- 片付ける場所は玄関から
自分で優先順位をつけるのが苦手な人は、決まったルールに沿って片付けた方がうまくいきます。
都合の良い時だけ合理主義的な考えをする
片付けられない人の多くは、都合の良い時だけ合理主義な人が多いです。
「どうせ汚れるんだから、まとめて片付けた方が合理的だ」などと言い訳して、その間スマホをぽちぽちいじって時間が経っていきます。
実際は毎日コツコツ15分掃除をした方が、1週間散らかした部屋を1日がかりで掃除するよりも短時間の片付けで済むのですが…。
この傾向が強い人は、1週間だけコツコツ掃除を試してみてください。
コツコツ掃除をするのとまとめての掃除、どちらが効率が良いか実感すれば、コツコツ掃除が苦じゃなくなるかもしれません。
実際に筆者も掃除にかかる時間を計測して比較することで、毎日掃除を続けられるようになりました。
ADHDなどの発達障害や精神的な病気の傾向がある
片付けられない人で汚部屋に住んでいる人の中には、ADHDなどの発達障害、精神的な病気の傾向がみられる方もいます。
ADHDとは不注意や多動性、衝動性などの特性を持つ障害で、集中力の欠如から継続的に片付けができません。
また、優先順位をつけるのも苦手なので、多数のタスクをこなす必要がある片付けとは相性が悪いといわれています。
その他精神障害による抑うつ状態で掃除ができなくなったり、溜め込み症を発症して捨てられなくなる場合もあります。
これらの病気が原因で片付けられないのは、本人のせいではありません。
まずは医療機関で適切な治療を受けて症状を改善してから、汚部屋の整頓に取り組みましょう。
それまでは家族や友人、片付けの専門業者の手を借りて部屋を片付けるようにしてください。
片付けられない汚部屋を放置すると起きるリスク
片付けられない人の多くは、汚部屋への危機感が足りません。
とんでもないデメリットがあると認識していれば、必死で部屋を片付けるはずです。
汚部屋住民は心の奥底で「片付けなくても大して問題じゃない」と思っています。
ここからは汚部屋を放置すると起こる“とんでもないリスク”を紹介します。
- 人を呼べなくなり社交の機会が減る
- 肌荒れや呼吸器不全などの健康被害が発生する
- 近隣からクレームが入りトラブルになる
- 家を追い出されて高額の原状回復費用を請求される
- 状態が悪化してゴミ屋敷になる
人を呼べなくなり社交の機会が減る
汚部屋を放置すると人を呼べなくなり、社交の機会が減ります。
離れて暮らしている家族が家に来たいと言っても、汚部屋のままでは部屋に入れませんよね。
実家に帰る機会がほぼなければ、家族とすら疎遠になっていきます。
実は筆者も昔は汚部屋を見られるのが嫌で、母の訪問をずっと断っていました。
断り続けているうちに母も諦め、私も実家に帰らなかったので10年くらいは疎遠に。
結果的に10年疎遠にしているうちに母は病気になって亡くなり「あのとき掃除をして、家に呼べばよかった」という後悔がずっと残っています。
家族だけに関わらず、友達とも疎遠になるかもしれません。
人間関係を失って孤独になる前に、汚部屋を片付けた方がずっと良いと思います。
肌荒れや呼吸器不全などの健康被害が発生する
汚部屋は滅多に換気をせず、室内にホコリやカビが発生している状態です。
ホコリやカビは目に見えなくても、人体に悪影響を与えます。
顔にホコリやカビが付着するとアレルギーを起こして、かゆみや肌荒れの原因になります。
また、ホコリやカビが肺に取り込まれると呼吸器不全を起こすなど、健康被害も避けられません。
汚部屋はただ部屋が汚くなるだけでなく、あなたの健康を蝕むものです。
長年汚部屋やゴミ屋敷に住んでいると、症状が進行して命に関わる可能性すらあります。
あなた自身の健康のためにも、汚部屋の掃除に取り組んでください。
近隣からクレームが入りトラブルになる
汚部屋はあなただけの問題ではなく、近隣に住んでいる人にも悪影響です。
ゴミを放置して悪臭が出れば、隣の人に迷惑をかけます。
また、ゴキブリやハエなど害虫が発生すれば、壁裏や排水管を通じて隣家にも影響があります。
ニオイや害虫の発生源があなたの部屋だと特定されれば、近隣からクレームが入ってトラブルになったり、管理会社に報告されて退去を勧告されるケースすらあるのです。
近隣と揉めて怒鳴り込まれたらと考えると、怖くありませんか?
また、急に管理会社から「退去してください」といわれて住む家がなくなったら困りますよね?
汚部屋の放置は百害あって一利なしの行為なので、片付けられないからといって放置してはいけません。
家を追い出されて高額の原状回復費用を請求される
なお、汚部屋を放置していると家を追い出されるだけでなく、高額の原状回復費用を請求されるかもしれません。
原状回復費用とは、部屋を借りていた人が退去する際に、契約当初の状態に戻すための費用です。
常識の範囲で部屋を掃除していれば、大抵は敷金で相殺できる程度しかかかりません。
しかし、汚部屋の場合は汚れが染み付いてしまったり、ニオイが壁紙にうつってしまうことがあるため、特殊清掃が必要な場合があります。
ひどい場合には数十万円の原状回復を請求されるケースもあるので、早いうちに片付けておいた方が良いでしょう。
状態が悪化してゴミ屋敷になる
汚部屋の成れの果てはゴミ屋敷です。
ゴミ屋敷とは部屋中にゴミが積み重なった部屋で、お風呂やトイレ、移動すらままならない状態のこと。
ゴミ屋敷になると一人での掃除は到底できず、また確実に部屋が痛むので原状回復費用も高くなります。
何より悪臭や害虫で部屋に住めなくなるケースも多いので、絶対に汚部屋からゴミ屋敷への進化は避けなければなりません。
ゴミ屋敷になってからだと、業者に依頼するとしても費用が段違いに上がります。
今のうちに汚部屋を掃除して、様々なリスクを減らしましょう。
片付けられない人でもできる!片付けのコツ
片付けられない人でもできる汚部屋掃除のコツを紹介します。
- どこから片付ければ良いかわからない方は「通路」から
- ゴミの日をチェックしてひたすら捨てる
- 1日1ヶ所ずつ片付ける
- 「捨てる」「残す」「保留」の3つの箱を作り断捨離する
- 部屋をゾーン分けして最適な収納場所をあらかじめ決めておく
- 精神的に片付けられない人は家事代行や片付け専門業者を利用する
どこから片付ければ良いかわからない方は「通路」から
片付けられないタイプの人は、何をどこから片付けて良いかわからず、作業を始められません。
そのような方はまず、通路を片付けましょう。
通路がごちゃごちゃだと、ゴミを捨てにいく時やものを移動させるスペースが確保できないからです。
まずは玄関を片付けて、そこにつながる廊下を片付けて通路を作ってください。
片付けの動線を邪魔しないスペースができてから、本格的に片付けを始めましょう。
ゴミの日をチェックしてひたすら捨てる
汚部屋にゴミが散乱している場合は、とにかくゴミ捨てをしましょう。
汚部屋レベルの汚さなら、ゴミを捨てるだけでもだいぶキレイになるはずです。
ゴミを出し終わったら、その後も継続してゴミ捨てできるようにカレンダーを設置しましょう。
筆者も昔汚部屋に住んでいた頃、とにかくゴミ捨てが面倒で出しに行けませんでした。
しかし、ゴミを捨てないと始まらないと思いカレンダーにゴミの日を全て書き込んで玄関に貼り、捨てる習慣を作ったんです。
初めのうちは「今日はなんのゴミだっけ」と確認する手間がありますが、慣れてくれば曜日とゴミの日が結びついて、自然とゴミ出しできるようになります。
1日1ヶ所ずつ片付ける
片付けられない人は、1日1ヶ所ずつ片付ける習慣を作るのがおすすめです。
掃除のハードルを低くすることで、片付けが面倒という気持ちを遠ざけるためです。
汚部屋を全部屋掃除すると考えると面倒になり、手付かずになりがちです。
「今日は風呂場だけ、トイレだけ」のように、狭い範囲に絞って片付けていくことで、面倒さをあまり感じません。
もしも片付けていくうちに気分が乗ってきたら、2ヶ所片付けても良いでしょう。
汚部屋掃除が完了した後も、月曜日はリビング、火曜日は洗面所などスケジュールを組んで掃除習慣をつけていくと、部屋をキレイにキープできます。
「捨てる」「残す」「保留」の3つの箱を作り断捨離する
捨てるのが苦手な人は「捨てる」「残す」「保留」の3つの選択肢を作り、仕分けをしましょう。
捨てるか残すかの2択では「捨てるのが嫌」という感情を優先して、ほとんど捨てられないからです。
「保留」という選択肢を自分に与えることで心の余白を作り、断捨離をスムーズに進めることができます。
また、手放したいけど捨てるのが嫌という方はメルカリなどのフリマアプリを使うのもおすすめです。
捨てるのではなく譲るので、罪悪感なしにものを手放せます。
部屋をゾーン分けして最適な収納場所をあらかじめ決めておく
汚部屋を片付ける際は、部屋をゾーンごとに分けて最適な収納場所を決めておきましょう。
基本的に片付けられないで汚部屋になる人は、ものの収納場所が定まっていません。
そのため、昨日は文具入れにあったハサミが今日はリビングへ移動するという事象が起きるのです。
まずは、生活動線を考えて収納場所を決めましょう。
筆者は片付けが苦手なので、友人を呼んで1つ1つ収納場所を決めて、シールを貼ってもらって片付けの練習をしていました。
整理整頓が得意な友人の力を借りて収納場所を決め、その指示に従って毎日「使ったらしまう」を心がけましょう。
精神的に片付けられない人は家事代行や片付け専門業者を利用する
精神疾患や発達障害がある方は、自分で汚部屋を片付けられない可能性が高いです。
そのため、自分で無理に片付けをする方法よりも片付け専門業者を利用する方法がおすすめです。
片付け専門業者であれば、かなりの汚部屋でも1日でキレイに片付けて、清掃までしてもらえます。
その後は家族に定期的に訪ねてきてもらい、部屋を片付ける手伝いをしてもらうと良いでしょう。
片付けられない人が汚部屋にリバウンドしない方法
汚部屋を一時的に脱出しても、その後また部屋が汚くなるケースは非常に多いです。
筆者も何度も片付けてはリバウンドしての繰り返しでしたが、以下の方法を実践して完全に汚部屋を脱出できました。
- 1日15分で良いので片付けの習慣をつける
- 掃除用具を各部屋に配置して楽に片付ける
- 寝る前に使った物を戻す
- 定期的に家事代行を呼ぶ
- 1日1回片付け関係のYouTubeやSNSを見てモチベーションを上げる
1日15分で良いので片付けの習慣をつける
片付けられない人はそもそも、日常的に片付けなどの家事をする習慣がありません。
気が向いた時だけ片付ける生活を続けていると、また汚部屋へ戻ってしまいます。
まずは1日15分と時間をかけて、片付けをルーティンに組み込みましょう。
習慣にするために最低でも21日間は1日15分どこかを片付けることをルール化してください。
なぜ21日なのかというと、人は同じ行動を21日間継続すると習慣になりやすいという説があるからです。
筆者も寝る前に15分の片付けを21日間続けたら、いつの間にか片付けをしないと気持ち悪くて眠れなくなっていました。
会社から帰った後、寝る前など空き時間を持ちやすいタイミングで、15分だけ掃除を続けてみましょう。
掃除用具を各部屋に配置して楽に片付ける
片付けられない人は大概面倒くさがりなので、掃除用具をわざわざ取りに行くことができません。
そのため、掃除用具は各部屋に配置しておくのがおすすめです。
筆者はワイプシートを全ての部屋に設置してあり、気がついたらそのワイプで拭き掃除をするようにしています。
また、廊下にはクイックルワイパーを置いておき、いつでも床を老ける環境を整えています。
掃除用具が目についた時に「あ、掃除しよう」と思うきっかけになるので、ぜひ掃除用具を外に出すようにしてください。
寝る前に使った物を戻す
どうせ散らかるとまとめて片付けようと思う人は、寝る前に片付けをしましょう。
寝る前ならその後散らかる心配がないので、あなたとしても納得して片付けができるタイミングのはずです。
筆者も朝の片付けはすごく無駄に感じてしまうので、基本的に整理整頓は夜にしています。
夜の片付けの利点は合理的であること以外に、朝起きた時の自己肯定感が違うこと。
起床して部屋を眺めて整頓されているのを見ると「私って偉いなあ!」と思えるんです。
良い気分で朝の時間を過ごせるので、ぜひ寝る前に使ったものを収納する習慣をつけましょう。
定期的に家事代行を呼ぶ
忙しい人、片付けが本当に苦手な人は、家事代行がおすすめです。
筆者は元々片付けが苦手なうえ、忙しいと家事が一切できなくなるタイプ。
なので、仕事が立て込んでいる時は家事代行を呼んで掃除をしてもらっていました。
家事代行は高そうなイメージがありますが、1時間3,000円くらいで呼べます。
週に1回くらいでもかなり違うので、物理的に片付けができないなら家事代行を頼りましょう。
1日1回片付け関係のYouTubeやSNSを見てモチベーションを上げる
片付けのモチベーションが上がらない人は、1日1回片付け関係のYouTubeやSNSを見てみましょう。
筆者は片付けや家事系のYouTubeとインスタグラマーをたくさんフォローして、強制的に「掃除・片付け」がSNSをみた時目に入るようにしています。
キレイに片付いたお部屋や掃除の様子を見ているうちに、自然とやる気が出て片付けしたくなってくるからです。
YouTubeで掃除をしている人の動画を流し、一緒にやっていくのも楽しいので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、最近私がよくお片付け動画として使っているのはこちらの動画です。
1つ目の動画はものが多い人向け、2つ目の動画はオシャレな動画をBGMに掃除したい人向けなので、ぜひ好みに合わせて視聴しながら片付けをしてみましょう。
片付けられないレベルの汚部屋は片付けの専門業者へ依頼しよう
片付けられないレベルの汚部屋に住んでいる方は、片付けの専門業者を頼りましょう。
筆者は今では自分で片付けられるレベルに落ち着きましたが、ひどい時は業者さんに頼って部屋をリセットしてもらいました。
どうして片付けの専門業者へ依頼した方が良いのか、筆者が実感した理由を説明します。
- 片付けられないほどの汚部屋でも短時間できれいになる
- ゴミを捨てに行く手間や粗大ゴミを出しに行く労力がかからない
- 整理整頓の方法やリバウンドを防ぐコツを実践しながら教えてくれる
- 不用品を売れば片付け費用を安くできる可能性がある
- お金がない人でも安心の分割払いや後払いが利用できる
片付けられないほどの汚部屋でも短時間できれいになる
片付けの専門業者は整理整頓や掃除のプロなので、自力救済が難しいレベルの汚部屋掃除も短時間で終わります。
自分で片付けをしたら1週間かかるレベルでも、プロの手にかかれば最短1日程度。
片付けが苦手な人って、時間をかけてコツコツ汚部屋を掃除するのも苦痛だと思います。
そんな方は一度プロの手で部屋をピカピカにしてもらい、その後は自分でコツコツ片付けをするようにしましょう。
ゴミを捨てに行く手間や粗大ゴミを出しに行く労力がかからない
汚部屋の片付けにおいて、ゴミ捨てはかなり面倒くさい作業です。
粗大ゴミも出す場合、回収の予約をしてリサイクル券を購入し、当日搬出とかなり手間がかかります。
しかし、片付けの専門業者へ頼めばゴミの分別も収集場所への搬出も必要ありません。
片付けの専門業者さんが、不用品をすべて回収して処分してくれるからです。
部屋の中に大量にゴミがあって片付けられない方こそ、ゴミ屋敷の専門業者さんへ依頼すべきです。
整理整頓の方法やリバウンドを防ぐコツを実践しながら教えてくれる
片付けられない人は、ゴミ屋敷の専門業者さんから整理整頓の方法を教えてもらいましょう。
片付けの専門業者さんには、整理整頓アドバイザーの資格を持つ人がいることが多いです。
整理整頓アドバイザーは収納の専門家で、散らかりにくいものの収納方法や日常的にキレイを保つコツなどをアドバイスしてくれます。
筆者も汚部屋掃除を依頼した際に「これはここにしまいましょう、なぜなら〜」と細かく説明してもらったおかげで、整理整頓の基礎を学べた気がします!
不用品を売れば片付け費用を安くできる可能性がある
片付け専門業者は買取に対応している業者も多いので、不用品をお金に換えて片付け費用へ充当できます。
ブランド品など価値があるものはもちろん、比較的新しい家電や家具も売れるので、売りに出してみると良いでしょう。
売れなければ不用品として処分してもらうだけなので、手間もありません。
買取費用は片付け費用へ充当できるので、片付け費用を抑える効果もあります。
お金がない人でも安心の分割払いや後払いが利用できる
汚部屋の片付けを業者に依頼するうえで一番の心配は、片付け費用ですよね。
実は、お金がない人でも安心して片付けを依頼できる分割払いや後払いが利用できる業者があります。
頭金0円で分割や後払いが利用できるので、費用負担を極限まで抑えられます。
たとえば、便利屋サービス21では最大60回までの分割払いが利用できます。
頭金0円で利用でき、クレジットカードのない方でも利用できる可能性がある独自のシステムです。
支払いの分割回数などは状況に応じて相談に乗るので、ぜひ気軽にお申し付けください。
【ビフォーアフター画像あり】便利屋サービス21で対応した汚部屋片付け事例
【誰も呼べないほど散らかったモノ屋敷の片付けと不用品の買取【埼玉県朝霞市】】
埼玉県朝霞市のお客様より、汚部屋の片付けと不用品買取のご依頼をいただきました。
お客様は深夜勤務の多さから昼夜逆転生活を送っており、片付けや掃除の時間もないそうです。
今回は同居のご両親から「いい加減部屋を片付けて」と催促されたこと、また近々ご友人が訪ねてくる予定ができたとのことで、分割払いも可能な弊社を見つけてLINEから問い合わせをいただいたそうです。
ご依頼後のお見積もり時の様子がこちらです。
洋服やバッグなども多く同時に買取もしたいとご要望をいただきました。
ゴミは少なくものの処分がメインとのことで、スタッフ2名で3時間程度、費用は8万円とお見積もりをお伝え。
内容に納得いただいたところで作業を始めました。
スタッフが3時間作業したアフター画像がこちらです。
すっかりお部屋がキレイになり、お客様も「自分では汚部屋をこんな風に片付けられませんでした!」と喜んでいただけました。
お客様のお部屋にはブランド時計や服なども多かったので同時に買取をおこない、お客様より大満足の声をいただきました。
まとめ:汚部屋を片付けられないお悩みは便利屋サービス21へお任せください
汚部屋が片付けられないと放置していると、知らぬ間にゴミ屋敷になってしまうことも。
汚部屋のレベルによっては近隣トラブルや高額の退去時精算費用がかかるリスクがあります。
記事で紹介した片付けの方法を実践してみて、どうしても無理なら片付けの専門業者へ依頼することも検討してください。
まずは汚部屋をリセットし、その後片付けをルーティンにすることで片付いたお部屋を取り戻せます。
汚部屋が片付けられないことでお悩みの方は、便利屋サービス21へご相談ください。
お部屋の片付けや買取はもちろん、弊社在籍の整理整頓アドバイザーが、キレイなお部屋をキープする術をお伝えします。
分割払いや後払いも可能なので、費用負担を最小限に汚部屋の片付けが可能です。