「家がゴミ屋敷になってしまったけれど、どうしたら良いかわからない……」
「ゴミ屋敷の相談なんて、誰にすれば良いの?」
ゴミ屋敷について、相談できずに一人で抱え込んでしまっている人は少なくありません。
本記事ではゴミ屋敷の悩みについて頼れる相談先と、解決までの流れを解説しています。
自分の家だけでなく、親族・近隣住民がゴミ屋敷の場合に頼れる相談先も解説していますので、この記事を読めばあらゆるケースのゴミ屋敷の相談先が見つかります!
目次
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴・心理状態とは
ゴミ屋敷について相談する前に、ゴミ屋敷になってしまう原因について考えてみましょう。
ゴミ屋敷問題の解決は、ただゴミを片付ければ良いというわけではありません。
再びゴミ屋敷にならないよう、ゴミ屋敷になってしまう原因を解消したり、必要な支援をしたりする必要があります。
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴・心理状態は主に以下の9つです。
どの項目が自分のケースに当てはまりそうか、ぜひ考えてみてください。
- 多忙で体力・気力がない
- 片付ける時間がない
- ストーカー被害などによるトラウマ
- 買い物をするのがやめられない
- 潔癖性
- そもそも部屋が汚いと思っていない
- 物が溢れている状況に安心する
- まだ使うと信じている
- ゴミではなく、全て必要な物だと思っている
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴・心理状態については、以下の記事でより詳しく解説しています。
▶ゴミが捨てられない!ゴミ屋敷になりやすい人の特徴や心理状態を解説 – 便利屋サービス21
なぜ相談できない?ゴミ屋敷の悩みを相談できない6つの理由
ゴミ屋敷の悩みを相談できない人は多くいます。
しかし、相談できない理由は人によって様々です。
ゴミ屋敷について相談できない理由の中でも、特に多い6つの理由を解説します。
理由①:忙しい
忙しいため、ゴミ屋敷について相談する時間がとれないケースがよくあります。
ゴミ屋敷の相談というと、業者に電話をしたり、行政の窓口に行ったりと時間がかかるイメージの方も多いのではないでしょうか?
実際に相談にかかる時間はそれぞれのケースによって異なるため、事前に正確に把握するのは困難です。
仕事や生活などで忙しい人にとって「時間がかかりそう」「相談にかかる時間がわからない」というのは相談できない大きな理由になります。
また、自治体や病院に相談したいけれど、窓口が空いている時間に忙しくて行くことができないケースもあります。
特に役所は朝8時半から午後5時までが相談できる自治体が多く、多くの人の仕事の時間と被っています。
仕事を休んでまでゴミ屋敷の相談に行くのは難しいという人は少なくありません。
理由②:恥ずかしい
「ゴミ屋敷に住んでいるとバレるのが恥ずかしい」
「相談することで、周りの人にゴミ屋敷に住んでいるとバレてしまったらどうしよう」
上記のように恥ずかしいという理由から相談できない方も多くいます。
しかし、実は思っているよりもゴミ屋敷で悩んでいる方は多く、特別なことではありません。
特にゴミ屋敷の専門業者はこれまで数多くのゴミ屋敷のお悩みを解決しており、ゴミ屋敷も見慣れています。
相談する際に恥ずかしがる必要はありません。
専門業者はもちろん、自治体、病院なども相談内容を他の人に明かすことはないので、周囲にバレると恥ずかしいという心配も不要です。
理由③:人に頼りたくない
人に頼るのが苦手なために、ゴミ屋敷の相談ができない方もいます。
なぜ人に頼るのが苦手かというと、以下のように考えてしまいやすいからです。
- 自分の気持ちや考えを人に伝えるのが苦手
- 人に頼ることを申し訳なく感じる
- 人に頼って拒絶されるのが怖い
- 人に頼っても解決できると思えない
これら4つは、実は自分の状況に適した相談先を選べば解決できます。
自分の気持ちや考えを人に伝えるのが苦手でも、ゴミ屋敷の相談に慣れている自治体職員や業者のスタッフであれば、今までの経験から上手に必要な事項を聞き出してくれます。
自治体や業者などに相談する場合、相手も業務なので頼ることを申し訳なく感じる必要はありません。
もし「対応できません」と言われてしまったとしても、自分が拒絶されたわけではなく、単に業務の分野が違っただけです。
解決できるかどうかについては、自分の状況に適した相談先を選べば、今よりも確実にゴミ屋敷を改善できます。
理由④:ゴミ屋敷でも困っていない
ゴミ屋敷の中でも解決が難しいケースは、ゴミ屋敷に住んでいる人がゴミ屋敷でも困っていない場合です。
ゴミ屋敷の物はゴミ屋敷に住んでいる人の所有物なので、他人が勝手に片付けることはできません。
そのため、ゴミ屋敷に住んでいる人が「片付けなくちゃ」と感じる必要があります。
- 自分がゴミ屋敷で育ってきた
- 孤独感などの理由で物が周りにある方が落ち着く
ゴミ屋敷でも困っていない人の多くは、上記のように困らない理由があります。
そのため、まずはキレイな部屋の心地良さを伝えたり、人との関わりを増やして孤独感をやわらげたりなど、ゴミ屋敷であることを困ったと感じられるようなアプローチから始めるのがおすすめです。
理由⑤:うつ病や認知症など健康状態に問題がある
「相談する気力がわかない」
「何を相談しようとしたのか忘れてしまう」
うつ病や認知症など健康状態に問題がある場合、ゴミ屋敷になっても上記のように誰かに相談するのが難しくなってしまいます。
無理に本人が相談すると健康状態が悪化してしまう可能性もあるため、病院や自治体など専門機関との連携が重要です。
ゴミ屋敷に住んでいる人が一人で相談するのが難しい時は、家族などの身内が援助しながら相談したり、代わりに先に相談したりする方法もあります。
理由⑥:相談先がわからない
「自治体に相談してもどうせ片付けてはくれないんじゃないか」
「業者に相談しても、ただ片付けるだけで親身に相談には乗ってもらえないんじゃないか」
意外と多いのが「相談先がわからない」というお悩みです。
これは、各相談先ごとにどんな相談に乗ってくれるのかわからないことが原因です。
この記事を読んで相談先ごとに相談できることが分かれば、自分に合った相談先を見つけられるようになります。
ゴミ屋敷を放置するリスクとは?
相談できないために、ゴミ屋敷をそのままにしていませんか?
ゴミ屋敷を放置するのは実は非常に危険です。
ゴミ屋敷を放置するリスクについて解説します!
火災の発生
ゴミ屋敷を放置すると、火災が発生するリスクがあります。
コンセントとプラグの間にホコリと湿気が溜まると、トラッキング現象が起こり、発火してしまうからです。
また、携帯のモバイルバッテリーなどに使用されているリチウム電池も危険です。
湿気や水分によってショートしたり、高温下に放置されると発火したりします。
そのため高温多湿を避けて保管しなければいけませんが、ゴミ屋敷ではリチウム電池もゴミの中に埋もれてしまっていることも少なくありません。
その他にも、燃えやすい物が庭や玄関の前に置いてあると、放火やタバコのポイ捨てによって火災が発生しやすくなります。
家の中だけでなく外にも注意が必要です。
関連情報
【トラッキング現象とは?火災が発生するメカニズムと安全対策について】
【モバイルバッテリー「6.高温下に放置して発火」 | 製品安全】
健康被害
ゴミ屋敷ではホコリが溜まったり、カビや害虫が発生したりしやすいため、以下の健康被害が発生する可能性があります。
原因 | 主な健康被害 |
ホコリ |
|
カビ |
|
害虫*2 |
|
*1:日和見感染とは、健康な状態ではかからなくてもからだの抵抗力が落ちていると感染してしまうことをいいます。
*2:害虫自体が病原菌ではなく、害虫が感染症の原因となる菌を外部から運搬してきてしまうことにより健康被害が生じます。
関連情報
【カビ対策マニュアル 実践編|文部科学省Webサイト】
【① ゴキブリが媒介する感染症|フマキラーWebサイト】
悪臭・害虫の大量発生
食品の残った容器や汚物が放置されることで、ゴミ屋敷ではひどい悪臭が発生するケースが少なくありません。
悪臭は頭痛や吐き気の原因になる他、衣服や持ち物にもうつります。
悪臭がついたままの服で出勤して職場で臭いと避けられてしまうなど、ゴミ屋敷に住んでいる人の人間関係にも影響を与えてしまうのです。
また、放置された食品の残りや汚物によって、害虫も大量発生しやすくなります。
害虫が大量発生すれば不快で過ごしにくくなり、外部から雑菌をはこんでしまうので生活に支障が出てしまいます。
近隣住民とのトラブル
ゴミ屋敷は近隣住民にとって下記のような悪影響を及ぼす可能性があります。
- 悪臭が近隣住居まで届いている
- 害虫が近隣住居に出入りしている
- 地域の景観が悪化している
- 放火や火災の危険性がある
そのため、近隣住民から苦情を言われるなどのトラブルに発展してしまうことは珍しくありません。
中には訴訟を起こされたり、警察を呼ばれたりしている事例もあります。
所有している一軒家や分譲マンションなどでトラブルになってしまった場合、お互いに簡単に引っ越すことができません。
長期間にわたる近隣トラブルは、ストレスが大きく、健康被害につながる可能性もあります。
近隣住民とのトラブルになる前にゴミ屋敷を解決しましょう。
ゴミ屋敷に住んでいる本人が相談をできる場所
「このゴミはどうやって処分したら良いんだろう」
「ゴミ屋敷を自分で片付けられないから、誰かに助けてもらいたい」
ゴミ屋敷のどんなことについて相談したいのかは人によって異なります。
ゴミ屋敷に住んでいる本人が相談をできる場所と、そこでどんな内容を相談できるかを解説します!
その1:自治体
【自治体に相談できる内容】
- ゴミの処分方法を知りたい
- 使用できる補助金があるか調べたい
- ヘルパーなど福祉とつながりたい
お住いの役所や清掃事務所など自治体には、ゴミ屋敷に関係する制度やゴミの処分方法について相談が可能です。
生活保護やひとり親家庭の場合は、自治体によっては粗大ゴミの処分費用やゴミ屋敷の片付けに関する控除・補助金があります。
発達障害や精神疾患・高齢などが理由でゴミ屋敷になってしまっている場合は、ホームヘルパーの派遣をなど福祉支援が受けられる可能性もあります。
役所は相談内容によって担当部署が異なりますが、案内用の窓口に聞くと担当部署を教えてくれるので、迷ったら利用してみると良いでしょう
その2:病院
【病院に相談できる内容】
- 障害の特性や病気の症状にあった治療方法や片付け方法について
ゴミ屋敷になる原因が発達障害や精神疾患、認知症などの場合は病院に相談するのも効果的です。
投薬や専門的な知識によるアドバイスで、ゴミ屋敷になりやすい特性や症状に対処できるようになります。
また、うつ病などの場合は自力で片付けることで病気が悪化する危険性もあります。
病院に相談しながら、無理のない範囲でゴミ屋敷の問題に向き合うことが重要です。
その3:ゴミ屋敷の相談室
【ゴミ屋敷の相談室に相談できる内容】
- すぐにゴミ屋敷を片付けたい
- ゴミ屋敷業者の選び方が知りたい
- まずは誰かに相談したい
ゴミ屋敷の相談室はゴミ屋敷の片付けに特化した業界唯一の総合案内サイトです。
ゴミ屋敷をすぐに片付けたい場合、ゴミ屋敷片付けの専門業者に依頼するのがおすすめですが、どのように業者を選んで良いかわからないと悩む方もいるのではないでしょうか?
ゴミ屋敷の相談室なら、相談員が自分に合ったゴミ屋敷片付けの専門業者を紹介してくれるので、業者選びに悩む手間を減らせます。
その4:ゴミ屋敷業者
【ゴミ屋敷業者に相談できる内容】
- すぐにゴミ屋敷を片付けたい
- ゴミ屋敷の片付け費用を抑えたい
- 周りの人にバレずにゴミ屋敷を片付けたい
ゴミ屋敷の片付けについて、業者に依頼したいけれど何かしら依頼しにくい理由がある場合は、ゴミ屋敷業者に直接相談してみるのがおすすめです。
業者に依頼するのをためらう理由で多いのが、「費用の準備が難しい」と「周りの人にバレないようにしてほしい」という理由です。
業者によっては頭金0円で分割払いが出来たり、周りにバレないよう社名の入っていない車で訪問してくれたりと柔軟に対応してくれます。
こうした対応は業者によって異なる場合が多いため、直接業者に相談しないとわかりません。
親族・近隣住民のゴミ屋敷について相談できる場所
「実家がゴミ屋敷になっているけれど、自分が話しても改善しようとしてくれない」
「マンションの隣の部屋がゴミ屋敷だけど、直接声をかけるのはちょっと……」
ゴミ屋敷問題で難しいのが、自分の家ではなく親族や近隣住民の家がゴミ屋敷になっているケースです。
ゴミ屋敷の所有者に話をしても聞いてもらえなかったり、トラブルになってしまったりします。
親族・近隣住民がゴミ屋敷になっている場合に相談できる場所は、以下の4つです。
その1:自治体
【自治体に相談できる内容】
- 迷惑を被っている・もしくは危険なゴミ屋敷への苦情
- 実家の両親が心配なので地域との関りや福祉支援がほしい
「隣にあるゴミ屋敷の悪臭がひどく、頭痛と吐き気が止まらない」
「ゴミが家の前の道路にまであふれていて、交通の邪魔になっている」
以上のように実際に迷惑をこうむっていたり、危険があったりするゴミ屋敷への苦情は自治体に相談することができます。
相談することで自治体もゴミ屋敷の存在を把握でき、その後訪問や改善のための指導などができるようになるので、まずは相談してみましょう。
実家がゴミ屋敷になっている場合は、実家のある自治体に相談し、実家に住む親と地域とのつながりを作っておくことも重要です。
「民生委員と知り合いになる」「公民館でのサークルに参加する」など、地域との関わりをもつことはゴミ屋敷の予防にも効果的です。
また、高齢や病気で日常生活が難しい場合には、介護など福祉支援を受けられるよう相談してみると良いでしょう。
その2:管理会社・大家
【管理会社・大家に相談できる内容】
- 同じ賃貸物件のゴミ屋敷に関する苦情
マンションの隣の部屋がゴミ屋敷になった場合など賃貸物件では、管理会社・大家さんに相談するようにしましょう。
直接ゴミ屋敷の住人に声をかけると、トラブルになってしまう可能性もあり危険です。
管理会社・大家は迷惑行為をする住人に対して、損害賠償請求や賃貸の契約解除をできると法律で定められています。
しかし内容証明の送付や裁判など法的な手続きを踏む手間があるため、なかなかゴミ屋敷を理由に賃貸の契約解除をすることはありません。
管理会社・大家によっても異なりますが、実際の対応としては住人に対して改善するよう声をかけたり、共用部分に物を置かないよう掲示したりしてくれることが多いです。
関連情報
【賃借人の迷惑行為に対する、賃貸人の義務と契約解除の可否|公益社団法人不動産流通推進センター】
その3:警察署・消防署
【警察署に相談できる内容】
- ゴミ屋敷の敷地外に物が置かれており交通の妨げになっている
- ゴミ屋敷で動物が劣悪な環境で飼育されている
【消防署に相談できる内容】
- マンションの共用部分に物が置いてあり通りにくくなっている
- 屋外に可燃性の物や引火しやすい物が置いてあり放火・火災の危険性がある
道路交通法や動物愛護法に違反する可能性がある場合は警察署に、消防法に違反する可能性がある場合は消防署に相談できます。
法律に違反しているかどうかを自分で判断するのは難しいかと思いますが、危険だと感じたら一度相談してみると良いでしょう。
その4:弁護士
【弁護士に相談できる内容】
- ゴミ屋敷のゴミが自分の敷地に入ってきて迷惑している
ゴミ屋敷のせいで実害がある場合には、弁護士に相談する方法もあります。
ただし、悪臭や害虫などは「どの程度の被害を」「確実にゴミ屋敷のせい」で被っていると証明するのが難しく、相談しても対応できないケースが多いです。
明らかに自分の敷地にゴミ屋敷のゴミや、庭の雑草・樹木の枝などが入り込んでいる場合にはそれらの撤去を命じることが出来る可能性はあります。
弁護士に相談したい場合は、近くの弁護士事務所に問い合わせたり、法テラスという国が設立した法的トラブルのための総合案内所を利用したりすることで相談できます。
弁護士によって得意分野が異なるため、住まいや近隣住民とのトラブルに強い弁護士に相談すると良いでしょう。
ゴミ屋敷の相談をするときの注意点
ゴミ屋敷の問題で一番望ましくないのは、一人で抱え込んでしまうことです。
誰かに相談することで、気持ちが楽になったり、具体的な改善策が見つかったりと状況が良い方向に向かいます。
より良い方向に向かうためには、ゴミ屋敷の相談をするときに以下の2点に注意しましょう。
状況に適した相談先を選ぶ必要がある
相談先ごとに対処できる方法が異なるため、状況に適した相談先を選ぶ必要があります。
本記事上部『ゴミ屋敷に住んでいる本人が相談をできる場所』『親族・近隣住民がゴミ屋敷について相談できる場所』でもご紹介しましたが、例えば以下のように相談先を選びます。
- 福祉などの支援を受けたい場合:自治体
- 発達障害の特性や精神疾患などの症状に対処したい場合:病院
- すぐにゴミ屋敷を片付けたい場合:ゴミ屋敷業者
「自分がどうしたいか分からない」などの理由で相談先に悩む場合は、まずはゴミ屋敷業者などゴミ屋敷の専門家に相談してみましょう。
最初からゴミ屋敷業者に相談するのは不安な方は、専門の相談員が相談にのってくれるゴミ屋敷の相談室がおすすめです。
住んでいる本人に片付ける意思がないとゴミ屋敷を片付けるのは難しい
ゴミ屋敷は住んでいる本人に片付ける意思がないと、なかなか片付けることはできません。
ゴミ屋敷にある物は、他の人からみればゴミだったとしても、本人の資産だからです。
家族であっても勝手に処分することはできません。
ゴミ屋敷を解決するためには、ゴミ屋敷を放置するリスクを伝えたり、孤独感などゴミ屋敷になる原因に対処しながら、本人に片付ける意思を持ってもらう必要があります。
ただし、ゴミ屋敷条例のある自治体では、ゴミ屋敷に住んでいる本人に片付ける意思がなくても行政が代わりに片付けをし、その費用を本人に請求する代執行が出来る場合もあります。
代執行については本記事下部の『ケース③:ゴミ屋敷条例のある自治体にゴミ屋敷について相談した場合の流れ』で解説しています。
ゴミ屋敷を解決する流れ
相談先や選んだ方法によって、ゴミ屋敷を解決する流れは異なります。
- 自分でゴミ屋敷を片付ける場合
- 業者に依頼してゴミ屋敷を片付ける場合
- ゴミ屋敷条例のある自治体にゴミ屋敷について相談した場合
以上3つのケースの流れをご紹介します!
ケース①:自分でゴミ屋敷を片付ける場合の流れ
自分でゴミ屋敷を片付けるには、以下の流れで行います。
- 時間・人手を確保する
- 道具の準備
- 害虫駆除
- ゴミの運び出し、処分
- 清掃
- 整理整頓
一般的な目安として、自力でゴミ屋敷の片付けができるとされているゴミ屋敷の間取りは3DK以内です。
しかし、物が多い場合や「忙しい」「心身の健康に問題がある」などの場合は、3DK以内であっても自力で片付けることが難しい可能性があります。
特に心身の健康に問題がある方は絶対に無理をしないよう、病院と相談しながら進めた方が良いでしょう。
自力で片付ける手順については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▶ゴミ屋敷の片付けが自力でできるかチェック!片付けの手順とコツも解説 – 便利屋サービス21
ケース②:業者に依頼してゴミ屋敷を片付ける場合の流れ
業者に依頼してゴミ屋敷を片付ける場合の流れは以下になります。
- 業者への問い合わせ
- 現地調査
- 見積り
- 契約
- 作業実施
- 作業終了の確認
6項目もあり一見時間がかかりそうですが、実際は業者に依頼すれば1~3日でゴミ屋敷をすっかりキレイにしてくれます。
業者によっては即日対応をしてくれるところもあるので、相談した当日にキレイにすることも可能です。
業者に依頼する際のポイントは、複数の業者から見積りをとる『相見積り』をすることです。
相見積りをすることで、自分のケースの費用相場がわかり、業者の対応なども比べられ、自分にとって最適な業者を選ぶことができます。
ゴミ屋敷の片付け業者の選び方については、以下の記事も合わせてご覧ください。
▶汚部屋の片付け代行業者の選び方とは?依頼方法まで徹底解説! – 便利屋サービス21
ケース③:ゴミ屋敷条例のある自治体にゴミ屋敷について相談した場合の流れ
ゴミ屋敷条例のある自治体にゴミ屋敷について相談した場合、自治体の条例で定められた流れに沿って対応してくれます。
例えば東京都八王子市では、ゴミ屋敷が近隣住民に悪影響を与えており、ゴミ屋敷の所有者に改善の意思がない場合、以下の流れで対応することになっています。
- 立ち入り調査:市の職員がゴミ屋敷の中に入って調査する
- 指導:ゴミ屋敷の改善のために必要な指導を行う
- 勧告:期限を定めてゴミ屋敷改善のためのより具体的な対策を行うよう書面で勧告する
- 命令:期限までにゴミ屋敷を改善するよう書面で命令する
- 行政代執行:市の職員や市の職員から委託された業者などがゴミ屋敷を片付け、行政代執行を行った場合、かかった経費はゴミ屋敷の所有者に請求する
(画像引用元:いわゆる「ごみ屋敷条例」の制定と関連条例の改正についての条例周知チラシ)
(参考:八王子市住居等における物の堆積等に起因する不良な生活環境の改善に関する条例)
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