便利屋サービス21コラム

2022.11.24

片付けられない更年期の悩みを解決!原因と対処法を徹底解説

「今までは普通にできていた片付けが、思うようにできなくなってきた」という声を、40・50代の女性からよく聞きます。片付けたいのに片付けられないというその悩み、もしかしたら更年期が原因かもしれません。

40・50代といえば、生活がやや落ち着いてきて、セカンドステージに向けて準備をはじめる世代です。だからこそ、身辺を整理してスッキリしたいもの。

実は、更年期によって気力や体力が思うようにコントロールできず、掃除や片付けが出来なくなる場合もあります。「片付けたい」という気持ちがあるのに出来ない状況は、ストレスも溜まってしまいますよね。

便利屋サービス21は、これまでに数多くの不用品の回収・買取のご依頼を頂戴してきました。その中には、体力や気力が追いつかず片付けが進まないといったお悩みをもったケースも数多くありました。この記事では、そのようなこれまでの経験から、更年期が原因で片付けがすすまない時の対処方法を紹介していきます。

片付けられない原因は?

片付けができないと悩んでいる場合、まずは原因がどこにあるか把握しましょう。

  • 昔から片付けが苦手
  • 特定のものが捨てられない
  • 体力がもたず片付けの途中で疲れてしまう
  • 片付いているが自分的に片付いていないと感じる

昔から片付けが苦手

この場合は、更年期が直接の原因ではないことが多いでしょう。とはいえ、更年期による気力や体力の低下が、片付けられないことへ拍車をかけているかもしれません。とくにこの世代は人生の棚卸しとして片付けに取り組もうとすることも多く、心身ともに元気な状態でないと挫折してしまいがちです。また「苦手なことをしなければいけない」というプレッシャーも片付けられない原因となります。

特定のものが捨てられない

写真や思い出の品、昔から使い続けている家具や小物など、特定のものが捨てられない場合もあるでしょう。これはものを捨てることで、思い出そのものや自分の価値を手放してしまうように錯覚するからです。とくに更年期には、子どもが巣立ったり職場環境が変化したりといった、今までの人生に「あったもの」がなくなる機会も多くなるため、失うことへの恐怖を軽減する必要があります。

体力がもたず片付けの途中で疲れてしまう

更年期にはホルモンのバランスが崩れ、だるさや疲れやすさを感じやすくなります。また、普通の生活をしているだけなのに、心臓がドキドキしたり、以前よりも時間がかかったりするようになる場合もあります。閉経前後のこの時期は、女性が生き生きと生活するために大切な役割をもつ女性ホルモンの分泌が急激に減少するため、まずは体調を整えることを最優先にしてください。

片付いているが自分的に片付いていないと感じる

更年期には、第三者から見れば片付いているのに、自分では散らかっていると感じてイライラしてしまうこともあります。その場合は、片付けそのものではなく「なぜ、そう感じるのか」に意識を向けるとよいでしょう。

「これまでは、落ちている雑誌などをスグに本棚に戻していたのに出来なくなった」「普段使っていない部屋が片付いていないことが急に気になり出した」といった場合は、精神的に不安定になっていることが原因の可能性もあります。家族や友人などの冷静な意見を聞きながら、片付けに取り組みましょう。

更年期の片付けは自分のケアと並行で

更年期の片付けでなにより大切なのは、自分の体調を優先にすることです。常に心身のどこかが調子悪い日が続く更年期は、少しの無理でも大きな反動となって一気にツラくなることも多いでしょう。

気持ちが落ちている時に片付けをすると、分別作業をネガティブな感情で行うことになり、負のループに陥ってしまうこともあります。まずは自分のケアを優先し「やりたくないな」と感じたら、片付けの途中でも中止して後日また続きをやるくらいに気軽な気持ちで行ってください。

無理のない片付け3つのポイント

現状を正しく把握する

ざっくりと「片付けなくては」と思ってはじめると、どこも中途半端になってしまい片付けは終わりません。まずは「どこが」「どんな風に」片付いていないのかを正しく把握しましょう。

■更年期の片付けの手順■

  1. リビング・寝室など部屋ごとに行う・終わるまでは他の部屋は気にしない
  2. 最終的にどのような部屋にしたいのか、理想の状態をイメージする
  3. ざっと見て気になる場所を書き出す
  4. タンスの引き出し・押入れの一角のように細かくチェック
  5. 処分するものの基準を決める
  6. 小さな場所(引き出しの中だけなど)から少しずつ片付ける

ここでのポイントは、現状把握と片付けを同時進行で行わないことです。片付けをはじめてしまうと、理想の部屋のイメージができないまま、片付かない現状にイライラして諦めてしまう可能性があります。

片付けは小さなスペースからはじめて、そこが片付け終わるまでは他の場所は現状のままにしましょう。小さな場所でも、イメージ通りに片付け終わると達成感を得られます。小さな達成感を積み重ねて自信をつけてから、大きな場所の片付けをすると挫折しにくくなります

時間の余裕がある時に片付ける

片付けができないと、あえて時間を区切って「この日までに終わらせる」と思うかもしれません。元気な時には有効な方法ですが、更年期の片付けではむしろ逆効果です。

片付けが終わらないことで気ばかり焦ってしまい、自己嫌悪に陥ってしまう原因にもなるでしょう。更年期には自己肯定感が下がる人も多く、ひどくなると鬱症状を引き起こしてしまうこともあります。

「今日は気分が乗らないから片付けはなし!」「疲れたから美味しいお茶とお菓子で休憩しよう。続きは明日」「今日はやる気があるので、たくさん片付けよう」というように、気楽に取り組むようにしましょう

片付け・断捨離のお手伝いなら便利屋サービス21へ

捨てるものを分別しても、それをゴミ捨て場に運んだり、粗大ゴミの手配をしたりするのも、しんどいと感じることもあるでしょう。そんな時には、プロの手を借りるのも一つの方法です。細かい不用品から、重くて自分では運べないようなものまで、一度でまとめて処分できます。

便利屋サービス21は不用品の回収・買取の即日対応も可能です。更年期で気力・体力がなくて片付けがすすまないとお困りの方は、ぜひ一度、便利屋サービス21へご相談ください。

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