便利屋サービス21コラム

2025.3.26

ゴミ屋敷住人はなぜ捨てない?9つの理由と片付けを成功させる方法

「ゴミ屋敷に住んでいる家族…なぜゴミすら捨てないの?」
「家族の部屋を勝手に片付けると喧嘩になる、どうしたら片付けてくれるんだろう」

ご家族にゴミ屋敷に住む人がいる方は、このように「なぜ捨てないのか」という疑問を抱いたことがあるはずです。
実は、ゴミ屋敷に住む人が物を捨てられない理由は一つではありません。

単なる「怠け癖」ではなく、心理的な背景や生活環境、時には医学的な理由が隠れていることも少なくないのです。

この記事では、ゴミ屋敷住人の家族を持つ方向けに、以下の情報をまとめています。

  • ゴミ屋敷に住む人はなぜ捨てないのか
  • ゴミ屋敷を放置するリスク
  • 片付けを促すコツ
  • 片付け業者を利用するメリット
  • ご自分が捨てられないことに悩む方へのアドバイス

ご家族の状況を理解し、適切なサポートをすることで、ゴミ屋敷の問題解決の第一歩を踏み出しましょう。

また、ご自身がゴミ屋敷に住んでいる方にも役立つ情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。

ゴミ屋敷に住む人はなぜ捨てない?9つの理由を解説

ゴミ屋敷に住む人はなぜ捨てない?9つの理由を解説

ゴミ屋敷になってしまう原因は人それぞれですが、多くの事例から共通する理由が見えてきます。

家族が以下に当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

理由1:「もったいない」と思ってしまうから

ゴミ屋敷に住んでいる方が物を捨てられない理由のひとつが、「いつか使うかもしれない」と思ってしまうからです。
この感情はとてもよく見られます。

特に、物が豊かにある今の時代とは異なり、物を大切にする習慣が身についている高齢者の方々にとっては、物を捨てることが難しい場合が多いです。

例えば、弊社で対応した事例の中には、80代の女性が結婚式の引き出物としてもらった鍋(なんと70年前のもの!)を大切にしまっていたケースがあります。
その鍋は一度も使われることなく、「もったいないから捨てられない」という理由で、長年手放せなかったそうです。

このように、「いつか使うかもしれない」という気持ちが、物を捨てるのをためらわせているのかもしれません。

理由2:汚い部屋に慣れてしまっている

ご家族は「どうして捨てないの?こんなに部屋が汚れているのに」と思うことがあるかもしれませんが、実は本人はあまり気にしていないことがあります。
これは、汚れた部屋に長く住んでいるうちにその状態に慣れてしまい、ゴミ屋敷であることに気づいていないからです。

人は環境に適応する性質があるため、汚れた部屋に住み続けると、それが普通の状態だと感じるようになります。

実際に、便利屋サービス21に依頼をいただいた方の中には、「私は部屋の状態を普通だと思っていたのですが、家族に怒られました」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
このような場合、自分の部屋を客観的に見ることが難しくなっているため、放置しても自発的に片付けることはあまりありません。

理由3:片付けが面倒くさい

単純に片付けが面倒くさいという理由で、物を捨てられない人もいます。
物を捨てるにはゴミ袋を用意して袋につめ、ゴミ捨て場に持って行くという工程をこなさなければなりません。

片付けが苦手だったり、面倒に感じる人にとっては、これらの作業自体が負担に思えることがあります。
そのため仕事で疲れて帰宅したときや、休日の貴重な時間に片付けをしようとは思えず、「いつかやろう」と思っているうちに、部屋の状態がどんどん悪化していき、気づけばゴミ屋敷になってしまうのです。

理由4:物が多すぎてどこから捨てて良いかわからない

片付けようと思っても「物が多すぎて、どこから手をつければいいのかわからない」と途方に暮れ、結局片付けをせずに終わる人も多いです。
これは「わからないから、何もしない」という心理が働いています。

人はあまりにハードルが高いと感じると「達成する方法がわからない」と思い込み、行動する気力を失ってしまいます。
ゴミ屋敷に住む人の多くは片付けの必要性を感じていながらも、物の多さに圧倒されて行動できません。

理由5:セルフネグレクトになっている

ゴミ屋敷に住む人は、セルフネグレクト状態になっていることがあります。
セルフネグレクトとは、精神疾患などが原因で自分の世話を放棄してしまう状態のことです。

衛生環境を整えたり、身だしなみを整えたり、食事を取ったり、医療機関に通院するといった基本的な自己管理ができなくなってしまいます。
この状態に陥ると、部屋の片付けどころか、自分自身のケアさえできなくなってしまうのです。

ゴミ捨てなどの基本的な家事も出来なくなり、徐々に部屋がゴミ屋敷になってしまう方も多いです。
高齢者などに多い状態ですが独居の場合は気付かれにくく、家族が気付いた時にはすでにゴミ屋敷状態になっていたり、健康に影響を及ぼしていることがあります

理由6:疲労や身体的病気でゴミ捨てが難しい

ゴミや物を捨てられない理由は、疲労によるものかもしれません。

バリバリ働くビジネスマン、ビジネスウーマンや看護師などのプレッシャーが多い仕事の方、ワンオペ育児をしている主婦の方などに、意外とゴミ屋敷住民が多いのはこのためです。

捨てたいと思っても疲れでゴミを集めて捨てる気力や時間がなく、部屋にゴミを溜めてしまいます。

また、病気を抱えている方も物理的にゴミ捨てができません。
膝や腰を痛めていたり、体の病気で上手くゴミを集めたり整頓したりすることが難しい場合もあります。

腰痛や関節痛などの身体的な問題を抱えている方は、重いゴミ袋を持ち運んだり、屈んだり立ったりする動作が辛く、片付けを避けてしまうことがあります。

理由7:強い孤独感をゴミで埋めている

独居の人に多いのが、孤独感をゴミで埋めているというパターンです。
これは、物が多いことで空間が埋まり、孤独感が紛れるという心理が働いた結果です。

人との関わりをゴミや物で代替するようなイメージで、「物があふれている部屋」が心の安定につながっていることもあります。
そのため、家族が「ゴミばっかり集めて!片付けなよ!」と叱っても、頑なに物を捨てないのかもしれません。

理由8:収集癖がある

外で物を拾って、家に溜め込んでしまう収集癖がある人もいます。
収集癖がある人は、何かを集めること自体で喜びを得るので、もちろん捨てることは考えていません。

空き缶やビニール袋など、一般的にはゴミでも、本人にとっては「価値のある物」という認識の場合すらあります。
この状態が進むと、部屋の中に通路さえ確保できないほど物が溢れ、生活に重大な支障をきたすこともあります。

理由9:発達障害や認知症・精神疾患を発症している

捨てられない理由が発達障害や認知症、精神疾患の可能性も考えられます。
物を捨てられなくなり、部屋をゴミ屋敷にしてしまう傾向がある発達障害や病気は以下のとおりです。

発達障害や病気 症状
ADHD 物事の優先順位がつけられない
片付けに集中できない
ASD(自閉症スペクトラム) 強いこだわりで物をためこむ
ためこみ症 精神疾患の1つ
物を捨てることに不安や苦痛を感じる
認知症 片付けの方法がわからなくなる
ゴミ出しの日ややり方を忘れる
うつ病などの気分障害 片付けの意欲が低下する

発達障害や病気が原因で捨てられなくなっている場合は、適切な治療が必要です。
また、認知症などは進行性の病気なので、家族やヘルパーの適切なケアがなければ、ゴミ屋敷の状態がどんどん悪化する可能性があります。

ゴミ屋敷と病気の関係性については、片付けできない病気7つ|セルフチェックや片付け習慣の付け方も紹介をご覧ください。

ゴミ屋敷に住む捨てられない人の特徴5選

ゴミ屋敷に住む捨てられない人の特徴5選

まだご家族の部屋がゴミ屋敷になっていなくても、その兆候がある場合は早めに対策を講じましょう。

以下の特徴に当てはまる場合は、将来ゴミ屋敷になるリスクがあるかもしれません。

①貧しい時代を経験した

前述の通り、物が少なかった時代を経験した人、特に戦時中やそのあとの物不足を経験した高齢者は、「もったいない」という意識が強い傾向があります。
容易に欲しい物が手に入らなかった経験から、物を大事にする習慣が残っているためです。

そのため、新しい物を買っても古い物を捨てられない、使わないけれど「いつか役に立つかも」と思って保管する習慣が身についています。

例えば筆者の祖母も何年も前に亡くなったインコの鳥籠を捨てずに取っておいたり、賞味期限が切れた食べ物でも冷蔵庫に入れてしまいます。
やはりこれも、戦時中の食料や物資不足が原因になっているようです。

このような考え方や習慣を変えるのは容易ではないので、話し合いをして徐々に物を整理するなど、プロセスを踏んで片付けを促す必要があります。

②助けを求めるのが苦手

「人に迷惑をかけたくない」「自分のことは自分でなんとかしたい」という意識が強く、困っていても周囲に助けを求められない人もいます。
ゴミ屋敷になったことを自分の責任と自覚しており、余計に他人に手伝ってもらうという発想に至りません。

実は便利屋サービス21のご依頼者様も、このような傾向を持つ人が多くいます。
ゴミ屋敷にしてしまった経緯を伺うと「昔から人に頼るのが苦手で、まずいと思いつつ、誰にも相談できませんでした」と打ち明けていただく方も。

このような方はゴミ屋敷になったことに自責の念も抱いており、それを他人に助けてもらう発想ができない傾向にあります。

③面倒くさがりなんでも後回しにしてしまう

ご家族が日頃から「めんどくさい」が口癖だったり、ゴミをゴミ箱に入れない場合は注意が必要です。
家族の家に行ったときに、大量のゴミ袋が放置されているなどの兆候がある場合は、早期に片付けを促し、様子を見に行ってゴミを捨てるなどの対策をしましょう。

今はゴミ袋数袋だけでも、そのうちゴミ捨て自体を一切しなくなるかもしれません。
このタイプの人は「めんどくさいから後でやろう」と考えて、ゴミ捨てを怠り、徐々に部屋をゴミ屋敷にしてしまう可能性があります。

④物に愛着を持ちやすい

必要以上に物に対して愛着を持つタイプの人は、ゴミ屋敷になるリスクが高いです。
物への愛着は情緒豊かな女性に多いといわれており、物と思い出や感情を結びつけてしまい、捨てられなくなります。

例えば「初めての給料で買った服」「彼氏からもらったネックレス」など、必要のない物でも付加価値をつけてしまい、ためこんでしまいます。
ご家族が日頃から物への思い入れが強く捨てない傾向にあるなら、将来的にゴミ屋敷住人になってしまうかもしれません。

⑤一人で片付けるモチベーションがない

人は誰しも人目がなければ多少はだらけるものです。
もしかしたらご家族は、一人で片付けるモチベーションがない状態かもしれません。

「誰も家に来ないし片付けはいいや」と考えて、部屋にゴミや物をためこんでいます。

ご家族と同居しているときは部屋が汚くなかったのに、一人暮らしを始めると途端にゴミ屋敷になっていたような場合は、これが原因かもしれません。
このタイプの人は理由があれば片付けるのですが、一人暮らしで友達や家族が家を訪ねてこない状態になると、途端にお部屋が汚くなる可能性もあるでしょう。

ご家族が部屋に様子を見に行くなど、片付けの理由を与えてあげれば、部屋の状態は改善するかもしれません。

なぜゴミ屋敷を放置してはいけないのか

なぜゴミ屋敷を放置してはいけないのか

ゴミ屋敷に住む人は、家族からの提言などがなければ自発的に片付けようとしない人が多いです。
家族がゴミ屋敷のリスクを正しく把握し、本人に伝えることで片付けの必要性を自覚するよう促しましょう。

①不衛生な環境により健康被害が出るリスクがある

ゴミ屋敷は大量の物があり掃除も行き届かないので、目に見えなくても空気中にホコリやカビが舞い散っています。
これを日常的に吸い込んでいると、気管支炎やアレルギー反応などの健康被害を引き起こすことも。
また、生ゴミの腐敗などで細菌が繁殖すれば、食中毒や細菌感染の危険もあるでしょう。

例えば筆者の友人は長年ゴミ屋敷で暮らし、大人になって喘息を発症しました。
今でもホコリの多い環境に行くと咳が止まらなくなってしまうなど、アレルギー反応に苦しんでいます。

このようにゴミ屋敷が原因と思われる病気もたくさんあるので、家族をそのまま不衛生な場所に住ませておくのは危険です。

②精神疾患が悪化する可能性がある

元々家族が精神疾患を抱えているような場合、ゴミ屋敷が原因で悪化する可能性があります。
片付いていない部屋や不衛生な環境は日々自己肯定感を下げ、精神状態を悪化させる要因となるからです。

例えば、うつ病の人が意欲低下により片付けができなくなり、散らかった部屋を見て「私はダメだ」と自分を追い詰めてしまうようなケースもあります
自己否定を繰り返すことで症状が悪化し、ますます片付けができなくなるという負のスパイラルに陥ることもあります。

精神疾患をもつ人は病気で正常な判断ができないこともあるので、ご家族が手助けして身の回りの世話をサポートしましょう。

③ゴミ屋敷が孤独をより深める結果になることがある

ゴミ屋敷が原因で周囲との交流を避けるようになる人もいます。

「部屋が汚いから人を家に呼べない」「近所の人にゴミ屋敷がばれるとまずいから、ドアが開けられない」と思い込み、孤独を深めてしまうパターンです。
結果的に強い孤独感から部屋をゴミで埋め尽くしたり、孤独によるストレスで精神疾患を発症し、セルフネグレクト状態になる人もいます。

特に高齢者が独居している場合は周囲との交流がなく、孤立しやすいので、家族が積極的に連絡を取ったり、様子を見に行く必要があります。

④孤独死のリスクが高まる

ゴミ屋敷と孤独死は密接に関係しているといわれています。
ゴミ屋敷は不衛生な環境から病気のリスクを高め、さらに「ゴミ屋敷であることを知られたくない」という心理から、人との交流を断つ人が多いです。

この悪循環からゴミ屋敷を悪化させ、最終的には食事や通院など、セルフケアができなくなり、最終的に死に至るケースもあります。

物を捨てられない家族が高齢の場合は特に、ちょっとした病気が重大なリスクとなる可能性も。
早期にゴミ屋敷を片付け、本人が周囲と交流をもてるようサポートが必要です。

⑤周囲へ迷惑をかける可能性がある

ゴミ屋敷は本人だけの問題ではなく、周囲の人へ迷惑をかけるリスクがあります。
大量のゴミから発生する悪臭や害虫、害獣が室外へ溢れ出し、近隣の家に被害を及ぼすこともあるので注意が必要です。

ゴミ屋敷が原因で近隣からクレームが入ることも少なくなく、最悪の場合は行政からの指導を受けたり、家主から退去要請をされることもあります。

便利屋サービス21にも「近隣から怒鳴り込まれ、焦って依頼した」という方が、年に何名かいらっしゃいます。
このようにゴミ屋敷は本人だけでなく周りの人にも影響がある問題なので、本人にも理解を促さなければなりません。

ゴミ屋敷住人にゴミ捨てを促す5つのコツ

ゴミ屋敷住人にゴミ捨てを促す5つのコツ

ゴミ屋敷の住人に対して、単に「片付けなさい!」と言っても効果がないことが多いです。

以下のコツを参考に、本人の心理的な抵抗を減らしながら片付けを促してみましょう。

コツ①部屋にある物への愛着を理解する

片付けを促す際は部屋にある物への愛着へ理解を示したうえで、整理を提案しましょう。
あなたから見るとゴミに見えても、本人は愛着をもって部屋に置いている可能性があります。
その気持ちを理解せずに「こんなゴミ、さっさと捨てなさい」と言っても、喧嘩になるだけです。

まずは「これが大切なのはわかるよ」と伝えて、どうしてそれが大切なのかを聞き出しましょう。
その上で「このままだと大切な物たちが傷んでしまうよ」「きちんと収納したら、もっと大事にできるね」などと伝えて、整理整頓の方向へ誘導していくことで、前向きに片付けを検討してくれるでしょう。

コツ②「心配している」気持ちを伝えて一緒に片付けを提案する

片付けを促す際にやってしまいがちなのが「こんな部屋に住んで恥ずかしくないの!」などと、本人を責めることです。

責めると反発して素直に片付けをしなくなるので、「心配している」というスタンスで片付けを提案しましょう。

ゴミ屋敷のリスクについて説明し「今のままだと、健康や生活に支障が出てしまうよ」と伝えます。
そのうえで「あなたが病気になったら嫌だから」と心配の気持ちを伝えれば、きっと理解してくれるはずです。

コツ③収納の見直しなどから部屋を片付けていく

ゴミ屋敷に住む人は捨てるという行為自体に抵抗がある人が多いので、まず「収納を見直そうと」と提案するのもおすすめです。
物が散乱している程度の軽度のゴミ屋敷であれば、収納の見直しだけでも部屋の状態は改善します。
収納を見直していくうちに本人が「これは不要だ」と気づき、自ら捨てる選択をするケースも少なくありません。

実は筆者の祖母もためこみ癖があるのですが、一緒に収納を見直しているうちに、自発的に「これは捨てようかのう」と言って、捨ててくれました。
本人が自分が持っている物を目で見て、不要と判断させればトラブルも起きませんので、ぜひ一緒に収納を見直すという切り口で、片付けを始めてみてください。

「捨てる」という言葉に抵抗がある人も多いので、まずは「収納の見直し」を提案してみましょう。

コツ④物を捨てる代わりにリサイクルを提案する

物に愛着をもつ人に不用品を手放してもらうために、リサイクルも活用しましょう。
リサイクルであれば、捨てるのが苦手な人も抵抗なく物を手放せる可能性があります。

例えば「メルカリに出して、必要な人に買ってもらおう」「近くの施設で、役に立ててもらおう」と提案し、新しい行き先を見つける方向で説得してみましょう。
実は筆者の母親も捨てられない人なのですが、メルカリを教えてから、積極的に断捨離できるようになりました。
本人も捨てるのではなく、人に手渡すので罪悪感なく物を手放せるそうです。

捨てられない人に「捨てて!」と強要するのではなく、「誰かに使ってもらおう」という切り口も活用して、片付けを促しましょう。

コツ⑤片付け業者の存在を教える

本人にゴミ屋敷の自覚があり、でもどうして良いかわからないという場合は、片付け業者の存在を教えてあげましょう。
片付け業者の存在を知らなかったり、知っていてもどんなサービスを提供しているのか理解していないことがあります。

片付け業者の概要やメリットを知れば、ゴミ屋敷から脱出するために利用を決意してくれるかも知れません。
「プロに任せれば、一日で片付くよ」「分割払いもできるから負担も少ないよ」など、具体的な情報を提供しましょう。

便利屋サービス21の依頼者も、元々は片付け業者の存在を知らなかったり、怪しい業者だと思っていた人がいます。
しかし、利用後は多くの方が「頼んでよかった」と笑顔になってくださいます。

ぜひ家族に弊社のような、ゴミ屋敷専門の片付け業者について教えてあげてください。

ゴミ屋敷の片付け業者を利用するメリット

ゴミ屋敷の片付け業者を利用するメリット

ゴミ屋敷の状態によっては、本人と家族だけで片付け切れない場合があります。
そんな時はゴミ屋敷の片付け業者を利用しましょう。

ゴミ屋敷の片付け業者を利用するメリットを説明します。

メリット1:第三者が介入すると片付けを承諾してくれる可能性がある

物を捨てられない人は、家族が片付けを促しても反発したり、怒り出したりします。
しかし、片付け業者のような第三者が間に入ることで、片付けに合意してくれるケースが少なくありません。

便利屋サービス21へ依頼いただく人も「プロに任せられるなら」と同意してくれる方がほとんどです。
また「ご家族が心配していますよ」と伝えると、涙を流して「本当は片付けるべきだと思っていました」とおっしゃる方も。

家族の方へ反発するのは、甘えの裏返しですが、そのままでは片付けは進みません。
我々のような片付け業者へお任せいただき、ゴミ屋敷問題を解決しましょう。

メリット2:最短かつ確実にゴミ屋敷を片付けられる

ゴミ屋敷の片付け業者はいくつものゴミ屋敷を片付けた実績があり、どうすればスピーディに片付けや掃除が終わるか知り尽くしています。
そのため、プロでない方がゴミ屋敷を片付ける数倍以上の速度で不用品回収が可能です。

賃貸物件の解約が迫っていたり、何らかの事情で早く片付けをしなければならない場合などは、片付け業者へご依頼ください。
ゴミ屋敷を家族で協力して片付けようと思っても、あまりにゴミの量が多いと数日で片付けが終わることはなく、数ヶ月単位の時間がかかる可能性もあります。

また、知識のない人がゴミ屋敷の片付けに取り組むと、思わぬ事故や健康被害が懸念されます。

とにかく早く、確実にゴミ屋敷を片付けたいなら、便利屋サービス21のようなプロの片付け業者へお任せください。

メリット3:整理収納のアドバイスなども受けられる

片付け業者には、整理収納アドバイザーの資格を取得したスタッフが在籍している場合があります。
仮に資格がなくても、スタッフはゴミ屋敷の片付けを多く経験しているので、整理収納のノウハウも豊富です。

整理収納を見直せば今後部屋が散らかりにくくなり、ゴミ屋敷へ逆戻りするリスクも軽減できます。

便利屋サービス21には、整理収納アドバイザー資格を持つスタッフが在籍しており、日々依頼者様が快適に過ごせるように整頓のアドバイスをしています。
プロならではのアイデアに対して、お客様から「こんな方法思いつきませんでした」とお褒めの言葉をいただくことも少なくありません。

ご家族が整理整頓が苦手なタイプなら、ぜひ整理収納のアドバイスができる業者を利用してください。

メリット4:買取が可能なので捨てずにリサイクルも可能

片付け業者の多くは不用品買取に対応しており、不用品を捨てずにリサイクルできます。
まだ使える家具や家電、貴金属などを買取してもらえば、ゴミ屋敷に住む人も納得して物を手放しやすいです。

また、物を売却することで片付け費用の一部を相殺できるので、費用が安くなるというメリットもあります。
物を捨てるのに苦痛を感じるためこみ症の人、もったいないという気持ちから捨てられない方も説得しやすいサービスなので、業者を探す場合は買取が可能なところを選びましょう。

メリット5:ハウスクリーニングや特殊清掃にも対応している

ゴミ屋敷の片付け業者は、ハウスクリーニングや特殊清掃にも対応しています。
ゴミを運び出したとしても、ゴミから滲み出た汁や悪臭が、部屋中に染み付いている場合が多いからです。

そのため、希望があればゴミを処分したあとにハウスクリーニング、必要であれば特殊清掃もオプションで追加できます。
ハウスクリーニングや特殊清掃を入れれば、部屋が見違えるようにキレイになり、本人の気持ちも前向きになるでしょう。

片付けと清掃を別の業者へ依頼することは可能ですが、日程の調整や費用の面で負担が増えることが多いので、一気に済ませるのがおすすめです。

最後に:自分でも「なぜ捨てられない」とお悩みの人へ

最後に:自分でも「なぜ捨てられない」とお悩みの人へ

ご家族ではなく自分自身がゴミ屋敷に住んでいて、「なぜ物を捨てられないのか」と悩んでいる人もいるでしょう。
物を捨てられないから部屋が散らかり、生活にも支障が出てきて危機感を覚えているのではないでしょうか。

捨てられない原因はさまざまですが、確実なのはあなたには何らかの手助けが必要なことです。
責任感の強さから人の助けを借りるのが恥ずかしいと思うかも知れませんが、決してそうではありません。

ゴミ屋敷に住み続けることで病気や事故、その他トラブルに巻き込まれることもあるので、ぜひあなた自身のためにも片付けのプロにご相談ください。
弊社には女性スタッフも在籍していますので、同性による片付けサポートや整理収納のアドバイスも可能です。

あなたの「片付けたい」という気持ちを大切に、一緒に理想の環境を実現しましょう。

便利屋サービス21で対応したゴミ屋敷片付けの事例

便利屋サービス21で対応したゴミ屋敷片付けの事例

今回は実家の両親の家を片付けて欲しいと、遠方に住むご家族からご依頼をいただきました。
持病の悪化で体が思うように動かせなくなったことから、実家に帰る度に部屋が汚くなっていったそうです。

元々物を捨てるのに抵抗があることもあり、部屋は物で溢れて、居住スペースがかなり狭くなっているような状態でした。
ご両親ともお話をしたところ「最初は片付けなければと思ったのだが、体も悪いし、徐々にこの状態が普通になってしまって…」とおっしゃっていました。

早速お二人のために快適かつ安全なお部屋を確保すべく、不用品の回収と片付けを実施。
弊社女性スタッフも伺い、ご両親の手の届く範囲に日用品を収納しなおし、散らからずに生活できるように動線を整えました。

片付け完了後は「家がキレイになって気持ちが若返ったようだ!整頓も手伝ってもらえて助かりました」と喜びの声をいただきました。

また、東京在住のご家族からも「あれから家をキレイに保てているみたいです」と、ご報告いただいています。

より詳しい経緯は【東京在住のご家族から依頼】栃木県足利市の実家の部屋の片付けと不用品回収をご覧ください。

まとめ:ゴミ屋敷に住む家族をサポートしたい人は便利屋サービス21へご相談ください

片付けられないお悩みを抱えているなら便利屋サービス21へご相談ください!

ゴミ屋敷に住む家族を見て「なぜ捨てない?」と思っていた人も、その理由が単なるだらしなさではないことがわかっていただけたのではないでしょうか?
捨てられない理由はさまざまな心理や病気が複雑に絡み合っているため、一朝一夕に解決は難しい物です。

大切なのは捨てられない人の気持ちを理解し、ゴミ屋敷状態なら脱出の手助けをしてあげることです。

ご家族だけでのサポートが難しいと感じたら、ぜひ便利屋サービス21へご相談ください。
経験豊富なスタッフが、ゴミ屋敷の片付けから整理収納のアドバイス、さらには再発防止のためのサポートまで、トータルでお手伝いします。

見積もりは無料、最大60回までの分割払いにも対応しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください!

東京・千葉・神奈川・埼玉周辺エリアの捨てられない悩みなら便利屋サービス21