「空き家を売却したいけれど、片付けに時間がかかりそう」
「リフォームや解体の手配が面倒」
空き家の売却は売るまでにもさまざまな作業や費用が発生しますが、この手間に悩んでいる方は少なくありません。
空き家の売却方法には「家財ごとそのまま売る」「片付け・リフォームをして売る」「解体して土地を売る」といった選択肢がありますが、どの方法を選んでも少なからず費用や手間が発生します。
そこで本記事では、空き家の売却方法ごとの特徴や費用目安、実際の流れを分かりやすく解説します。さらに、片付けから解体・不動産売却までワンストップで対応できる便利屋サービス21のサポートについても紹介します。
目次
空き家売却の方法は主に3つ

空き家を売却する方法は主に3つあります。
①家財をそのままにして売る
空き家を不動産買取業者に、家財ごと売る方法もあります。
不動産買取業者が家を片付け、リフォームなどをして改めて不動産を売却する流れです。
通常空き家を売る際は、家財を片付けてハウスクリーニングを入れるのが一般的ですが、家財ごと売却すれば家主がその手間を負わずに済みます。
さらに、不動産買取業者自体が空き家の買主になるので、通常発生する『売買仲介手数料』を節約できるのもメリットです。
家財の片付けが面倒な場合や、家がゴミ屋敷になっている場合におすすめの選択肢です。
なお、この方法だと通常売却よりも売値は少し下がります。
ただし、片付け費用等の負担を抑えられるため、そのバランスを見て家財ごと売却すべきか検討すると良いでしょう。
不動産買取業者の概要はゴミ屋敷は不動産買取業者へ売却しよう!売値の相場や売却の流れを解説をご覧ください。
②片付け後リフォーム等をして売る
空き家の家財を片付けたあと、ハウスクリーニングやリフォームを入れてから売る方法です。
最も一般的な不動産の売却方法で、立地が良ければ希望額に近い価格で家が売れる可能性があります。
ただし、家主が責任をもって家の片付けやクリーニングをしなければならず、売却までにそれなりの費用や手間がかかるのが難点です。
③空き家を解体して土地を売る
物件が老朽化しているような場合は、空き家を解体して土地を売る方法もあります。
購入者は土地を取得して理想の家を建てられるので、家がない方が売れやすい場合もあります。
立地は良いが、物件が古いようなケースでおすすめの方法です。
ただし、この方法だと物件の片付けや解体の手間や費用の負担が発生します。
空き家を売却するまでの流れ

空き家を売却するまでの流れを解説します。
STEP1:空き家の売却方法を決める
先ほど説明した3つの方法から、空き家の売却方法を決めましょう。
売却方法は物件や土地の条件に合わせて選ぶのがおすすめです。
| 空き家にゴミや家財がたくさんある場合 | 不動産買取業者へ売却 |
| 立地がよく物件も比較的新しい空き家の場合 | 物件を片付けてから通常の方法で売却 |
| 古い物件だが立地が良い場合 | 空き家を解体後に売却 |
上記はあくまで目安ですが、なるべく損のないように、売却予想額とかかる経費のバランスを見て、売却方法を選ぶと良いでしょう。
STEP2:売却方法に合わせて業者を選ぶ
次は、売却方法に合わせて必要な業者を選定して、作業を依頼しましょう。
売却方法によって必要な業者の種類が変わるので、それぞれ解説します。
①家財をそのまま売る場合→不動産買取業者
家財をそのままに空き家を売却したい場合は、不動産買取業者を選定します。
不動産買取業者とは、空き家を家財やゴミごと買取する業者で、空き家や家財の処分を請け負うことで通常より安く物件を取得し、最終的な売却益との差額で利益を出す業者です。
不動産買取業者を探して連絡をとり、物件の査定後に最終的な買取額を聞き、納得したら売るという流れになります。
②片付け後リフォームをする場合→片付け業者と不動産業者
空き家を片付けてからクリーニング、リフォームを入れる場合はまず、空き家の片付け業者が必要です。
片付け業者を入れたあとにハウスクリーニングの業者、あるいはリフォーム業者の手配も必要になります。
さらに、不動産売買を仲介してくれる不動産業者へ依頼して、買主を探してもらう流れが一般的です。
③空き家を解体して土地を売る→解体業者と不動産業者
空き家を解体してから土地だけ売る場合は、解体業者の手配が必要です。
なお、空き家に家財やゴミが残っている場合はまず、片付け業者を呼んで整理をしてから解体の流れになります。
解体終了後に不動産業者を手配して、土地の査定をしたうえで、買主を探してもらいます。
STEP3:売却に向けて片付けをおこなう
売却方法が固まったら、業者を入れて片付けをおこないます。
家財が少ない場合は自力で片付けることもできますが、空き家まるごとの片付けは時間がかかることもあり、その間に売却機会を失うリスクがあるので、業者を入れた方が良いでしょう。
STEP4:購入希望者と交渉のうえ契約成立
物件の購入希望者が見つかったら、価格や引渡しの条件等を話し合い、条件に合意できたら契約成立となります。
契約書の作成などを進め、互いに捺印をするなど事務手続きを済ませましょう。
STEP5:物件の受け渡しと所有権移転登記などの手続き
空き家の引渡し条件が満たされたあとに(リフォームなど)、入金を確認して物件の引渡しがおこなわれます。
物件引渡し後は銀行ローンの残債の返済手続き、所有権移転登記などの手続きをして、売却が完了です。
空き家の売却前には原則片付けが必要

ここまで空き家の売却ステップを解説しましたが、家財ごと空き家を売る場合以外では、片付けが絶対に必要になります。
これはハウスクリーニングやリフォーム業者、解体業者では空き家の片付けに対応していないためです。
片付けを自力でおこなう場合もありますが、物置状態で空き家内にものをたくさん置いているようなケースでは、まず短期間での片付けは難しいでしょう。
そのため、空き家を売却する前の片付けは片付けのプロに依頼する方が多いです。
片付け業者によっては、空き家の片付け後のハウスクリーニングやリフォーム、解体までワンストップで委託できる場合もあります。
便利屋サービス21では、空き家売却に必要な作業のほとんどをご依頼いただけます。
片付け作業のあとのハウスクリーニングや特殊清掃、リフォームや解体も対応可能です。
空き家の残置物を撤去する詳しい方法は、空き家の残置物はどう撤去するのが良い?処分方法と業者の相場も解説をご覧ください。
空き家の売却にかかる費用目安

空き家の売却がうまくいけばまとまったお金が入ってきますが、それまでにかかる費用は全て売主が負担しなければなりません。
どの程度の費用がかかるか計算しておき、売却予定額との採算が合うかもシミュレーションしておきましょう。
| 売却方法 | かかる費用の目安 | 費用詳細 |
| ① 家財をそのまま売る(買取) | ほぼなし(数千円〜数万円程度) | ・抵当権抹消登記費用:不動産1件につき1,000円(土地付きは2,000円) ・司法書士報酬1〜2万円 ・契約印紙代:契約金額に応じて2,000円〜1万円程度(売主・買主で折半) |
| ② 片付け・リフォームして売る | 数十万円〜300万円以上 | ・片付け費用:3〜60万円(間取り別) ・ハウスクリーニング:3〜10万円 ・リフォーム:50〜200万円以上 ・仲介手数料:売却価格×3%+6万円+税(例:1,000万円で約39.6万円) ・抵当権抹消登記・印紙税も必要 |
| ③ 解体して土地を売る | 100〜400万円以上(条件によってさらに増加) | ・片付け費用:3〜60万円(間取り別) ・解体費用:木造3〜5万円/坪、鉄骨造4〜6万円/坪、RC造6〜8万円/坪(30坪で100〜240万円) ・アスベスト除去や庭木撤去で+数十万〜100万円以上になるケースあり ・仲介手数料:売却価格×3%+6万円+税(例:1,000万円で約39.6万円) ・抵当権抹消登記・印紙税も必要 |
①家財をそのまま売る場合
まず家財ごと空き家を売る場合は、売却までにかかる費用はほぼありません。
不動産買取業者が負担する片付けなどにかかる金額を差し引いて、売却金額が決定するためです。
そのため片付け費用はかからず、以下のような費用のみかかります。
- 抵当権抹消登記費用(ローン返済がまだの場合)
- 契約印紙
| 抵当権抹消登記費用とは
抵当権とは…住宅購入時にローンを組む際に、銀行がその家自体を担保にする権利のことです。 万が一ローン返済が滞った場合、銀行はその不動産を処分して、返済に充てる権利を有します。 |
売却によってローンを完済すれば、その家を担保にする必要はありません。
そこで必要なのが、銀行が設定した抵当権を抹消する手続きで、その費用は不動産1件につき1,000円(土地付き物件の場合は2,000円)です。(参考:抵当権抹消 記載例|法務局)
ただし、手続きが複雑なので司法書士に処理を依頼することが多く、その報酬は1件あたり1〜2万円が相場となっています。
| 契約印紙とは
契約印紙とは不動産の売買契約の際に使用する印紙税のことです。 不動産の売買契約書は課税の対象であり、契約金額に応じた印紙を貼って契約書を作らなければなりません。 |
なお印紙税は売却金額によって変動し、契約金額が500万円以下なら2,000円ですが、1,000〜5,000万円以下の場合は1万円の支払いが必要になります。(参考:No.7140 印紙税額の一覧表(その1)第1号文書から第4号文書まで)
なお、この印紙税は売主と買主で折半するのが一般的です。
②片付けやリフォームをして売る場合
片付けやリフォームをしてから空き家を売却する場合は、以下のような費用が必要です。
- 空き家の片付け費用
- ハウスクリーニング・リフォーム費用
- 不動産会社への売買仲介手数料(売却金から相殺)
- 抵当権抹消登記(ローン返済がまだの場合)
- 印紙税
空き家の片付け費用の相場は間取りによって異なりますが、大体以下が相場の金額です。
| 間取り | 費用相場 |
| 1R・1K | 30,000~80,000円 |
| 1DK・1LDK | 50,000〜200,000円 |
| 2DK・2LDK | 90,000~300,000円 |
| 3DK・3LDK | 150,000~500,000円 |
| 4DK・4LDK以上 | 220,000円~600,000円 |
さらにこれに加えて、3〜10万円程度のハウスクリーニング費用、リフォームの場合は50〜200万円程度の費用がかかります。
加えて、不動産会社への売買仲介手数料が必要です。
仲介手数料は宅地建物取引業法で上限が決まっており、多くの場合は「売却金額×3%+ 6万円+消費税」で計算されます。
つまり、1,000万円で不動産を売った場合は「1,000万円×3%+ 6万円+消費税=39.6万円」の手数料がかかります。
その他、ローン残債が残っている場合は抵当権抹消登記費用が11,000〜22,000円程度、さらに印紙税も売却金額に合わせた金額が必要です。
③解体して土地を売る場合
空き家を解体して土地だけ売る場合は、まず空き家の片付け費用に加えて、物件の解体費用が必要です。
| 間取り | 費用相場 |
| 1R・1K | 30,000~80,000円 |
| 1DK・1LDK | 50,000〜200,000円 |
| 2DK・2LDK | 90,000~300,000円 |
| 3DK・3LDK | 150,000~500,000円 |
| 4DK・4LDK以上 | 220,000円~600,000円 |
上記が空き家の片付け費用であり、これに加えて物件の構造に応じた解体費用がかかります。
| 構造 | 坪単価の目安 | 例(30坪の場合) |
| 木造住宅 | 3〜5万円/坪 | 約100〜150万円 |
| 鉄骨造住宅 | 4〜6万円/坪 | 約120〜180万円 |
| RC造住宅 | 6〜8万円/坪 | 約180〜240万円 |
単なる解体なら以上が相場ですが、古い物件でアスベストが使われている場合などは、別で除去費用が100万円単位で追加されたり、庭木の除去に数十万円の追加費用が発生することもあります。
空き家の片付けにかかる費用をより詳しく知りたい方は、空き家の片付けにかかる費用と時間は?自力で片付ける方法も解説!もご覧ください。
空き家を楽に早く売却!便利屋サービス21の空き家売却サポート

ここまで説明したように、空き家の売却にはさまざまな作業が必要であり、その度に業者に作業依頼しなければなりません。
しかし、便利屋サービス21なら、空き家の売却に必要な作業をほぼ1社で完結できます。
①空き家売却前のお片付けをサポート
便利屋サービス21では、空き家売却前のお片付けに対応しています。
空き家にある家財の撤去や不用品の処分はもちろんのこと、万が一空き家がゴミ屋敷状態の場合のゴミ処理、害虫駆除や消毒作業までお任せいただけます。
空き家にある残置物を徹底的に処理して、その後の売却をスムーズにするお手伝いが可能です。
さらに、お片付けだけでなくハウスクリーニングや特殊清掃、リフォームにも対応しています。
さまざまな業者に作業を別で依頼する手間を省いて、弊社だけで空き家を売却に適した状態に戻します。
| 実際に作業依頼をいただいた方からの口コミ
千葉県市川市のRです。所有している空き家の一軒家を売却することになり家全体の片付けと清掃をお願いしました。 他県にも空き家状態のマンションがあり売却予定ですので、また便利屋サービス21さんにマンションの部屋全体の片付けとハウスクリーニングをお願い出来ればと思います。 口コミ:便利屋サービス21 公式サイト |
②解体作業もお任せ
便利屋サービス21を運営するBSC合同会社は解体工事業:1107号の認可を取得しており、空き家の解体にも対応できます。
片付けから解体まで弊社でおこないますので、スケジューリングもスムーズで、最速かつ依頼者様の手間なく解体まで進めるのがメリットです。
さらに、解体後の土地の売却についての手続きまで弊社でご案内ができるので、不動産業者探しの手間も省けます。
③ゴミ屋敷や残置物ごとの不動産売却も可能
便利屋サービス21では、ゴミ屋敷や残置物が残ったままの空き家を、そのまま売却するサポートもしています。
提携している不動産買取業者との連携で、手間なく迅速に空き家を売却できます。
仮に空き家がゴミ屋敷であってもそのまま売却できるので、依頼者様の手間や労力は大幅に削減できるはずです!
詳細については、弊社サービスページである【実家の片付け・空き家OK】不動産売却から売却に伴う片付けをご覧ください。
空き家の売却についてよくある質問

最後に、空き家の売却についてよくある質問をまとめました。
Q1:空き家の売却前の片付けを自力でするのは難しいでしょうか?
空き家の中に残置物が少なく、ゴミなどもほぼないような場合は、自力での片付けも可能です。
しかし、家財がそっくりそのまま残っているような状態であったり、ゴミが大量にあるような場合は、業者へ任せた方が無難です。
自力での片付けでは時間がかかってしまい、なかなか不動産の売却手続きに進めない可能性があります。
空き家のゴミ回収が難しい理由は空き家のゴミ回収は自力では難しい!業者へ依頼すべき理由や費用相場で紹介しています。
Q2:売却前でお金がないのですが、片付け費用を分割や後払いにしてもらうことはできますか?
基本的に片付け業者の分割払いは、クレジットカードの分割払いを利用したものが多いです。
便利屋サービス21では、独自の分割払いや頭金0円での後払いに対応しています。
そのため、物件の売却が成立した後でまとめて支払っていただいたり、分割にして月々の負担を抑えることも可能です。
お支払いの方法については、ぜひお気軽にお問い合わせください。
Q3:不動産の売買仲介料を節約するためにできることはありますか?
不動産の売買仲介料を節約するには、売買仲介手数料の業者を選ぶのが一番です。
売買仲介手数料は上限は決まっていますが、下限に規制はありません。
そのため、業者によっては手数料無料で売却のサポートをしている場合もあります。
あるいは、不動産売買仲介手数料がかからない空き家を家財ごと売却する方法を選べば、手数料や片付け費用まで節約できます。
Q4:空き家バンクに登録すれば、古い空き家でも売れやすいですか?
空き家バンクとは地方公共団体が運営している空き家情報の集約サイトで、物件の購入希望者と直接マッチングできます。
直接買主を探せるのがメリットですが、登録すれば必ず売れるとは限りません。
立地や売却希望額によっても売れやすさは変わってきます。
ただ、所有する空き家の情報を多くの人に閲覧してもらえるチャンスがあるので、登録して損はないでしょう。
建設産業・不動産業:空き家・空き地バンク総合情報ページ – 国土交通省
Q5:なかなか売れない空き家…そのまま放置していても問題ないでしょうか?
売れない空き家をそのまま放置するのはおすすめできません。
まず、空き家を所有しているだけで固定資産税がかかります。
さらに、空き家のメンテナンスをせず放置していると、自治体から「放置空き家」と認定されることがあります。
放置空き家と認められた場合、その持ち主は空家等対策特別措置法に基づいて罰金、または固定資産税の軽減特例から除外されるリスクがあります。
空き家が売れない場合は解体してから土地だけ売るなど、なるべく早く売れる方法を模索した方が良いでしょう。
空き家を放置するリスクについては、空き家の荷物の処分方法を解説!補助金で費用を抑える手段はあるの? をご覧ください。
空き家の売却のご相談は便利屋サービス21へお任せください!

空き家の売却には「そのまま買取」「片付けやリフォームをして売却」「解体して土地を売却」という3つの方法があり、それぞれにメリットと費用負担があります。
ただし、共通して言えるのは 売却の前には片付けがほぼ必須 ということです。
家財が大量に残っていたり、ゴミ屋敷化している場合、自力での処分は現実的に難しく、片付けや解体をプロに任せた方が売却までの時間と労力を大幅に短縮できます。
便利屋サービス21なら、片付け・ハウスクリーニング・リフォーム・解体まで一括対応が可能で、不動産買取業者との提携もあるため「ゴミや家財ごと売却」といった難しいケースにも対応できます。
「費用を抑えつつ、スピーディーに空き家を手放したい」という方は、まずはお気軽に便利屋サービス21へご相談ください。
【ご相談・お見積もり無料!東京・千葉・神奈川・埼玉エリアのゴミ屋敷の退去費用でお悩みの方は便利屋サービス21がおすすめ!】




















