便利屋サービス21コラム

2023.2.3

親御様の住む実家がゴミ屋敷になった時、するべき3つのこととは?

「久しぶりに帰ったら、実家がゴミ屋敷になっていた」
「何度言っても親が家の片付けをしない」
離れて暮らす親御様の住む実家がゴミ屋敷になってしまい悩んでいるという方は、実は少なくありません。
今回は多くのゴミ屋敷についてのご相談、ご依頼を頂いている便利屋サービス21が、親御様の住む実家がゴミ屋敷になった時にすべき3つのことをご紹介いたします!

ゴミ屋敷になる原因

家がゴミ屋敷になってしまう原因には色々あります。「片付け・清掃が苦手」「忙しくて片付ける時間がない」「どんどん物を増やしてしまう」など、人によってその理由は様々です。

ご年配の方の家がゴミ屋敷になっている時に特に多い理由としては、
「孤独感が強く心の隙間を物で埋めようとしている」
「もったいないという思いが強い」
「面倒、疲労感が強く片付ける意欲がわかない」
「認知症になってしまっている」
などがあります。

この原因によっては、一度片付けてしまってもまたすぐにゴミ屋敷になってしまったり、時には介護など行政との連携が必要になったりすることがあるため、ゴミ屋敷に対処するだけでなく、原因についても考える必要があるでしょう。
ゴミ屋敷にしてしまう人の心理状態とは?放置した場合何が問題なの?』の記事もよろしければ参考にご覧ください。

ゴミ屋敷に住むリスクとは

キレイな部屋に住んでいる人にはわかりにくい感覚かもしれませんが、実はゴミ屋敷に住んでいる本人はあまりゴミ屋敷に住んでいることを問題に感じていないことが多くあります。もはやゴミ屋敷に住んでいることがその人にとっては普通のことになってしまっているからです。
しかし、ゴミ屋敷の片付け・清掃を進めるためには当然ながらそのゴミ屋敷の持ち主の同意が必要になります。そのため、まずはゴミ屋敷に住んでいるとどんなリスクがあるかを伝え、ゴミ屋敷の片付け・清掃の必要性をわかってもらうことから始めるのがおすすめです。

転倒による怪我

一番怖いのが、転倒などの怪我です。ゴミ屋敷には物が多くあるため、物を踏んづけて転んでしまう、ちょっとよろけた時に物にぶつかってしまう、積み上げていた物が崩れて体の上に落ちてきてしまうなどにより大怪我につながる危険性が高くなります。
ご年配の方の場合、転んだだけでも骨折してしまうことが少なくありません。また、一度怪我をすると治るのに時間がかかったり、怪我が原因で動けなくなり筋力が低下し、寝たきり生活になってしまったりする可能性もあります。

離れて実家に暮らしている親御様の場合、きっと生活自体はご自分でしっかりされていることが多いかと思います。しかしゴミ屋敷に住んでいると、転倒による怪我によってその生活を続けることが難しくなってしまうことがあるのです。

アレルギーなどの健康状態の悪化

ゴミ屋敷は、ホコリやカビなどが非常に増えやすく、不衛生です。そのため、アレルギーなどの健康状態が悪化しやすくなります。年齢を経るごとにどうしても免疫力は低下してきてしまいます。今後のことを考えても早めにゴミ屋敷の片付け・清掃を行い、衛生的な環境にしていけると良いでしょう。

貴重品の紛失

ゴミ屋敷は物が多いため、何か探したい時になかなか見つからないことがよくあります。代用できる物や、買い直せる物ならまだ良いのですが、貴重品を紛失してしまうととても困ってしまう事態になります。

特にいざという時にすぐ使いたいけれど再発行も難しい、通帳、印鑑、保険の書類などの場所は、現在親御様がしっかり把握されているでしょうか?人によっては保険にいくつ入っているかわからないという場合もあるため、重要な物の場所はしっかり決めて置く必要があります。

隣人などご近所の方とのトラブルへの発展

「何かあれば気付いてもらえるだろう」「人とコミュニケーションをとって楽しそうにしている」など、離れて暮らす親御様が隣人やご近所、地域の方と良好な関係を築けていることは大きな安心材料になります。

しかし、ゴミ屋敷は悪臭や害虫などの発生、火事の恐れなど防犯リスクから、隣人や近所に住む方にとって非常に迷惑な存在です。そのため、ゴミ屋敷であることから隣人などご近所の方とのトラブルに発展してしまうことが少なくありません。そうした近隣住民とのトラブルから傷害事件が発生してしまうニュースも時折見られます。
その地域で心地よく暮らすためには、ゴミ屋敷の片付け・清掃が必要です。

万が一の時の負担増

親御様が怪我や病院で入院してしまった時や、万が一亡くなってしまった時など、支える家族、遺された家族が家に入り必要な物を探したり片付けたりすることがあります。その際、家がゴミ屋敷だと家族にとっての負担が非常に大きくなってしまいます。
元気なうちはまだ良いだろうと考えてしまうかもしれませんが、元気なうちにこそ親御様の思いを汲みながら丁寧にゴミ屋敷の片付け・清掃を進めておくのがおすすめです。

親御様の住む実家がゴミ屋敷になった時、するべき3つのこと

①親御様とよく話し合う

まずは親御様とよく話し合い、親御様自身にもゴミ屋敷の片付け・清掃の必要性を感じてもらうことが重要です。親御様の家がゴミ屋敷になってしまう原因は何なのかを一緒に考えつつ、ゴミ屋敷に住むリスクも伝え、片付け・清掃を進めようという気持ちになってもらいましょう。

ゴミ屋敷に住むリスクについてはこの記事を、思い出の品がたくさんあって捨てられない場合は『捨てられない思い出の品を後悔せずに断捨離する方法』の記事などを親御様と一緒にご覧頂くのも良いかと思います。

②身内や行政など、相談先を見つける

親御様の住む実家のゴミ屋敷の片付け・清掃を進め、キレイな状態を継続するには一人では難しい場合が多いです。ぜひご兄弟や親戚など身内の方と相談しながら行っていくことをおすすめします。
身内の方が難しい場合には、ゴミ屋敷の片付け・清掃の専門業者に相談するという方法もあります。
便利屋サービス21では相談、お見積りは無料でお受けしていますので、まずはお気軽にご相談ください。専門的な知識と豊富な経験から、お役に立てることがあるかと思います。

親御様のお体が不自由な場合や、認知症の場合などには、行政や医療、介護サービスなどとの連携が必要になってくることがあります。介護保険の利用、ヘルパーさんの派遣などによりキレイな家を維持しやすくなる可能性もありますので、一度相談してみると良いかもしれません。

③片付け・清掃はゴミ屋敷専門の業者に依頼する

親御様がゴミ屋敷の片付け・清掃に同意された場合、片付け・清掃はゴミ屋敷専門の業者に依頼するのが非常におすすめです。

なぜなら、身内同士だと親御様も甘えが出て「これは捨てないで」「ここはもっとキレイにして」など要望がついつい多くなってしまったり、片付けを手伝う身内の方も「こんなにやってあげてるのに感謝の気持ちが足りないのでは?」「なにかお礼をしてくれても良いのでは?」と不満が出たりしてしまうからです。
また、片付け・清掃に時間がかかってしまえば、その間に親御様の気持ちが揺れてしまうこともあります。

そのため、ゴミ屋敷専門の業者に依頼し、良い距離感で親御様の思いを汲み取りながら、短時間でキレイにした方が親御様にとっても身内の方にとっても楽なのです。

キレイな実家で、みんなが安心して暮らせる生活を

実家がゴミ屋敷であるという不安要素を抱えていると、親御様だけでなく、離れて暮らす身内の方にとっても常に悩みがある状態になってしまうという影響があります。ぜひゴミ屋敷の片付け・清掃を行い、みんなが安心して暮らせる生活を手に入れましょう。
ご相談は無料ですので、お気軽に便利屋サービス21にご相談ください。

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