「ゴミを放置していたらコバエが大量に発生して困ってる」
「コバエが出ない部屋で快適に過ごしたい」
しばらくゴミを放置したままにしているとすぐに発生する嫌な害虫、「コバエ」。
部屋の中を飛び回られると不快ですし、衛生的にもよくないため、どうにかしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ゴミ屋敷に発生するコバエの種類に触れながら、発生する原因や発生しやすい場所、放置することで想定されるリスクや発生したときの対処法などについて詳しく解説します。
コバエのいないきれいな部屋で快適に過ごしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ゴミ屋敷にコバエが発生する理由

ゴミ屋敷でコバエが発生しやすいのにはいくつか理由があります。
3つの主な理由を解説します。
エサが豊富だから
ゴミ屋敷にはコバエのエサとなるものが豊富にあります。
生ゴミや腐敗した食品などはコバエの大好物で、腐敗臭につられてコバエが屋外から入ってきます。
また、排水溝の汚れや観葉植物の土も、コバエのエサとなる代表的なものの一つです。
ゴミ屋敷の場合、ゴミを処分せず、掃除も行わないため、どんどん匂いが強くなり大量のコバエを引き寄せます。
さらに、エサがそこら中に溢れている状態でもあるので、エサを求めて外に出ていくこともなく、家の中でどんどん繁殖していきます。
隠れられる場所があるから
コバエは警戒心が強く、普段は隠れて過ごしています。
コバエが隠れられる場所をなくすのは代表的なコバエ対策の一つですし、非常に有効です。
実際、整理整頓され、生ゴミや汚れなどのエサがない家ではコバエは発生しづらく、増えません。
一方、ゴミ屋敷は整理整頓されておらずゴミやものが溢れているので、コバエが隠れる場所がたくさんあります。
隠れて安心して過ごせる場所があり、人間を警戒せずに生活できるため、整理整頓されたきれいな住宅よりもコバエが発生しやすくなっています。
繁殖しやすい状況が整っているから
ゴミ屋敷では、1匹や2匹ではなく、コバエが大量に発生します。
これは、ゴミ屋敷がコバエにとって繁殖しやすい環境だからです。
一般的な住宅の場合、定期的にゴミを処分して掃除を行うため、コバエが繁殖しやすい環境が整うタイミングがありません。
ゴミ屋敷の場合は、ゴミや汚れを長期間放置することでエサや隠れ場所が豊富な環境が整ってしまうため、コバエが繁殖しやすく、大量に発生する傾向があります。
ゴミ屋敷に発生するコバエの種類と発生しやすい場所

ゴミ屋敷に発生するコバエは一種類だけではありません。
以下のように、さまざまな種類のコバエが発生します。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| ショウジョウバエ | 2mmほどの黄赤色のコバエ。 腐った果実を好み、生ゴミによくたかる。 主な活動範囲は台所。 |
| ノミバエ | 2mmほどの黒褐色のコバエ。 ゴミだけでなく腐った植物にもよくたかる。 動きが俊敏で、食卓や台所で活動する。 |
| キノコバエ | 2mmほどの灰黒色のコバエ。 腐った植物を好み、観葉植物の土に産卵する。 観葉植物の土に生える菌や観葉植物そのものをエサにすることが多い。 |
| チョウバエ | 5mmほどの黒色のコバエ。 水まわりで発生することが多く、トイレなどにも生息している。 |
これらのコバエは外から入ってきて室内で繁殖します。
2mm〜5mmほどと小さく、窓や網戸などにあるわずかな隙間からでも侵入してくるため、室内への侵入を完全に防ぐのは不可能です。
室内における主な行動場所や発生場所はゴミが置いてある付近や水まわりですが、ゴミ屋敷の場合、住宅のいたる場所にゴミが放置されているため、どこからでも発生する可能性があります。
コバエだけじゃない!ゴミ屋敷で発生する害虫の種類

ゴミ屋敷で発生する害虫はコバエだけではありません。
以下のようにさまざまな害虫が発生する可能性があります。
| 害虫の種類 | 特徴 |
|---|---|
| ゴキブリ | ゴミ屋敷で発生する代表的な害虫。 ゴミだけでなく人の髪の毛や皮脂などなんでも食べ、爆発的に増殖する。 |
| チャタテムシ | 1〜1.5mmほどの、コバエよりも小さな虫。 湿度が高い環境を好むため、梅雨の時期に発生しやすい。 お米や小麦粉の中に入り込むこともある。 |
| ヒメカツオブシムシ | 4〜5mmほどのまだら模様が特徴的な害虫。 かつお節を好んで食すが、衣類や布団などの繊維質のものも好む。 |
| シミ | 魚のような独特な形をした害虫。 紙類を好んで食し、段ボールや書籍などをボロボロにする。 |
| トコジラミ | 暗くて物が多く、狭い場所を好む害虫。 人やペットの血を吸う。 |
| ダニ | 0.3〜0.5mmしかない非常に小さな害虫。 人を刺すため注意が必要。 |
| アシダカグモ | 害虫でもあり、益虫でもある虫。 大きなものだと10cm以上にもなる非常に大きなクモだが、ハエやゴキブリなどを捕食してくれる。 ただし、見た目のインパクトが強いため害虫としても扱われている。 |
ゴミ屋敷で発生する害虫を放置するリスク

ゴミ屋敷ではコバエやゴキブリなどの害虫が発生しますが、さまざまなリスクがあるため、対処せずに放置するのはおすすめできません。
ゴミ屋敷で発生する害虫によって引き起こされるリスクを解説します。
健康被害
害虫によって引き起こされるリスクの中でも特に注意したいのが「健康被害」です。
コバエやゴキブリなどの害虫はさまざまな菌を媒介しており、それらの菌が住人の体内に入ってしまうと、腹痛や嘔吐、発熱などの健康被害を引き起こす可能性があります。
中には、O-157のように重大な健康被害を引き起こす菌を媒介している害虫もいるため注意しなければいけません。
また、チャタテムシやトコジラミなどの害虫はアレルギーや喘息などの呼吸器系の健康被害を誘発することがありますし、人の血を吸ったり刺したりする害虫もいます。
近隣住民とのトラブル
ハエやゴキブリなどの害虫は爆発的に増えますが、害虫が繁殖することによって想定されるのが近隣住民とのトラブルです。
増えすぎた害虫は、より多くのエサを求めて近隣の住宅にまで活動範囲を広げる可能性があります。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、廊下や階段、エントランスなどの共用部分に害虫が出る可能性も。
害虫が発生すると、まず疑われるのはゴミ屋敷です。
近隣住民や同じ建物に住んでいる住人から苦情が入ると、是正勧告や退去命令が出されることもあります。
害虫が原因で今の家に住み続けるのが難しくなってしまう可能性もあるので、放置せずに早めに対策する必要があります。
退去時の高額請求
ゴミ屋敷化している部屋が持ち家ではなく賃貸物件の場合は、退去時に高額を請求されるリスクもあります。
賃貸物件は退去時の原状回復が義務付けられていますが、通常、原状回復は敷金の範囲内でおさまることがほとんどです。
ただ、ゴミ屋敷になると、害虫の糞や死骸によって壁や床が著しく汚れてしまい、リフォームが必要になるため、敷金でまかなうことができず、別途費用を請求されることがあります。
壁紙やフローリングの張り替えには、安くても数万円、部屋全体を張り替える場合は数十万円の費用がかかりますが、害虫が発生している状態を長らく放置していると、退去時にこれらの費用を請求される可能性があります。
ゴミ屋敷にコバエが発生したときの対処法

実際にコバエが発生した場合は、放置せずに対処しなくてはいけません。
コバエが発生したときに有効な2つの対処法を紹介します。
めんつゆトラップで対処する
市販の駆除剤がない場合におすすめなのが、めんつゆトラップを使った対処法です。
めんつゆトラップとは、めんつゆを使って作る殺虫剤で、コバエの駆除に効果を発揮します。
作り方は簡単で、ペットボトルの底部分を全体の5分の1程度でカットし、そこに水を1cmほど入れます。
めんつゆ(なければ酢)を同じ量だけ入れ、後は食器用の洗剤を数滴入れるだけです。
めんつゆ(あるいは酢)の匂いにつられてやってきたコバエがめんつゆトラップの表面に止まると、そのまま飛び立たずに沈んで死滅します。
これは、食器用洗剤によってコバエの足が水を弾けなくなってしまうためです。
すぐに効果を発揮しない場合もあるので、一週間ほど放置して様子を見るようにしてください。
市販の駆除剤で対処する
よりしっかりとコバエを駆除したい場合は、めんつゆトラップよりも市販の駆除剤がおすすめです。
コバエ用の市販の駆除剤はいくつかありますが、特におすすめなのが、めんつゆトラップ同様、コバエをおびき寄せて死滅させるタイプの駆除剤です。
代表的な製品としては、アース製薬の「コバエがホイホイ」やフマキラーの「 コバエ超激取れキューブ」などがあげられます。
これらの駆除剤は、コバエが好む腐敗した果実の香りで駆除剤の中に誘い込み、ゼリー状の殺虫成分でコバエを死滅させます。
実績のある企業が作る製品だけあって効果が高いので、コバエが大量に発生しているゴミ屋敷には、めんつゆトラップよりも市販の駆除剤の方がおすすめです。
コバエの発生を防ぐ方法

ゴミ屋敷に発生したコバエを駆除した後は、またコバエが発生しないように対策しなくてはいけません。
コバエの発生を防ぐ方法を紹介します。
1. 生ゴミを放置しない
強い匂いを発する生ゴミはコバエを引き寄せるので、生ゴミを放置するのはNGです。
コバエは何種類かいますが、どのコバエも食べ物の腐敗臭が大好きで、腐敗臭がするとすぐに集まってきてしまいます。
また、生ゴミに卵を産み付け、繁殖してしまうので、生ゴミは放置せずに処分するようにしてください。
生ゴミを放置していると、コバエだけでなくゴキブリなど他の害虫も集まってくる可能性がありますし、ゴミ屋敷化の状態もひどくなっていきます。
せっかくコバエを駆除したとしても、またすぐにわいてきてしまうので、可燃ゴミの日を把握し、定期的に処分するようにしましょう。
2. 食べ残し・飲み残しを放置しない
ゴミ屋敷化しやすい家は、生ゴミだけでなく食べ残しや飲み残しも放置しやすい傾向がありますが、コバエの発生を防ぎたいのであれば食べ残しや飲み残しの放置もNGです。
なぜなら、食べ残しや飲み残しによる腐敗臭もコバエの大好きな匂いの一つだからです。
食べ残しは特に注意が必要で、コバエが卵を産みつけて繁殖する可能性がありますし、害虫だけでなくネズミやハクビシンなどの害獣の発生を誘発する可能性もあります。
食事をする際は、食べ残しや飲み残しの処分までをセットで行う癖をつけ、放置しないようにしてください。
3. ペットの糞や根腐れした観葉植物を放置しない
コバエが寄ってくるのは生ゴミや食べ残し・飲み残しだけではありません。
ペットの糞や根腐れした観葉植物の匂いなどにもつられてやってきます。
ペットを飼っている場合は、糞を長時間放置せず、定期的に片付けるようにしましょう。
観葉植物については、適切に管理し、根腐れさせないようにしてください。
もし根腐れさせてしまった場合は、残念ではありますが、コバエを引き寄せないためにも処分するようにしましょう。
4. 排水溝を定期的に掃除する
住宅の水まわりで発生するチョウバエ類は、浄化槽や排水溝などから発生する悪臭に引き寄せられてやってきます。
特に注意が必要なのがキッチンや浴室の排水溝です。
キッチンや浴室の排水溝をしばらく掃除をせずにいると、ぬめりによる悪臭を発するようになりますが、この悪臭がチョウバエを引き寄せるわけです。
そのため、キッチンや浴槽の排水溝は、定期的に掃除をして、ぬめりによる悪臭が発生しないようにしなくてはいけません。
排水溝や排水管がきれいな状態を保つことで、水まわりでコバエが発生するのを防げるようになります。
5. 業者に依頼してゴミ屋敷をきれいにする
めんつゆトラップや市販の駆除剤を使って今発生しているコバエを全滅させても、家の中がゴミ屋敷のままでは効果がありません。
ゴミ屋敷はコバエが好む匂いを発し、エサが豊富にあるため、今いるコバエを全滅させてもまたすぐ発生します。
コバエが発生するのを防ぐには、ゴミ屋敷の状態を解消し、家の中を清潔にするしかありません。
多少費用はかかりますが、専門の業者に依頼してゴミを片付け、部屋をきれいに掃除してコバエを寄り付かせないようにしましょう。
ゴミ屋敷の片付けを依頼する業者の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
▶ゴミ屋敷の業者を選ぶ5つのコツ|費用の相場や安く抑える方法を紹介
コバエが発生しているゴミ屋敷の片付けは便利屋サービス21にご相談ください!

コバエが発生したり繁殖したりするのを防ぐには、ゴミ屋敷の状態を解消するしかありません。
ゴミ屋敷の状態を解消して掃除を行い、清潔な部屋になって初めてコバエに悩まされなくなるので、専門の業者に依頼して、ゴミの片付けから取りかかりましょう。
便利屋サービス21は、ゴミ屋敷の片付けから清掃まで任せられる便利な業者です。
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