「空き家の様子を見に行ったら小動物の糞尿があったけど、これってネズミ?」
「もし空き家にネズミがいたらどうしたら良いの?」
空き家は適切にメンテナンスをしないとネズミが住み着いてしまうことがあります。
しかしネズミにどう対処して良いかわからず、そのまま様子を見てしまう方も少なくありません。
本記事では空き家のネズミ駆除が必要な理由と、予防策・駆除方法を解説しています。
本記事を読むことで空き家のネズミ対策がバッチリできるようになります!
目次
- 1 空き家にネズミがいるかを確かめる3つのチェックポイント
- 2 飲食店が多い繁華街や自然が豊かな地域にある空き家はネズミが出やすいので注意
- 3 空き家のネズミをすぐに駆除するべき6つの理由
- 4 空き家のネズミを駆除する方法
- 5 空き家のネズミ駆除は専門業者に依頼した方が良い理由とは
- 6 空き家のネズミ駆除を業者に依頼した場合の費用相場
- 7 空き家のネズミ駆除を依頼するなら便利屋サービス21がおすすめな理由4選
- 8 空き家にネズミが出ないようにするための3つの予防策
- 9 空き家のメンテナンスが難しい場合は売却も検討しよう
- 10 空き家のネズミについてのよくある質問
- 11 まとめ:空き家にネズミがいそうな場合は被害が大きくなる前に対策を!
空き家にネズミがいるかを確かめる3つのチェックポイント
「空き家に生き物が住み着いている気がするけれど何がいるのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
まずは空き家にネズミがいるかを確かめるために、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。
チェックする場合は、ネズミが好んで過ごす天井裏・キッチン・床下を重点的にチェックするのがおすすめです。
①何かが移動する音や物を削る音がする
まずは何かが移動する音や、物を削る音がするか耳をすませてみましょう。
ネズミは非常に小さいイメージがあるかもしれませんが、空き家によく出るネズミの一種、ドブネズミは体長20〜25cmもあります。
移動する音や物を削る音も、イメージしているよりも大きいと考えておいた方が良さそうです。
ネズミは人の気配がすると隠れてしまうため、目視での確認はできない場合も多いです。
しかし目でネズミの姿は見えなくても、「トトトトトッ」「バタバタバタ」と天井裏や床下を移動する音、または「カリカリ」「ゴリゴリ」と物を削る音がすることがあります。
移動する音は他の害獣でも出ますが、物を削る音はネズミの可能性が高いといえるでしょう。
また、稀にですがネズミの鳴き声が聞こえる場合もあります。
ネズミの鳴き声はお話やマンガなどでは「チューチュー」と表現されることが多いですが、実際は「キーキー」「キュキュキュ」と非常に高い声です。
この鳴き声が聞こえた時もネズミがいると考えた方が良さそうです。
②柱や壁に傷・汚れがある
空き家の柱や壁に傷・汚れがあるかチェックしてみましょう。
ネズミが空き家に住み着いていると、柱や壁を歯でかじったり爪で引っかいたりするため、柱や壁に傷がついていることがあります。
そのため、柱や壁に汚れがある場合も、ネズミがいる可能性が高いです。
特にネズミの身体が当たりそうな下の方に、横に長く続く形で汚れているのは要チェックです。
ネズミは汚れている場所に出入りしているため、その身体も泥や油、ホコリなどで黒く汚れています。
汚れたネズミが壁や柱沿いに動くので、柱や壁の下の方に横に長く続く形で汚れが付着してしまうのです。
同じように、侵入口付近も汚れていることがあります。
排水溝や建物の穴などのフチが汚れている場合、ネズミがそこから出入りしていしている可能性があります。
③小動物の糞尿がある
空き家の中に小動物の糞尿がある場合には、何かしらの小動物が住み着いていると思われます。
しかし、小動物の糞尿があったからといって必ずしもネズミがいるわけではありません。
空き家によく住み着く害獣には、ネズミの他にタヌキやハクビシン、アライグマ、イタチ、コウモリがいます。
見分けるポイントは主に糞の大きさと形状、落ちている場所です。
ネズミも種類によって異なりますが、主に5〜10㎜の大きさで、散らばって落ちているのがネズミの糞の特徴です。
同じ大きさの糞をする害獣にはコウモリがいますが、コウモリのフンはネズミの糞と異なりねじれた形をしており、昆虫の体や足を含んでいることが多い特徴があります。
イタチは個体差が大きいのですが、個体によってはネズミほどの小さな糞をすることもあります。
イタチの糞は臭いが強く、同じ場所に糞をする溜め糞という習性があるため、臭いや場所で見分けることができます。
飲食店が多い繁華街や自然が豊かな地域にある空き家はネズミが出やすいので注意
ネズミはエサや住処にできる場所が多いところで繁殖します。
繁華街には、飲食店の生ゴミなど、ネズミのエサとなる物が多くあります。
木が生い茂っているような自然豊かな場所では、エサは自然の中で確保し、雨風をしのげる快適な住処として空き家に入ってくるネズミが多くなります。
そのため、飲食店が多い繁華街や自然豊かな地域にある空き家は特にネズミが出やすいので注意が必要です。
繁華街や自然に密接している空き家の場合、ネズミがまだ住み着いていなくても、これから周りの飲食店などから移動してくる可能性も高いといえます。
ネズミが侵入しないようしっかり対策し、定期的なメンテナンスをするようにしましょう。
また、そのような地域は害虫・他の害獣も住み着きやすいので、その対策も必要です。
空き家のネズミをすぐに駆除するべき6つの理由
「ネズミが苦手だから駆除したくない」
「きっとそのうちネズミはいなくなるだろう」
以上のように空き家のネズミを放置するケースがありますが、実はネズミが住み着いたのをそのままにしておくのは非常に危険です。
空き家のネズミをすぐに駆除するべき6つの理由を解説します。
その1:柱や壁に傷がつき建物の価値が下がる
ネズミは柱や壁をかじったり引っ掻いたりして傷をつけます。
柱や壁に傷がついてしまうと建物の価値が下がるため、空き家を売却したり賃貸に出したりする時に値段が下がってしまいます。
またネズミが出ることが近隣住民に知られたり、Googleなど口コミに書かれたりすることでも建物の価値が下がることがあります。
ネズミが出ることでその建物の人気が下がり、売値を下げないと買い手が見つからなくなってしまうからです。
空き家の建物をそのまま売却や賃貸に出すことを考えている場合には、なるべく早めにネズミを駆除しておきましょう。
その2:配線をかじられると漏電や火災のリスクが高くなる
ネズミは柱だけでなく電気配線もかじることがあります。
配線に傷がつくと漏電や火災のリスクが高くなり危険です。
火災が起こった場合、基本的には失火責任法により、火災を起こしてしまった家の所有者であっても損害賠償をする責任はないとされています。
しかし、所有者に大きな過失があった場合には損害賠償を請求されるケースもあります。
法的に責任がなかったとしても、近隣住民との関係が悪化してしまうこともあります。
空き家の管理のために電気を使えるようにしている場合は、必ずブレーカーをおろしておきましょう。
参考サイト:
失火責任法(失火の責任に関する法律)について:徳島市公式ウェブサイト
その3:糞尿や病原菌により衛生環境が悪化する
ネズミが空き家に住み着くと、空き家のいろんなところで糞尿をし、悪臭や汚れが増えていきます。
ネズミによって様々な病原菌も空き家の中に持ち込まれます。
東京都のネズミの被害にまつわる資料では、ネズミ類からの感染が報告されている、あるいは危惧される感染症として24つもの感染症をあげています。
代表的なのは、ネズミに噛まれることで感染する鼠咬症という病気です。
鼠咬症はネズミにかまれることでスピリルム・ミヌスという細菌に感染します。
感染してしまうと噛まれた場所が腫れ、発熱、発疹が見られます。重症な場合は死に至ることもある病気です。
他にもネズミの糞尿などから感染する病気や、ネズミの死骸をエサにダニが増えるケースもあります。
(画像引用元:東京都ねずみ防除指針 第一部東京のねずみ問題 3)被害の実態)
その4:ネズミは繁殖力が強くどんどん増えてしまう
ネズミは繁殖力が強く、エサと住処が確保できるとどんどん増えてしまいます。
東京都が公開している『行政担当者のための ねずみについてよくある質問&回答集 』によると、ネズミは生後3ヶ月から妊娠が可能になり、年に6~7回、1回に6~10匹程度出産します。
計算上、オスとメスが1匹ずついれば1年で約9,000匹以上に増えてしまいます。
実際にはエサの量や仲間同士の争い、外敵から狙われることもありこれほど増えませんが、それでも非常に繁殖力が強いことがわかります。
ネズミが増えるほど糞尿や建物への傷なども増え、駆除の手間も大きくなるため、増える前の駆除が大切です。
その5:近隣住民とのトラブルになる可能性がある
空き家に住み着いたネズミは、近隣住居に出入りしてエサを確保しようとします。
そのため近隣住居でネズミ被害が増えたり、周囲のゴミ捨て場が荒らされてしまったりして近隣住民とのトラブルになるケースがあります。
近隣住民にとってはいくら自分の家でネズミ対策をしても、空き家でネズミが増えているため効果が出ず、空き家の持ち主への不満が溜まっていきます。
「空き家に住んでいないので近隣住民とのトラブルは気にならない」という方もいるかもしれません。
しかし、近隣住民が役所など自治体に相談し、行政から空き家を改善するよう指導が入ったケースもあります。
近隣住民とのトラブルがあると売却しようとしても買い手が付きにくくなることもあるため、近隣住民とのトラブルになる前にネズミの駆除をしておきましょう。
その6:解体工事が始められない・工期が遅れる場合がある
自治体によっては、解体工事前のネズミの生息調査・駆除を義務付け、又は推奨しており、ネズミを駆除しないと解体工事が始められないので確認しておきましょう。
例えば東京都の港区では、区が公表している解体工事前の手続き案内にネズミなどの生息調査を行うよう記載されています。
(参考:港区建築物の解体工事等の事前周知等に関する要綱 手続きのご案内)
解体工事前のネズミの生息調査・駆除が義務ではない地域でも、ネズミの生息調査・駆除は行っておくことを強くおすすめします。
ネズミが住み着いたまま解体工事を始めてしまうと、ネズミがいることで作業が止まったり、近隣住民からクレームがきたりして、全体の工期が遅れる場合があるからです。
「建物は解体するからネズミの駆除はしなくても良い」ではなく、スムーズな解体作業と近隣住民との関係のために、ネズミの駆除は必要な作業です。
空き家のネズミを駆除する方法
空き家のネズミを駆除するには3つの方法があります。
それぞれメリット、デメリットがありますので、空き家や自分の状況に合わせて方法を選びましょう。
薬剤を使用する
ネズミを駆除するには、殺鼠剤(さつそざい)と呼ばれる薬剤を使用する方法があります。
空き家にエサをセットしておき、エサの中にネズミにとって毒となる殺鼠剤を混ぜて使用します。
ネズミは警戒心が強いため、最初は毒を混ぜないエサをセットし、ネズミが慣れてから殺鼠剤を使用する方が効果があります。
しかし、ネズミの中には殺鼠剤に耐性を持ち、効果が出ない種類もいます。
特にクマネズミの場合、殺鼠剤が効かないことが多いため、空き家にいるのがクマネズミとわかっている場合は他の方法を使用するのがおすすめです。
殺鼠剤は食べてすぐに死ぬわけではないため、どこで死んでいるかわからないというデメリットがあります。
処分できなかった死骸が腐敗してダニなどの虫が湧くこともあるため、殺鼠剤を使用した後は空き家全体をチェックしましょう。
また、空き家を子どもやペットと一緒に訪れる場合は、子どもやペットが誤飲しないように注意が必要です。
トラップを仕掛ける
ネズミが出入りしていそうな排水溝付近や床下などにトラップを仕掛ける方法があります。
空き家にはエサが少ないため、ネズミは空き家を自由に出入りしながら外部からエサを調達している可能性が高いです。
そのため、ネズミにトラップを仕掛けるなら、ネズミが通る確率の高い排水溝などの侵入口付近や床下等が効果が出やすいでしょう。
トラップには粘着シート、バネ型の捕獲器、カゴ型の捕獲器があります。
一番安価なのは粘着シートですが、それぞれメリット・デメリットがあるため、空き家や自分の状況に合わせて選びましょう。
粘着シート | カゴ型捕獲器 | バネ型捕獲器 | |
仕組み | 強力な粘着剤でシートに絡めとり動かなくさせる | カゴの中にネズミが入るとカゴのフタが閉まる | ネズミが仕掛けに触れるとバネが作動してネズミを挟む |
価格相場 | 1枚約100~300円 | 1個800~1,200円+エサ代 | 1個300~600円+エサ代 |
メリット |
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デメリット |
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専門業者に依頼する
ネズミの駆除は専門業者に依頼することも可能です。
専門業者なら独自の薬剤を使用したり、豊富な知識と経験に基づいてトラップを仕掛けたりするため、自力でするよりも高確率でネズミを駆除することができます。
ネズミの駆除は、ネズミが侵入してすぐであれば1回で終わらせられることもあります。
しかしネズミが増えてからだと1回で全てを駆除することが難しく、数回作業を行うと考えておいた方が良いでしょう。
自力でネズミ駆除を行うと、ネズミの侵入口を塞ぐのが上手く行かず、数回作業を行う間にまたネズミが増えてしまい、いつまでも終わらない可能性もあります。
ネズミの駆除専門業者なら、ネズミの侵入口を熟知しているので、侵入口を塞ぎ、確実にネズミの駆除を成功させてくれます。
空き家のネズミ駆除は専門業者に依頼した方が良い理由とは
自力で空き家のネズミを駆除して、費用を抑えたい方も多いかと思います。
しかし、空き家のネズミ駆除をするなら、専門業者に依頼するのがおすすめです。
ネズミの駆除を専門業者に依頼した方が良い理由を解説します!
自力の駆除では怪我をする可能性や感染症のリスクが高い
自力で駆除する場合、怪我をする可能性や感染症のリスクが高いため、専門業者に依頼した方が安心・安全です。
ネズミの駆除作業中は、トラップを誤作動させてしまって自分が怪我をしたり、生きたネズミに噛まれたりひっかかれたりすることがあります。
ネズミに噛まれたりひっかかれたりした場合は、感染症にかかってしまうリスクがあり非常に危険です。
たしかに専門業者に依頼すると費用がかかってしまいますが、万が一怪我や病気をしてしまった場合は治療費がかかってしまいます。
ネズミが原因の感染症の中には最悪死にいたる病気もあるため、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
専門業者に依頼すれば、自分が怪我や感染症にかかるリスクはありません。
作業する業者も、ネズミやネズミ駆除のための道具の扱いになれたプロですので安心してお任せできます。
天井裏や床下などの作業が自力だと難しい
天井裏や床下など普段人が過ごすことを想定されていないスペースでの作業は、自力だと困難です。
狭い空間で作業が思うように出来なかったり、体を柱などにぶつけて怪我をしたりすることがあります。
特に天井裏の作業は危険で、天井板が割れて落下し、大怪我してしまう可能性は少なくありません。
建物事故予防ナレッジベースという国土技術政策総合研究所が実際におきた事故事例や対策を集めたWebサイトを見ていくと、天井裏に入り天井板が割れて起きる事故は度々起きています。
また、天井裏や床下などはホコリや泥もあり、衛生的に良い環境ではないことにも注意が必要です。
特に喘息やハウスダストアレルギー、アトピー性皮膚炎などの方は健康状態が悪化する可能性が高いため、天井裏や床下などの作業は業者に任せておいた方が良いでしょう。
捕獲したネズミの後処理など精神的にもきつい作業が発生する
自力でネズミを駆除する場合、捕獲したネズミの後処理など精神的にもきつい作業が発生します。
特にカゴ型トラップは仕掛けの仕組み上、ネズミがケガをしないため、多くの場合捕獲したネズミは生きています。
餓死、または溺死させるのが一般的ですが、その作業が非常に苦痛だという人は少なくありません。
バネ式トラップならネズミは死んでいる場合も多いですが、バネの強い力が原因で死んでいるので、グロテスクな見た目になっている可能性があります。
このように捕獲したネズミの後処理は大変精神的にきつい作業ですので、業者に依頼をおすすめします。
空き家のネズミ駆除を業者に依頼した場合の費用相場
空き家のネズミ駆除を業者に依頼した場合の費用相場は30,000~50,000円です。
これは1回ごとの費用になるため、空き家に住み着いているネズミが多く、複数回作業が必要な場合は合計20万円程かかるケースもあります。
ネズミ駆除費用の内訳は主に以下の3つにかかっています。
- 人件費
- 作業費(薬剤やトラップなど駆除に必要な道具等の費用)
- その他経費(交通費など)
家が広くなったりネズミが多くなったりすると、使用する薬剤やトラップなども多くなります。
そのため、ネズミ駆除の費用は家の広さとどれくらいの数のネズミが住み着いているかによって変わります。
自分のケースの費用相場を知りたい場合は、いくつかの業者から見積りをとって比べてみると良いでしょう。
空き家のネズミ駆除を依頼するなら便利屋サービス21がおすすめな理由4選
ネズミ駆除を依頼できる業者はたくさんありますが、それぞれの業者によって費用やサービス内容が違うため、空き家や自分の状況に合った業者を探してみましょう。
「空き家に本当にネズミがいるかわからない」
「空き家のネズミ駆除の費用を準備するのが難しい」
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白アリ・ゴキブリ・ハトなどの駆除もまとめて対応可能
空き家には害獣だけでなく、シロアリやゴキブリなどの害虫、ハトなどの害鳥が住み着いているケースもあります。
害虫・害鳥もそのまま放置してしまうと衛生環境の悪化や近隣住民とのトラブルにつながるリスクがあるため、駆除が必要です。
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ネズミが出る空き家を売却するには、一般的には以下の作業が必要になります。
- ネズミの駆除
- 片付け(不用品処分など)
- 清掃
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- 作業時間:8時間
- 作業内容:空き家の片付けと清掃
- 支払い方法:頭金0円で分割払い
こちらの空き家の片付けと清掃のご依頼も、頭金0円の分割払いでお支払いいただきました。
空き家に残されていた不用品の回収と汚れていた箇所の清掃作業を、4名のスタッフで8時間かけて行っています。
管理されていない空き家の片付け・清掃は作業量が多く、費用は高くなりがちです。
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空き家にネズミが出ないようにするための3つの予防策
空き家に一度ネズミが住み着いてしまうと、専門業者に依頼しても、駆除には1週間以上、状況によっては3ヶ月必要になるといわれています。
ネズミが殺鼠剤を食べたり、トラップにかかったりするまでに時間がかかるからです。
では、空き家にネズミが出ないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
空き家にネズミが出ないようにするための3つの予防策をご紹介します
その1:空き家の片付けをする
まずは空き家の片付けをしましょう。
物がたくさんある空き家には、ネズミのエサや快適な住処になる場所がたくさん存在しています。
ネズミにとって非常に住みやすい環境だといえるでしょう。
また、物が多かったり家が汚れていたりすると、ネズミがいるサインであるネズミの糞尿、壁や柱の傷・汚れにも気付きにくくなります。
ネズミに気付くのに時間がかかると、ネズミがどんどん増えてしまい、駆除が大変になってしまいます。
ネズミが空き家に出ないようにする、出たとしてもすぐに駆除するためには、空き家の片付けが非常に重要です。
その2:ネズミの侵入口を塞ぐ
ネズミの侵入口を塞ぎ、ネズミが外から入ってこられないようにしましょう。
ネズミの侵入口は、以下のような場所です。
- 排水管回り
- 破損した通気口・換気扇
- エアコン配管の壁貫通部分
- 雨戸の戸袋
- 壁のヒビ
- 建物の基礎と壁のズレた部分 など
(画像引用元:中野区ホームページ ネズミの侵入箇所点検実例写真集)
ネズミは身体が小さいため、1cm程度の非常に狭い隙間からでも侵入してきます。
隙間を見つけたらパテや金網などで塞ぎ、ネズミが侵入できないようにしておきましょう。
その3:薬・トラップ・LEDストロボライトなどを設置する
ネズミの侵入口になりそうな場所の近くや、ネズミが好みそうな天井裏・床下に殺鼠剤・トラップを事前に仕掛けておく方法もあります。
駆除ではなくネズミを追い払うなら、LEDストロボライトも効果的です。
ネズミは夜行性で光を嫌います。
LEDライトでネズミの侵入口や侵入経路になりそうな場所を照らしておくと、ネズミがそこを通るのを避けるようになります。
特にチカチカと点滅するLEDストロボライトや、炎を連想させるような赤いライトが効果的です。
ネズミを追い払うので捕獲したネズミの後処理がなく、安全性も高いのがメリットです。
ただし、ネズミによっては光を怖がらないことや、段々光に慣れてしまうこともあります。
LEDストロボライトだけでなく、他の予防策と並行して使用するのがおすすめです。
空き家のメンテナンスが難しい場合は売却も検討しよう
「空き家から離れた場所に住んでいる」「忙しくて空き家をメンテナンスする時間が取れない」など、定期的な空き家のメンテナンスが難しい場合は売却も検討しましょう。
空き家は一度対策しても、定期的にメンテナンスしないとネズミが発生してしまいます。
その他にも、空き家を放置することは火災や犯罪に利用されるなどのリスクがあります。
売却までは片付けや手続きなど一時的な手間はかかりますが、メンテナンスが難しい空き家は売却した方が安全です。
空き家を放置するリスクについては以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
▶︎空き家の片付けにかかる費用と時間は?自力で片付ける方法も解説! – 便利屋サービス21
空き家のネズミについてのよくある質問
空き家のネズミについてよくある質問に回答します!
空き家をキレイにしておけばネズミは出ませんか?
空き家をキレイにしておいたとしても、侵入口があればネズミが出る可能性はあります。
キレイな空き家にはネズミのエサや好みそうな物陰はないかもしれません。
しかし、雨風が避けられ、外よりも快適な環境のため、ネズミが住み着く可能性は0ではありません。
空き家の片付け・清掃をした後も油断せずに定期的にネズミが住み着いていないかチェックが必要です。
空き家から自然にネズミはいなくなりますか?
空き家から自然にネズミがいなくなることも、条件によってはあります。
1点目は、エサが空き家から完全になくなることです。
エサがないと生きていけないため、エサを求めて別の場所に移動していきます。
近くでエサの調達ができる場合は、また戻ってきて空き家を住処にすることもあります。
空き家からエサになる物を全て片付けたからといって油断は禁物です。
2点目は、ネズミの天敵のネコやイタチなどが現れることです。
天敵が頻繁に現れるようであれば、天敵から逃げていなくなることがあります。
ただし空き家にネコやイタチが住み着いてしまった場合、今度はそちらの対処が必要になります。
ネズミの駆除は鳥獣保護法に違反しませんか?
ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類の駆除は鳥獣保護法には違反しません。
以下は鳥獣保護法第八十条です。
第八十条 この法律の規定は、環境衛生の維持に重大な支障を及ぼすおそれのある鳥獣又は他の法令により捕獲等について適切な保護若しくは管理がなされている鳥獣であって環境省令で定めるものについては、適用しない。
(引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=414AC0000000088)
この項目にドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは該当しており鳥獣保護法の適用外となっています。
そのためこれらのネズミの駆除には、許可や資格は必要ありません。
まとめ:空き家にネズミがいそうな場合は被害が大きくなる前に対策を!
空き家にネズミが住み着いてしまうと、以下の6つのリスクがあります。
- その1:柱や壁に傷がつき建物の価値が下がる
- その2:配線をかじられると漏電や火災のリスクが高くなる
- その3:糞尿や病原菌により衛生環境が悪化する
- その4:ネズミは繁殖力が強くどんどん増えてしまう
- その5:近隣住民とのトラブルになる可能性がある
- その6:解体工事が始められない・工期が遅れる場合がある
空き家にネズミがいそうな場合は、被害が大きくなる前に対策をしましょう。
「忙しくて時間がとれない」「捕獲したネズミの後処理をしたくない」などお悩みの方は、ぜひお気軽に便利屋サービス21にご相談ください。
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