家事代行に依頼すれば部屋はきれいになるけれど、ずっと頼み続けるのはどうなのかな…と感じることはありませんか?また、自分で断捨離をしようと思っても、いざやってみるとうまく行かなかったり忙しくてできなかったりすることもあるかもしれません。
家事代行の中にはアドバイザーを派遣して、整理・整頓などの困りごとを依頼主と一緒に片付けながら解決していくというサービスを提供している業者があります。今回はこのアドバイザーとはどういった人なのか、依頼するとどんなメリットがあるのかについて解説します。
家事代行と整理・収納のアドバイザー
最初に、家事代行サービスとアドバイザーについて説明しましょう。
家事代行サービスとは
家事代行サービスとは、その家(部屋)に住んでいる人の代わりに家事を行うものです。家事に含まれると考えられることはほとんど依頼することが可能です。時間単位で依頼することが一般的で、その時間内にできることであれば複数のことをお願いできます。例えば、2時間の間に掃除と洗濯をして欲しいとあらかじめお願いしておけば、仮に自宅に家の人がいなくても必要なことを行ってくれるのです。
もちろん、片付けだけお願いしたいということも可能です。その場合は、どの部分から片付けるのかを指定しておかなければなりません。家事代行はスタッフがひとりで来ることが多いので、そのような取り決めが必要になります。
整理・収納を一緒に学ぶ家事代行サービスもある
家事代行は基本的にスタッフにお任せですが、中には「整理・収納のアドバイザーと一緒に片付けを行います」と書かれている場合があります。このアドバイザーとは、その家の人の困りごとの解決策を考え、一緒に片付けを行いながら整理・収納のスキルを上げるアドバイスをしてくれる人のことです。
依頼者がいなくても部屋の片付けをしてくれるのが一般の家事代行、依頼者と一緒に片付けを行ってくれるのがアドバイザーと行う「学べる家事代行」だと考えると分かりやすいでしょう。
アドバイザーの資格って?
ところで、このアドバイザーには資格を持っている人とそうでない人がいます。片付け関係の資格は非常に数が多く、中には通信教育だけで取得できる場合もあります。反対に、所属している家事代行業者が「経験も豊富でアドバイザーにふさわしい」と認めた人も含まれています。気になる人はその業者に問い合わせてみるのもいいかもしれません。
片付け関係の資格は全て民間機関が認定しています。その中で最も有名なのはNPO法人ハウスキーピング協会の「整理収納アドバイザー」です。2級・準1級・1級の3つがあり、1級になるためには実習やコミュニケーション能力なども要求されますので信頼性が高いといえます(なお、2級は自宅の片付けを上手に行える程度という位置づけです)。
それ以外には北欧インテリアのポイントやディスプレイについて学び、心地よい住まいを提供する「北欧式整理収納プランナー(日本能力開発推進協会(JADP)認定)や、片付け収納スペシャリスト(一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)認定)、収納マイスター(日本生活環境支援協会(JLESA)認定)などがあります。
家事代行で整理・収納のアドバイザーを依頼するメリット
ここでは、整理・収納のアドバイザーを依頼するメリットを3つご紹介します。
整理や収納についての相談に乗ってもらえる
一言で整理や収納といっても、その家の悩みはそれぞれです。賃貸での一人暮らしと持ち家の一軒家では収納の大きさも、物の多さや種類も全く異なります。「買い物が趣味ですぐにクローゼットが一杯になってしまう」という人もいれば、「子供の荷物が増えてしまって片付けが大変」ということもあります。「断捨離に挑戦してもいつも失敗している」「本などを読んでもなかなか実行に移せないのできっかけが欲しい」という人もいるかもしれません。
依頼者がどのような部屋にしたいのかを良く聞き、その理想の部屋を実現するために相談したりアドバイスをもらったりすることが可能です。
使いやすい整理・収納方法を学ぶことができる
アドバイザーと一緒に作業をすることで、今家にある荷物を捨てる・整理をする方法と、使いやすく収納する方法を手取り足取り教えてもらうことができます。何となく頭でわかっていても実際にはうまく行かないことは多いので、ひとつひとつ丁寧に教えてもらえるというのは最大のメリットと言えるでしょう。
例えば、洋服をしまうという方法を考えても、スーツの多い男性と形や素材がバラバラの女性では扱い方に違いが出ます。小学生の子供本人に洗濯した洋服をしまってもらうのであれば、引き出しを使った方がいい場合もありますよね。「そんなやり方があったのか!」と思うことは多いのではないでしょうか。
きれいな状態を自分で維持できるようになる
一度きれいになった部屋を見れば、汚さないように気を付ける人は多いでしょう。整理・収納方法をきちんと身に付けることができれば、ポイントを押さえた片付けができるようになるので、きれいな状態を自分で維持していくことができるようになるはずです。
その後、仮に引き続き家事代行を依頼したとしても、きれいに整理されていれば時間が短くて済みます。時間単位で訪問してもらっているわけですから、それ以外の家事をしてもらう時間が長くなり、より満足度の高い作業が期待できるでしょう。また、片付けを自分ですることによって、今まで2時間来てもらっていたものが1時間で済んだり、週に2回が1回になったりすることも可能かもしれません。
アドバイザーに来てもらうのは高いなと感じても、その後のことを考えればトータルで見れば安くなる可能性もあるのです。
ゴミ屋敷状態の部屋は家事代行ではなくゴミ屋敷片付け業者に依頼を
家事代行サービスは、いわゆるゴミ屋敷のような部屋の片付けを想定していないことがほとんどです。また、大量のゴミが出ても、それを捨てるのは依頼者自身です。もし、家事代行でアドバイザーに整理・収納を教えてもらおうと考えているけれど、部屋がゴミだらけで足の踏み場もないという場合は、まずゴミ屋敷の片付け業者などに依頼して不用品やゴミを回収してもらってください。
便利屋サービス21では、大量のゴミの片付けや不用品の回収を行っています。24時間・365日ご依頼を受け付けておりますので、最短でその日のうちにご自宅にお伺いすることが可能です。料金は頭金不要で最大60回までの現金分割払いや後払いにも対応しており、まとまったお金がない場合でも安心です。
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