便利屋サービス21コラム

2023.4.15

一人っ子が実家の片付け!失敗をなくしスムーズに進める心構えと手順とは?

一人っ子が実家の片付けをする場合、その負担は兄姉がいる家庭よりも大きいといえます。1人で親を説得するのも大変であり、親が亡くなっている場合は1人で思い出を背負わなくてはならず、つらさを感じてしまうかもしれません。

一人っ子が実家の片付けの負担を減らし、スムーズに断捨離をおこなうためには心構えや手順を把握しておくことが大切です。

この記事では、一人っ子が実家の片付けをする際に役立つ、心構えの内容や手順についてご紹介します。

実家の片付けのタイミング

実家を片付けるタイミングは、大きく分けて「親が元気なうち」か「親が亡くなってから」の2つです。

親が元気なうちに片付ける生前整理は、親子で協力しておこなうのが一般的です。いる・いらないの判断は親がおこなうため、子どもは手を動かすだけで済みます。しかし親が物を捨てるのを拒み片付けが進まなかったり、言い合いになったりといったリスクが発生する可能性もゼロではありません。

親が亡くなったあとにおこなう遺品整理は、いる・いらないの判断を子どもがおこないます。片付けは早く進みますが、処理や判断に困る物が片付けの中で出てくるかもしれません。また、高価な品が残されていれば、相続争いのきっかけとなる可能性もあります。

一人っ子が実家を片付け!しておくべき心構えとは?

一人っ子が実家を片付ける際に必要な心構えを、見てみましょう。

長期戦になることを頭に入れる

一人っ子がひとりで片付けを行う場合、完了まで長期間かかることが予想されます。

親が元気でいる場合は、スムーズにいけば1か月ほどで片付けが終了するかもしれません。しかし片付けを拒まれたり、物が多すぎたりする場合は、2か月〜数年かかる可能性があります。

親が亡くなっている場合、親と一緒におこなうよりもスムーズに片付けができるでしょう。しかし片付けだけに、時間を割くわけにはいきません。

プライベートと両立して片付けを1人で進める場合は、完了までに半年以上はかかると考えておいたほうが良いでしょう。

実家=自分の家ではないことを忘れない

実家は自分が過ごした家ですが、「自分の家」ではありません。あくまで親の家であるため、勝手な判断で物を捨てたり片付けたりしないようにしましょう。

自己判断で片付けを進めてしまうと、親子関係に歪みが生じるリスクがあります。

片付けを始める時期や、断捨離する物の決定権は親にあることを意識した上で、片付けを促した方が良いでしょう。

片付けないことを否定しない

散らかった家を見ると、つい否定的な言葉を投げたくなってしまうこともあるかと思います。しかし親から見れば、周りを覆い尽くす物はゴミではなく必要な物かもしれません。

また、片付けられないことには理由が隠されているケースもあります。体力的な衰えや思い入れのある品を手放す苦しさなどから、片付けができない可能性も考えられるでしょう。

片付けられない親を否定せず、寄り添った言葉で片付けを促すようにしましょう。

身内への協力を仰ぐ

親が片付けに対して前向きになってくれない場合、一人っ子では説得に限界を感じてしまうかもしれません。また、親が亡くなっている場合は、家に一人で入ることにツラさを感じてしまうケースも考えられます。

一人っ子が実家の片付けをおこなう際は、身内に協力をお願いしましょう。手伝いを頼む相手は、親との関係性が深い人がおすすめです。

親の性格をよく把握していれば、上手に説得をしてくれるでしょう。親が亡くなっている場合は、遺品の判断をスムーズにできる可能性も期待できます。

実家の片付けを一人っ子がおこなうための手順

一人っ子が実家の片付けをスムーズにおこなうために、次の手順を守るようにしましょう。

  • 片付けに対して前向きになるための声かけ
  • 狭い範囲から片付ける
  • あきらかなゴミから捨てる
  • 捨てられない物はリサイクルショップ・買取も検討を

それぞれの工程について、詳しく解説します。

片付けに対して前向きになるための声かけ

親が元気な場合、片付けに対して同意を得なくてはなりません。断捨離に対して親が前向きになれるような言葉を選んで、説得をしましょう。

たとえば「必要な物を選ぼう」「欲しいという人に譲ってあげよう」などの言葉は、片付けをプラスに捉える言葉です。

一方で、「物を捨てよう」「片付けないとダメだよ」などの否定的な言葉は、片付けへの腰を重くする原因となります。

なるべく片付けに対して意欲的になれるよう、明るい未来が待っていることが想像できる言葉を選択しましょう。

狭い範囲から片付ける

片付けをする際は、狭い範囲からスタートするのがおすすめです。狭い場所は広い場所に比べて早く、片付けを終わらせられます。

きれいになった状態をいち早く確認することで、その他の空間の片付けに対してモチベーションを維持しやすくなります。

あきらかなゴミから捨てる

物が多い空間では、何から捨てれば良いのか迷ってしまうかもしれません。何を捨てるべきか判断できない際は、あきらかにゴミだと思える物から捨てるようにしましょう。

たとえば散らかったままのペットボトルや食品のトレーなどは、取っておく必要がない物です。

ゴミではない物で、捨てるべきか迷う物は保留にして、片付けが一段落ついた後で再考しましょう。

捨てられない物はリサイクルショップ・買取も検討を

親の意思で捨てられない物の中には、どう見ても不要な物やゴミだと思える物もあるかもしれません。

その際は、リサイクルショップや買取を勧めてみましょう。

物がお金に換わったり誰かの役に立ったりする可能性を伝えることは、あふれた品々を手放すきっかけとなります。

一人っ子が実家の片付けをする場合は業者依頼がおすすめ

一人っ子が実家の片付けをする場合は、専門のお片付け業者への依頼も検討してみてください。

お片付け業者に依頼をすることで、1人では数ヶ月以上かかる片付けも、早ければ半日ほどで終わらせられます。

お片付け業者の中には買取をおこなっているところも少なくありません。物を捨てるだけでなく、リサイクルをすることでお財布にも環境にも優しい片付けが実現します。

お片付け業者へ依頼した場合の費用目安

業者に実家の片付けを依頼した際、気になるのは費用相場です。下記は、お片付け業者を活用した際の費用の目安です。

1R・1K 3~8万円
1DK 5~12万円
1LDK 7~20万円
2DK 9~25万円
2LDK 12~30万円
3DK 15~40万円
3LDK 17~50万円
4LDK以上 22~60万円

 

片付けにかかる費用は、残された物の多さや家の造りによって左右されます。荷物の運び出しが難しいらせん階段の家や、窓からの搬出が必要な大物家具がある場合は、高額になる傾向です。

お片付け業者の多くが、無料で見積もりをおこなっています。実家の片付けに悩む方は、まずはお近くのお片付け業者に見積もり依頼をしてみてはいかがでしょうか。

実家を片付けて気持ちもクリアーに

物に溢れた実家を考えると、気持ちが暗くなったり落ち込んでしまったりする方もいるかと思います。

一人っ子であれば、自分だけで実家の片付けに踏み切らなくてはならないため、負担も大きくなるでしょう。一人っ子が実家の片付けをおこなう場合は、業者に手伝ってもらうことをおすすめします。

便利屋サービス21では、見積もりを無料でおこなっています。すぐにまとまった依頼費用が用意できない場合、分割払いやカード払いも対応可能です。

一人っ子で実家の片付けにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

実家を片付けて、モヤモヤした気持ちや心残りにおわかれをしましょう。

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