高齢化が進み、空き家やゴミ屋敷化の目立つ柏市。しかし都内への移動における利便性から、駅の周辺には多くの人々が暮らし日本の企業を支えています。そんな方に多いのが、転居です。都内に働きに出る方の半分ほどが、出張や転勤によって期間の決まった暮らし方をしているとのこと。

片付けが行き届かず、ゴミ屋敷化してしまったらどうすればいいか。
柏市で多い片付けの悩みを解決するために知っておいて欲しいことをまとめたのでご紹介します。

柏市の特徴と住民の傾向

柏市は都内へのアクセスの利便性があるため、東京のベッドタウンとしての役割も果たしています。そのため、駅近にはマンションやアパートが多く、人の入れ替わりが激しい地域です。

2023年現時点で、働き盛りの世代は減少傾向にあり、高齢化が進んでいます。なので体力の低下、持病の関係で環境を整えることが難しく、ゴミ屋敷化してしまうケースも多いようです。

柏市にはゴミ屋敷条例がありません。
仮に放置しても、罰則や強制撤去などリスクがないことから、多くの方が見て見ぬふりをしていることもあります。ですがゴミ屋敷や汚部屋をそのままにしてしまうと、ゴキブリなどの害虫や異臭で近隣の人々とトラブルになりかねません。

現時点では、ゴミ屋敷条例がなくても、将来的には条例が制定されることも視野に入れておきましょう。管理の行き届いていない空き家を相続している方やゴミ屋敷化してしまった家にお住まいの方は、早めの対策が必要です。

柏市では転居の片付け依頼が多い

かつては東の渋谷とも呼ばれていた柏市。千葉県の中でも大都市と言われ、都内への利便性から仕事に伴う転勤や出張による移動がさかんにあります。短期間の居住地となることから、部屋を整えることに意識を向けない方も多くいるとのこと。または整えたいという気持ちがあっても、仕事や家事に追われて時間が作れないという方もいるようですね。

だからこそ、転居の際に片付けや不用品処分の依頼が多くあります。

柏市の駅周辺は特に住宅が密集し、道路も狭く入り組んでいる環境なので、ゴミ屋敷や汚部屋にしてしまうと被害を受ける方が多く出てしまうのです。

【ゴミ屋敷】片付けを自力でやると時間は？

ゴミ屋敷の片付けを自力で行うことは、基本的にオススメできません。専門のプロが片付けをしても、1Kでスタッフ4人2時間ほどが平均的です。部屋の間取りにもよりますが、最長で6時間から10時間になります。

ゴミ屋敷は、ゴミや不用品で床が覆われて見えない状態から壁を覆う高さで、軽度から重度のレベル別に判断されることがほとんどです。重度のレベルに近い状態ほど、ゴミ屋敷を自力で片付けるには時間がかかるので、人数が必要になります。こうなると自分だけの時間やスケジュールだけでは済まなくなるので、片付け専門業者に依頼するのが得策です。

柏市で片付けた物を処分する方法

柏市内で自治体での不用品処分を利用する際は以下の手順で行います。

①民間委託先「山本産業株式会社」へ電話

山本産業株式会社の連絡先は04-7132-1878です。インターネットでの受付もしています。
受付時間は午前8時30分～午後5時。日、祝日は基本的に休業です。月曜日～土曜日の間に連絡を入れるようにしましょう。

②粗大ごみ処理券取扱店で「粗大ごみ処理券」を購入

粗大ごみ1点につき、1,000円（税抜）になります。購入した「粗大ごみ処理券」に、必要事項を記入。そのあとは粗大ごみに貼りつけます。

③不用品を指定場所に出す

1戸建ての場合は玄関先に出しておきます。
アパート・マンションでは、1階の入口付近に朝8時30分までに出しておきましょう。

参考元：https://www.city.kashiwa.lg.jp/kankyoservice/garbage_environment/kashiwaarea/guide-k/k_3.html

柏市で不用品処分できる内容

柏市の指定業者が処分できる大型家具類の不用品は次の通りです。

大きさに関わらず対象となるものを以下に記載します。

・スプリング入りマットレス
・ソファー
・オルガンやエレクトーン
・マッサージチェア
・物干し台
・乗馬型健康器具など

1辺が1.2m以上の場合に対象となるものは次の通りです。

・たんす
・サイドボード
・食卓テーブルや座卓
・食器棚、本棚
・げた箱など

布団や座布団は何組かで1つ換算になるので注意しましょう。

・布団：3枚で1組
・座布団・5枚で1組

自治体のゴミ回収業者を使うデメリット

上記で解説した内容を踏まえると、以下のデメリットがあります。

・自分で行う時間と手間がかかる
・予約制（最短で1週間待ち）
・対象外の不用品は回収してもらえない
・指定時間までに不用品を出さなくてはならない

特にアパートやマンションにお住まいの方が不用品処分を依頼する際、物が大きいほど回収先に出す作業が大変です。
対象物以外の物は回収してもらえません。その点も念入りにリサーチしておくことが必要になりますし、回収日も予約待ちしなくてはならないので手間がかかります。

時間に追われる転居の際に依頼する場合、自治体のゴミ回収業者に依頼すると時間がかかるので、とても大変です。

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