「どうして家をゴミ屋敷にしてしまうの?」
「ゴミ屋敷の住人はどんな性格なの?」
家族や親しい人、近くに住んでいる人の部屋がゴミ屋敷状態であると知れば当然驚きます。
理解しがたいと感じる人や、なんとか片付けや掃除をしてあげたい、助けになりたいと思う人もいらっしゃるでしょう。
今回は、周りにゴミ屋敷に住む人がいて困っている方に焦点を当てて、ゴミ屋敷住人の性格や心理状態を解説していきます。
最後には、ゴミ屋敷になりやすい人との関係ごとに、ゴミ屋敷を片付けるための方法を紹介していきます。
目次
ゴミ屋敷になりやすい人の性格
はじめに、ゴミ屋敷になりやすい人の性格を6つに分けて説明します。
どの性格も、社会的には良い側面を持っているため、家の中がゴミ屋敷になっているとは気づかれにくいです。
仕事一筋の人
毎日仕事で忙しく、休みの日にも仕事のことを考えてしまう性格の場合ゴミ屋敷になりやすいです。
仕事一筋の性格だと、日々の生活の中に「片付け」というルーティン作業がありません。
使った物を出しっぱなしにしていても、気にならないため、家に物が無造作に置かれてしまいます。
仕事を一生懸命に頑張れる性格ですから、片付けもやる気になれば作業を始めることができます。
仕事の落ち着くタイミングを見計らって、短時間に一気に片付けることが向いています。
休日も予定をぎっしり入れる人
休日にアクティブに過ごしている人は、外にいる時間が長く家のことから目をそらしてしまいがちです。
体を休めたり、リフレッシュしたりするための休日に、予定をぎっしり入れてしまうと、普段の生活を整えることがおろそかになり、結果的にゴミ屋敷になってしまいます。
休日に予定が多くあるということは、社交性があるという良い側面もありますから、ゴミ屋敷になりやすいという点が解消されれば安心です。
大切な休日を潰さずに、平日の夕方~夜などに片付けが行えれば、本人にとってストレスにならずにゴミ屋敷を片付けることができます。
買い物が好きな人
女性に多いのが、買い物好きな性格です。
買い物が好きな人は、物が多いためゴミ屋敷になりやすい傾向があります。
特に欲しい物や目当ての物が無くても店に立ち寄ってしまったり、不要なものや同じものを買ってしまったりして物を増やしてしまいます。
ゴミ屋敷を片付けてもまたゴミ屋敷になりやすいことが特徴です。
買い物好きという性格を落ち着かせるためには、必要最低限の物まで減らして片付けることが効果的でしょう。
大がかりな片付けがおすすめな性格です。
片付けが苦手な人
もともと幼少期から片付けに慣れていない人もいます。
片付けるための収納や置き場所はあるのに、元の場所に戻せないという性格です。
片付けるという習慣がないまま生活しているため、ゴミ屋敷になりやすいのです。
ただし片付けが苦手な人の場合、機会さえあれば片付けることができます。
周りの人がゴミ屋敷であることを指摘し、一気に片付けようと促すことで片付けはスムーズにできるでしょう。
物忘れが多い人
忘れやすい性格の人は、ゴミ屋敷になりやすいでしょう。
ゴミの収集日を忘れてしまったり、ゴミを捨てること自体を忘れてしまうからです。
何度か忘れてしまうと、ゴミが多くなり一度に出せないくらいになってしまいます。
片付けようと思っても、途中で集中が切れてしまい、片付けていたことを忘れて別のことを始めてしまうこともあります。
周囲の人がゴミ屋敷の片付けを促して、片付けを手伝わないとなかなか作業が進まない性格です。
精神疾患や発達障害を抱えている人
もともと発達障害を抱えていたり、心にストレスを抱えている人は、症状や特性によってゴミ屋敷になりやすい状態です。
発達障害とゴミ屋敷の関係については、以下のコラムに詳しくまとめられています。
▶お部屋の片付けができないのは発達障害が原因?気になる理由もご紹介
治療や通院をしながら、ゴミ屋敷を一人で片付けることは大変難しいでしょう。
どうしても一人暮らしを続けなければいけない場合は、周りの人が協力して少しずつ片付けを行う必要があります。
また、定期的にゴミを片付けているかのチェックも行う必要があり、継続的な支援が必要でしょう。
部屋がゴミ屋敷になりやすい人の心理状態
部屋がゴミ屋敷になってしまう人の心理状態は、以下の3つに分けることができます。
捨てるのがもったいない
物に対しての愛着が強く、捨てることに対して罪悪感や恐怖を感じてしまっています。
- 高価な物
- プレゼントされた物
- 今後使おうと思って買った物
これらは、特に捨てることができない物です。
不用品買取を行う店に持って行って、換金することができると少し気持ちにゆとりを持つことができ、手放しやすくなります。
また、便利屋サービス21のように片付けサービスと並行して不用品買取を行う業者もあります。
ゴミ屋敷の住人の気持ちを大切にするのであれば、業者選びの際に買取を行うかどうかをしっかりと調べておきましょう。
寂しさを物に囲まれることで紛らわしている
ゴミ屋敷になりやすい人の多くは、一人で生活しています。
一人暮らしは、周りに話す相手や、ゴミの片付けを注意する人がいないため寂しい気持ちになることがあります。
少しでも寂しい気持ちを紛らわすために、物で周りを囲むという行動を取ってしまう場合があります。
特に、失職や退職で仕事をしていない人や、大事な人を無くした方は、寂しさを強く感じています。
周りの人が、外出に誘ったり、電話をかけたりして、コミュニケーションを頻繁にとることが気分転換につながります。
物が多いことに自分が気づくことで、安心して物を減らすことができます。
片付ける事が面倒
ゴミ屋敷になりやすい人は、頭では考えても行動に移すのが苦手です。
「散らかってきているから、片付けようかな。」
と頭では思っても、いざ片付け作業となると、
「また今度にしよう」
となってしまいます。
片付けは、自分の生活を快適にする作業です。
人に評価されることがほとんどありませんから、面倒と感じている人は、後回しになってしまいがちです。
定期的に部屋に人が訪れることで、片付けをしなくてはいけないという意識を持つことができます。
汚れた物に触れたくない
誰でもいつの物か分からない食べ残しや、ホコリを積極的に触ろうとは思いません。
人は、片付ける必要があるから汚れた物に触れたり、取り除いたりします。
ところがゴミ屋敷になりやすい人の中には、汚れたものを触ることが絶対にできないという人もいます。
本来ゴミとして捨てなければならない物に触れられないため、ゴミは増えていく一方です。
手袋や、マスクなど汚れが自分の体に付着しないように準備を整えてから、片付け作業を始めることで、気持ちが和らぐでしょう。
部屋がゴミ屋敷になりやすい人でもできる片付け
部屋がゴミ屋敷になりやすい人も以下の3つの方法を実践することで、簡単に片付け作業を行うことができます。
物を減らす
明らかなゴミや、使っていない物をまず捨てていきましょう。
ゴミ屋敷の場合、物を減らすという段階でかなり部屋がスッキリします。
作業は、ゴミ収集日前日に行うと、翌日に回収されるためスムーズです。
部屋を見渡してスッキリとしていれば、その後の片付けの見通しも立てやすくなります。
必要・不必要・保留に分ける
大まかに物を減らすことが出来たら、次は仕分けです。
片付ける場所を決めて、「必要」「不必要」「保留」の3種類に分けていきます。
ゴミ屋敷になりやすい人は、決断できずに保留してしまいがちです。
あらかじめ「保留」にするのは段ボール1箱のみと決めておくと、スムーズに作業を進めることができます。
必要な物をしまう
必要と判断した物を、収納に片付けます。
収納に入りきらないほど、必要な物があると、もう一度本当に必要か判断しなければなりません。
手放しにくい場合は、中古用品店やフリマアプリで換金できないか検討してみましょう。
また収納した後は、「使った後は元に戻す」という動作を忘れずに習慣化していきましょう。
部屋がゴミ屋敷になってしまった人への救済方法
ゴミ屋敷になりやすい人は、周りの人からの救いの手を待っています。
ここでは、ゴミ屋敷になりやすい人との関係性ごとにできることを紹介していきます。
親・親族にできること
- 一緒に片付ける
- 実家に戻ることを提案する
- 片付け専門業者を探す
- 片付け費用の負担
- ゴミ屋敷になってしまった原因を探る
ゴミ屋敷になりやすい人にもプライドがあります。
お互いがイライラしてしまうと片付けは進みません。
ゴミ屋敷住人と対話を重ねて、本人の納得いく形で片付けを進めていきましょう。
便利屋サービス21では、遠方に住む親御さんやご親族からの依頼も多数お受けしています。
ゴミ屋敷に直接助けに行くことができないお客様に喜んでいただいているサービスです。
子供・孫にできること
- 一緒に片付ける
- 老人ホームやホスピスを紹介する
- 片付け専門業者を探す
- 片付け費用の負担
- ゴミ屋敷になりやすい原因を探る
長年生活すると、荷物の量が多くなります。
親や祖父母の納得する形で、思い出作りの一つと捉えながら片付け作業を手伝ってみましょう。
詳しくは、こちらのコラムも参考にしてみてください。
▶親御様の住む実家がゴミ屋敷になった時、するべき3つのこととは?
友達にできること
- 一緒に片付ける
- 実家に電話してゴミ屋敷の現状を伝える
- 周囲がゴミ屋敷によって困っていることを伝える
- 片付け専門業者を探す
- 悩み事の相談を聞く
友人が、ゴミ屋敷になりやすいことを理解してくれることはゴミ屋敷住人にとって心強いことです。
悩みを聴くことはもちろん、片付け方法や、プロの片付け業者を紹介して、友達の生活状況をよくしていきましょう。
同僚にできること
- 一緒に片付ける
- 実家に電話してゴミ屋敷の現状を伝える
- 周囲がゴミ屋敷によって困っていることを伝える
- 片付け専門業者を探す
- 業務内容の見直し
同じ職場にいる同僚にしかできないことは、「業務内容の見直し」です。
仕事が負担になって生活に支障をきたしているのではないかと考えて、上司に相談してみましょう。
ゴミ屋敷になりやすい人を助けられるのは「便利屋サービス21」
ゴミ屋敷になりやすい人の部屋を片付けるなら、便利屋サービス21におまかせください。
便利屋サービス21は、東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に、長野・群馬など幅広いエリアに拠点を持っています。
ゴミ屋敷の片付けと清掃で年間10,000件以上の問い合わせがあるプロの片付け業者です。
便利屋サービス21ならではの強みを2点紹介します。
頭金0円・分割払いOK
便利屋サービス21では、支払いに不安を感じるお客様もご利用いただけるよう、分割支払いや、自社ローン払いが可能です。
もちろんカード払いも可能なので、負担の少ない支払い方法をお選びいただけます。
お得な定期回収制度
便利屋サービス21では、定期的な不用品回収・粗大ゴミ回収が可能です。
ゴミが溜まったら即回収に伺います。
ゴミ屋敷になりやすい性格に当てはまった方は、定期回収制度のご利用もご検討ください。
【実績紹介】アパート経営者様からのしびれを切らした片付け
- 作業内容:ゴミ屋敷の片付け,清掃
- 作業時間:1時間
- 支払い方法:頭金0円の分割払い
神奈川県横浜市港北区にてのゴミ屋敷の片付けと清掃のご依頼でした。
何度注意してもゴミを片付けてもらえないことにしびれを切らした、アパートを経営するお客様からのご依頼でした。
所有しているワンルームのアパートのうち、10年以上もゴミ屋敷に悩んでいる部屋の状態が悪化し、苦情が相次いでいるとお困りとのこと。
管理人であるにもかかわらず中に入れず、点検も無視され続けているそうです。
解決策としてゴミ屋敷専門の業者を探し始めたところ、自分に合った支払方法を選べる「便利屋サービス21」を見つけ、ご依頼いただきました。
頭金不要で分割払いが可能なところ、実績が豊富で多くの利用者から高評価を得ているところが決め手になったそうです。
ゴミ屋敷の片付けは、家事代行やハウスクリーニングと違い、スタッフの正しい知識と豊富な経験が必要とされます。
業者選びが難しいうえ、相応の費用もかかってくるため、複数社での相見積もりもとても重要です。
【神奈川県横浜市港北区でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方には便利屋サービス21がおすすめ!】
まとめ:ゴミ屋敷になりやすい人は助けを求めています
今回紹介してきたように、ゴミ屋敷になりやすい人は、自分だけで片付けを行うことがなかなか難しい心理状態です。
ゴミ屋敷であることを指摘されることで、初めて自分の生活環境が乱れていることに気づく場合もあります。
ゴミ屋敷になりやすい人にとって、周りの人に「片付けを手伝ってほしい」と助けを求めることは難しいことです。
- 物が無くなることへの不安
- 心の不安
- 金銭面での不安
この3点をよく理解しながら、周りの人が外部の力などを借りつつ部屋の片付けを進めていきましょう。
便利屋サービス21では、公式LINEによるご相談・お見積りを行っています。
LINEからのお問い合わせの場合、実際のゴミ屋敷の写真を撮って送ることが可能です。
便利屋サービス21は、ゴミ屋敷の住人以外の方からの片付け依頼も多数いただいています。
迅速な対応、見積もりも無料で、キャンセル料なども一切いただきません。
弊社独自の後払いシステムなどもご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。