便利屋サービス21コラム

2021.12.8

ゴミ屋敷の火災が多いのはなぜ

便利屋サービス21では毎日数多くの不用品回収や粗大ゴミ処分、お部屋の片付けについてのご相談やご依頼を頂戴しております。今回は、ゴミ屋敷・ゴミ部屋状態になった時に自分では片付けられないけれど、何とか片付けたい!清掃したい!と考えている方にゴミ屋敷の火災が多いのはなぜかについてを紹介していければと思います。便利屋サービス21ではゴミ屋敷の片付けや汚部屋清掃の豊富な実績があります。その経験に基づいて書いていきたいと思います。

ゴミ屋敷の火災の原因は

ゴミ屋敷片付け 分割払い

火の不始末によるもの

日常生活で発生した火の不始末によって、ゴミ屋敷で火事が発生します。例えば以下のような状況です。

消したつもりのたばこの火種がゴミに燃え移る

ストーブの火が近くのゴミに燃え移る

キッチンで料理をしていたらコンロの火が近くのゴミに燃え移る

たばこ
特にたばこの火の不始末による火事は件数が多いです。
ゴミ屋敷の住人は生活するスペースの狭さから寝たばこが習慣になっている方も多く、灰皿に吸い殻が溜まった状態からの引火だったり、火の粉がゴミに燃え移ったりと、相当注意しなければ容易に火事になれます。

暖房器具
電気ストーブ火災は、布団や衣類などの燃えやすいものが接触したことが主な原因です。
一方、石油ストーブ火災は、給油時にキャップが緩んでいたことなどにより、こぼれた灯油に引火した火災が多く発生しています。 また,高齢者の方が誤ってガソリンを入れてしまい,火災となった事案も発生しています。
ほかにも、洗濯物を速く乾かそうとストーブの上に干していたところ、洗濯物が落ちてストーブにかかり燃えて火災となったり、ストーブをつけたまま外出や就寝をしてしまったなど、日常的についうっかり行ってしまった行動から火災を引き起こすこともあります。

キッチンコンロ
キッチンでも火災が起こります。コンロの火をつけたまま、キッチンを離れコンロの近くに置いてある可燃物(キッチンペーパーや袋など)やコンロやレンジフードに油脂が付いていると、着火して火災になる危険があります。
調理している時は、コンロから離れないようにしましょう。やむをえず、コンロから離れる場合は、火を消してから離れましょう。コンロを点火するときは、周囲に可燃物を置いていないかしっかり確認し、使用後はキッチン周りを布巾でふき取ってこまめに掃除をしましょう。

トラッキング火災

「トラッキング火災」とは、コンセントに溜まったホコリにわずかな火種が着火して燃え広がる火事のことをいいます。大量のゴミが溜まったゴミ屋敷ではコンセント周りのホコリも多いため、トラッキング火災が発生しやすくなっています。
一般的な部屋であれば、必要に応じて容易にコンセントを抜き差ししたり、汚れていれば布で拭いたりすることができますが、ゴミ屋敷では大量のゴミにコンセントが埋もれてしまうため、定期的な掃除ができません。その上ホコリが溜まりやすいため、トラッキング火災の危険性がさらに増してしまうのです。
ゴミ屋敷は出火元がゴミで埋もれているため、火事が発生したばかりの段階では気づけません。初期段階で気づけなかった火災がゴミ屋敷を全焼へと発展させています。

放火による火災

ゴミ屋敷で発生するゴミは外まで出ていることが多くあるので、しばしば放火のターゲットにされやすい傾向があります。実際、ニュースでもこうしたゴミ屋敷や空き家をターゲットに放火が繰り返されている事件を見かけるのではないかと思います。
放火犯は計画性がある人もいれば、ちょっとしたイライラで放火する人もいるのだとか。どんな家が対象になるかが分からないとはいえ、ゴミ屋敷は家の外にまでゴミがあふれていることもあり、燃える様子を見たいという欲求を持っている放火犯にはうってつけ。放火犯の対象になってしまうこともあるのです。自分の目の届かない外のゴミに放火されると火元が広がる前に鎮火することが難しくなります。このような理由により、放火に限らず、こうした火災のリスクは一般的な家庭よりも高い、ということをしっかり認識しておきましょう。

火災は自分はもちろん、近隣の迷惑に

例えば、出火したとしても自分の家だけが燃えたのであれば、問題はありません。しかし、火がどこまで燃え広がるかはわかりませんし、自分の意志で制御できることでもありません。
ゴミ屋敷はゴミが大量にあるから燃えやすく、あっという間に火がまわります。自分の家だけではなく周囲の家も巻き込むこととなり、重大な被害が出やすいのです。それでも、物だけならまだ被害は少ないと言えるでしょう。しかし最悪の場合、人の命まで奪う原因になることも考えられます。万が一を考えたら自分だけの問題では済まないので、早く片付けることを念頭に入れましょう。

「火事なんて起こるはずがない!」と思っている人もいるかもしれません。人は誰しも、差し迫った状況に陥らない限り、重い腰はあげないもの。
でもちゃんと考えてみてください。いざ自分のゴミ屋敷から火事を起こしてしまった場合、取り返しのつかない事態になってしまうのです。もし、自分の家から出た火事が原因で、隣の住人が亡くなってしまったらどうなるでしょう?謝罪をすればいいという話では済みません。

起こりやすい原因を知っておくだけでも、意識は違ってきますよね。

火災ごみは通常

家庭ごみ→罹災証明で減額
建築廃材→特別管理産業廃棄物
に分類されます。

分別が苦手・大量すぎて処分できない場合は業者を使うという選択肢も

ゴミ屋敷片付け 分割払い

汚部屋・ゴミ屋敷は今日の日本の社会問題になりつつあります。特にコロナ禍では自宅で過ごす時間も長く、仕事を失い生活スタイルを確立できずに、お部屋を片付けることが億劫になりゴミや不用品が溜まり汚部屋・ゴミ屋敷が仕上がる方が増えております。
ゴミを捨てる習慣が、普段からついていれば他人に迷惑をかけることも少なくなるでしょう。しかし、ご自身では手がつけられない程ゴミを溜めてしまい、どうしようもないという状態になれば、ゴミ屋敷状態のお部屋の片付け・清掃の業者に依頼し、片付けや清掃をしてもらわないといけません。
便利屋サービス21では、どんなゴミ屋敷や汚部屋状態でも片付けや清掃可能です。ゴミ屋敷や汚部屋でお困りの方や片付けられない悩みをお持ちの方はまずは、便利屋サービス21までお気軽にご相談ください。

片付けられないお悩みやゴミ屋敷の片付けや汚部屋の清掃は便利屋サービス21
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