「高齢の親が住む実家、このままだと親が亡くなった後どうなるんだろう?」
「遺品整理ってどうやって進めれば良いの?」
遺品整理に慣れている人はあまりいません。
そのため、遺品整理の進め方について具体的にイメージが持てないという方も多いのではないでしょうか?
実は遺品整理はとても大変な場合が多いです。
今回は遺品整理が大変な4つの理由とその対処法を解説します!
目次
遺品整理が大変な4つの理由とは?
遺品整理が大変なのには主に4つの理由があります。
物が大量にある
アルバムや衣服、小物、家具、家電…
普段の片付けと比べて、遺品整理は整理すべき物が大量にあります。
そのため、多くの手間と時間がかかります。
さらに、一軒家やマンションをより良い値段で売却したり、アパートなど賃貸の部屋から退去したりする場合には、遺品整理をその期限までに終えなければいけません。
限られた時間の中で大量の物を整理しなければならなくなると、非常に大変です。
処分して良い物かどうかがわからない
高価そうな物、亡くなった親が大事にしていた物、親の友人が欲しがっていた物、兄弟との想い出の品…
たくさんある遺品の中には、処分して良い物かどうかがわからない物がたくさんあります。
それら一つひとつに悩んだり、調べたりすることで、精神的にも時間的にも負担が大きくなります。
気持ちの整理がつけられない
大切な人が亡くなってしまったという事実に向き合う事が辛く、遺品整理に手を付けられないという方が多くいらっしゃいます。
ようやく遺品整理を始めたけれど、遺品と向き合うことで亡くなった方との想い出がよみがえってきて、手が止まってしまうということも少なくありません。
亡くなった方との想い出に浸ったり、涙したりすることは決して悪いことではありません。
むしろ、気持ちを整理するためにはとても効果的なことです。
しかし、退去期限がある場合など、気持ちの整理がつかないまま無理やり遺品整理を進めなければいけなくなることがあります。
気持ちの整理が付けられないまま遺品整理をすることは、非常に精神的な負担が大きくなります。
相続について親戚の話し合いが必要になる
相続人が複数いる場合、誰が何を相続するかの話し合いが必要になります。
法定相続人は配偶者と子どもなど法律で定められていますが、遺言書があると相続人が増えることもあります。
穏やかに話し合いが進めば良いですが、意見がぶつかってしまうとまとめるのが非常に大変になってしまいます。
法定相続人については『【退去費用はどうなる⁉︎】生活保護受給者の遺品整理について解説!』の記事で解説していますので気になる方はご覧ください。
『物が大量にある』への対処法
物が大量にあって大変な時には、以下の3つの対処法が効果的です。
スケジュールを立てて整理する
一度に全部整理するのが難しい量の場合、分けて行う方法があります。
いつまでに遺品整理を終わらせるかという期限を目標に、そこまでのスケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てる時には、以下のように、日付だけではなくその日にどの範囲の遺品整理をするかも決めておきます。
月曜日:玄関、洗面所、お風呂
火曜日:寝室
水曜日:休息日
木曜日:キッチン、和室
金曜日:リビング
スケジュールは以下の2つのポイントを押さえておくとスムーズに進めやすいでしょう。
- 休息日を設けるなど余裕のあるスケジュールにする
- 最初は玄関など物の量が少ないところから始め、整理に慣れてきた終盤にリビングなど物が多い場所の遺品整理を行う
人手を集めて整理する
一人では難しい量でも、手伝ってくれる人がいれば遺品整理をスムーズに進めることができます。
複数人で遺品整理をする場合に大事なことは、処分する物と保管する物の区別を全員が同じようにつけられるようにしておくことです。
大事な書類や想い出の品を誰かが捨ててしまった場合、取り返しのつかないことになってしまいます。
遺品整理の前に大事な物をリストアップして共有したり、写真など想い出の品は1か所に集めて後で分別したりといった対策を取っておくと安心です。
自力で遺品整理をするのが難しい時には業者に依頼する
『汚部屋を自力で片付ける方法とは!?自力でできない場合の対処法』の記事では汚部屋の片付けについて解説しています。
遺品整理も同様に、ゴミが多すぎる場合や害虫が発生してしまった場合、気力が沸かない場合などは自力で遺品整理をすることが難しくなります。
自力で遺品整理をすることが難しい場合には、業者に依頼するのがおすすめです。
また、孤独死で発見が遅れてしまった場合も特殊な清掃が必要となり、自力で遺品整理をすることが難しくなります。
この場合には、特殊清掃を行ってくれる業者に依頼するようにしましょう。
『処分して良い物かどうかがわからない』への対処法
遺品整理では処分して良い物かどうかわからない物が多くあります。
金銭的価値など専門家に確認が必要な物もあれば、想い出の品など残された人にとっての価値もあります。
処分して良いかどうか悩む物に、どう対処すれば良いか解説します!
絶対に捨ててはいけない物を把握する
以下の4つは、手続きに必要な物や法律で定められた物など、絶対に捨ててはいけない物です。
- 通帳・印鑑・カード
- 身分証明書
- 年金手帳
- 現金
上記に加えて、遺言書がある場合は遺言書も捨ててはいけません。
また、土地権利書・証券なども名義変更時に必要になるため、捨てないようにしましょう。
次に、手続きをしないと追加の支払いや延滞料金が生じてしまうような物、レンタル品や請求書も処分せずに保管し、解約手続きや支払いなどを行います。
パソコンやスマートフォンなども捨てずに保管し、動画視聴サービスやアプリなどのサブスクリプションがないかどうかを確認しましょう。
他にも、以下の物はすぐに捨てずに一度相続人や専門家に確認してもらえるようにすると安心です。
- 写真
- 手紙
- 鍵
- 貴金属
- 美術品
- 骨董品
相続人に確認してもらう
写真や手紙など想い出の品になりそうで処分できない物は、相続人に確認してもらいましょう。
必要があれば引き取ってもらい、必要がない場合には思い切って処分してしまっても良いでしょう。
不用品買取を依頼する
貴金属や美術品、骨董品など価値が自分ではわからない場合におすすめなのは、不用品買取を業者に依頼することです。
専門家が価値を判断し、買取をし、次に必要な人の元へ届けてくれます。
また、貴金属など明らかに価値がありそうな物だけでなく、家電や家具なども買い取ってもらえる場合があります。
興味のある方は『ゴミ屋敷でも買取可能?片付け業者による買取対象品と注意点を解説』の記事もご覧ください。
『気持ちの整理がつけられない』への対処法
遺品整理を進める上で一番大変なのは、気持ちの整理が付けられない時です。
無理に進めようとしても、心も体も疲弊してしまいます。
そんな気持ちの整理が付けられない時には、以下の3つの方法が効果的です。
故人の思い出を話し合いながら遺品整理を進める
一人だとどんどん悲しみが深くなってしまう時でも、誰かと故人の思い出を話し合うことで、気持ちの整理がつきやすくなります。
家族や、友達なども良いですが、親しい人の場合は一緒に悲しみに暮れてしまうこともあります。
そんな時には、話し合う相手として遺品整理士などの専門家もおすすめです。
便利屋サービス21には遺品整理士や特定遺品整理士など遺品整理の専門家が多数在籍しています。
栃木県佐野市:多忙で進められないお父様の遺品整理のお手伝い – 便利屋サービス21
こちらは、お父様の気持ちを大事にしながら遺品整理を進めたいけれど、多忙でなかなか進められないお客様からのご依頼でした。
スタッフ2名でお伺いし、思い出話やお父様の遺品である本の魅力などの話を聴かせて頂きながら遺品整理をさせて頂きました。
このように便利屋サービス21では、ただ物を整理するだけでなく、気持ちに寄り添いながら作業を進めさせて頂いております。
写真や画像データで残しておく
物をそのままとっておくことが難しい場合には、写真や画像データで残しておくのもおすすめです。
省スペース化でき、見直すのも簡単なため、いつでも振り返って想い出を思い出すことができます。
無理に捨てず、保管場所を用意する
遺品の中には、一度捨ててしまうと二度と同じ物は手に入らないという物が多くあります。
また、気持ちの整理に時間が必要になることもあります。
その場合には無理に捨てず、保管場所を用意しても良いでしょう。
ただし、家に保管するスペースが無くなったり、管理するための時間や労力が捻出できなくなったりして、将来的には処分しなければいけなくなるかもしれません、
そのため、安易に保管する方法を選択するのではなく、どうしても捨てられない物のみにするよう気を付けておくと良いでしょう。
『相続など親戚の話し合いが必要になる』への対処法
相続など親戚の話し合いが必要になった場合は、以下の2つの対処法があります。
集まって遺品整理を行う
相続人が複数いる場合、集まって遺品整理を行うのが一番話をまとめやすいでしょう。
その場で誰が何を相続するのか決めながら進めることができるため、後から連絡を取ったり荷物を郵送したりする必要がなくなります。
遠方でどうしても来れない場合には、アプリの通話やzoomなどオンラインで参加するという方法もあります。
専門家に依頼する
遺品整理の時に家族や親戚ともめてしまい、その後の関係が悪くなってしまうことも少なくありません。
なかなかお互い納得できない場合には、弁護士など専門家に依頼するのがおすすめです。
例えば、国が設立した相談窓口の法テラスなら相続の相談ができます。
全部を一気に解決する裏ワザ!業者に依頼するのがおすすめ!
「物が大量にある」
「処分して良い物かどうかがわからない」
「気持ちの整理がつけられない」
「相続について親戚の話し合いが必要になる」
遺品整理が大変な以上の4つの理由を、一気に解決する裏ワザがあります。
それが、遺品整理専門の業者に依頼することです!
業者に依頼するメリット
業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
- 物が大量でもすぐに遺品整理を終わらせてくれる
- 価値のある物は買取をしてくれる
- 豊富な経験と専門的な知識で気持ちに寄り添いながら遺品整理を進めてくれる
また、身内だけだとヒートアップしやすい親戚の話し合いも、第三者として業者が入ることで冷静に進めやすくなります。
費用の相場
遺品整理の費用は、家の間取りや物の量、必要なサービスなどによって異なります。
例えば2LDKの場合は120,000~300,000円です。
詳しく知りたい方は『遺品整理にかかる費用はいくら?業者に依頼するメリット・デメリット』の記事をご覧ください。
トラブルを避けるために
遺品整理は業者に依頼するのがおすすめですが、時々業者とトラブルになるケースがあります。
実は、遺品整理業者の中には見積りより高額な請求をしたり、回収した不用品を不法投棄したりする悪徳業者も存在するのです。
トラブルを避けるためには、信頼できる優良業者に依頼する必要があります。
優良業者は、必要な資格や免許を持っているか、口コミが良いかなどで見極めることができます。
詳しくは『遺品整理のトラブルを避ける!悪徳業者と優良業者の見極め方を徹底解説』の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください!
業者に依頼するなら便利屋サービス21がおすすめな3つの理由
遺品整理を業者に依頼するなら、以下の3つの理由から便利屋サービス21がおすすめです。
遺品整理の専門家が多数在籍!
遺品整理士や特定遺品整理士など遺品整理の専門家が便利屋サービス21には多数在籍しています。
豊富な知識と経験で、お客様の気持ちに寄り添いながら一緒に遺品整理を進めさせて頂きます。
遠方や多忙でお客様のご都合がつかない場合にはスタッフにお任せ頂くことも可能です。
不用品買取もハウスクリーニングもまとめて依頼可能!
便利屋サービス21は不用品回収、不用品買取、ハウスクリーニング、特殊清掃など様々なサービスにご対応しています。
そのため、遺品整理に関わる様々な事をまとめてご依頼可能です!
複数の業者にそれぞれのサービスを依頼する手間が省けるため、忙しい方には特におすすめです。
東京都板橋区のゴミ部屋の清掃と遺品整理 – 便利屋サービス21
こちらのご依頼では、ゴミ部屋の清掃からお任せ頂きました。
遺品整理の業者の中にはあまりにゴミが多いと依頼できない業者もあります。
便利屋サービス21はゴミ屋敷の清掃などの経験も豊富ですので、遠慮なくご相談ください。
頭金0円で即日対応可能!
便利屋サービス21では後払い、分割払いがご利用頂けるため、頭金0円でご依頼可能です!
ご相談お見積りは24時間365日受付しており、即日対応が可能ですので、ご自身のスケジュールや遺品整理をしようという気持ちになったタイミングに合わせてご依頼して頂けます。
まとめ:専門家のサポートで心穏やかな遺品整理を
遺品整理は以下の4つの理由により自力で行うのが大変です。
- 物が大量にある
- 処分して良い物かどうかがわからない
- 気持ちの整理がつけられない
- 相続について親戚の話し合いが必要になる
そのため、無理せずに業者に依頼することをおすすめします。
遺品整理では、ただ物を片付けるだけでなく、気持ちの整理も一緒に進めていくことが重要です。
専門家と一緒に行うことで気持ちの整理がつきやすくなり、心穏やかに進めることができます。
便利屋サービス21には遺品整理の専門家が多数在籍しております。
まずはお気軽にご相談ください♪