便利屋サービス21コラム

2023.3.30

ゴミ屋敷と汚部屋の違いとは?よくある事例や放置する危険性を解説

ゴミであふれた家や部屋の表現に、「ゴミ屋敷」や「汚部屋」といった言葉があります。「自分の家はゴミ屋敷?汚部屋?」と疑問に思う人もいるでしょう。

そこでこの記事では、これまで数々のゴミ屋敷を片付けてきた便利屋サービス21が、ゴミ屋敷と汚部屋の違いを紹介します!またこうした部屋を放置する危険性についても触れるので、当てはまる人はぜひ最後までご覧ください。

ゴミ屋敷と汚部屋の違い

結論からいうと、ゴミ屋敷と汚部屋の定義は公的に定められていません。そのため明確な区別はできないのです。そのため、ここでは辞書に掲載されている意味やそれぞれの言葉が使われるシーンからニュアンスの違いを見てみましょう。

汚部屋とは

まず汚部屋という言葉を辞書で引くと、「俗に、汚らしい部屋。ごみを放置していて不潔だったり、生活に支障が出るほど物が散らかっていたりする部屋。」とあります。単に散らかっている部屋から、生活できないほどのレベルまで、幅広い部屋を指すようですね。

そのため自宅を謙遜するために「私の家は汚部屋だから…。」と言う場合もあれば、「自宅が汚部屋でどこから片付けて良いか分かりません。」というご相談をいただくこともあります。このように汚部屋の定義は、人によってかなり違いがあります。

ゴミ屋敷とは

ではゴミ屋敷はどうでしょうか。同じく辞書で引くと、「生活に支障が出るほど大量のごみが積まれ、放置されている住宅。」とあります。汚部屋は単に不潔な部屋も含むのに対し、ゴミ屋敷は生活に支障が出るほどの家を指します。

つまり、汚部屋が悪化した状態ということですね。すでに家として機能していない点も、ゴミ屋敷のポイントです。

ちなみに国土交通省ではゴミ屋敷のことを「病害虫の発生や悪臭など、既に社会的な問題となっていたり、周辺住民から何らかの苦情等が寄せられているものなど」と定義しています。家の中だけでなく、近隣や地域を巻き込んだトラブルに発展しているレベルの家ということです。このことから、家の外までゴミが積みあがったり、悪臭を放っているような家もゴミ屋敷といえます。

よくあるゴミ屋敷と汚部屋の事例を比較

では先に紹介した違いをふまえて、ゴミ屋敷と汚部屋の事例を見ていきましょう。便利屋サービス21は、これまで数々の汚部屋やゴミ屋敷の片付けに対応してきました。ぜひご自宅がどちらに当てはまるのか、チェックしてみてください。

汚部屋のよくある例

汚部屋でよくあるのが、ものが散らかりすぎて足の踏み場もなくなってしまっているケースです。服が折り重なっていたり、食べたあとの食器や飲みかけのペットボトルが放置されていたり。弊社にお片付けのご依頼をいただく汚部屋の多くは、「自分ではどこから手を付けて良いか分からないほど散らかっている」状況です。

また場合によっては排水溝やトイレが詰まってしまい、生活に支障が出ているレベルの汚部屋もあります。またキッチンの生ゴミが腐敗し、虫が湧いていたり悪臭を発しているケースも。ここまで汚くても内部に人が居住していることと、近隣トラブルには発展していないことからギリギリ汚部屋の範疇といえるでしょう。

ゴミ屋敷のよくある例

ゴミ屋敷でよくあるのが、家の外(共用部や庭など)までゴミが積みあがっているケースです。家の外から見るとゴミで窓の内側が見えなかったり、ゴミが多すぎて廃墟のように見えることがしばしば。また、家の中から発する悪臭が外にまで漏れ出ている場合もあります。

当然家としての機能はほとんど失っており、家主はごく限られたスペースでゴミの上で眠るような生活をしている場合があります。また、すでに空き家になったゴミ屋敷の片付けをご依頼いただくケースも少なくありません。

ここまでくると近隣住民が自治体に通報する一歩手前です。トラブルが発生してから業者に片付けを依頼する方もいらっしゃいます。ゴミ屋敷条例のある自治体では、ゴミ屋敷の放置は条例違反となるため注意しましょう。

汚部屋やゴミ屋敷を放置するのは危険

汚部屋やゴミ屋敷を放置するのは危険です。その理由は、主に以下のとおり。

  • 近隣トラブルが起こりかねない
  • 生活に支障が出る
  • 健康被害が出る可能性がある
  • ケガをするリスクがある

近隣トラブルが起きたり自治体から注意されるだけでなく、家主自身にもさまざまなデメリットがあります。汚部屋がゴミ屋敷化する前に、業者へ依頼して一度家をリフレッシュすることをおすすめします。

近隣トラブルが起こりかねない

汚部屋やゴミ屋敷を放置すると、近隣トラブルが起こりかねません。特にゴミ屋敷化した家は、悪臭や景観の悪化、害虫などさまざまな理由で通報されてしまいます。ゴミ屋敷条例のある自治体では、住民の通報を受けると役所が家主に警告します。

それでも改善されない場合は、行政による強制的なゴミの処分が始まるのです。この際、費用は家主の自己負担となります。

生活に支障が出る

汚部屋やゴミ屋敷を放置すると、生活に支障が出ます。たとえば水周りの掃除を怠ると、排水溝が詰まり水が流れなくなります。トイレも排せつ物がつまり、あふれかえってしまうことが少なくありません。

健康被害が出る可能性がある

汚部屋やゴミ屋敷を放置すると、害虫や害獣が発生します。こうした生き物の糞尿や死骸は、アレルゲンとなることがしばしば。またカビやホコリ、ハウスダストが原因で健康被害を引き起こすこともあるんです。

ケガをするリスクがある

家の中がゴミであふれていると、つまづいたり足を怪我したりするリスクがあります。不衛生な環境では特に傷口から細菌感染して悪化しやすいため、非常に危険です。

汚部屋がゴミ屋敷になる前に業者への依頼がおすすめ

汚部屋やゴミ屋敷は、片付け業者へ依頼して解決するのがおすすめです。「便利屋サービス21」はこれまで数々のゴミ屋敷の掃除をお手伝いしてきた実績があります。不用品の回収だけでなく買取りやハウスクリーニングも可能です。

もし業者に依頼する際は、ぜひ便利屋サービス21へご相談ください。見積もりやキャンセル料、出張費などは一切かかりません。お客様に安心してご利用いただけるよう、料金についても事前にお見積もりで明確にお伝えします。

このほか依頼に関するお困りごとや心配ごとも、ぜひお気軽にご相談ください。

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