「ゴミ屋敷を片付けたいけれど、お金がない…」
「生活保護を受給している場合、ゴミ屋敷の片付けに使える補助はある?」
本記事では生活保護を受給されている方がゴミ屋敷の片付けをする際に使える補助と申請方法について解説しています。
この記事を読むことで、あなたも負担を抑えてゴミ屋敷の片付けができるようになるかもしれません!
目次
生活保護受給者のゴミ屋敷片付け費用は補助が受けられる場合がある
生活保護受給者を対象としたゴミ屋敷片付け費用の補助は、受けられる場合と受けられない場合があります。
補助の支給条件に当てはまるかどうかや、自治体によって異なります。
家財処分料
生活保護で支給される保護費は、基本的には以下の8種類の扶助です。
1 生活扶助 食べるもの、着るもの、光熱水費など、日常の暮らしに必要な費用
2 住宅扶助 家賃、間代、地代など、住むために必要な費用(共益費などは生活扶助に含まれる)
3 教育扶助 義務教育を受ける上で必要となる費用(学級費、生徒会費、PTA会費、教材費、給食費など)
4 医療扶助 病気やケガの治療や療養のために医療機関に支払う費用など(治療として真に必要とする治療材料を含む)
5 介護扶助 介護保険サービス利用で必要となる費用 (介護サービス利用者負担額や施設の食事負担額など)
6 出産扶助 分べん等に要する費用
7 生業扶助 生計を維持するための小規模な事業に必要となる費用や技能を修得するための費用(義務教育ではない高等学校等の就学費用を含む)
8 葬祭扶助
引用元:生活保護制度とはどのような制度ですか。 東京都福祉局
この8つの扶助に加えて、特定の条件の時にのみ支給される一次扶助という補助があります。
家財処分料は、この一次扶助のうちの一つです。
どの自治体に住んでいても、『家財処分料の給付が受けられる3つの条件』で解説する条件に当てはまれば家財処分料は支給されます。
粗大ゴミ手数料の減免
自治体によっては粗大ゴミ手数料が減免になる場合があります。
例えば、台東区では資源とゴミの分け方・出し方の冊子に以下のように記載されています。
『生活保護、児童扶養手当・特別児童扶養手当、老齢福祉年金、中国残留邦人支援の受給者、火災等の災害を受けた方は粗大ごみ手数料が減免になる場合があります。粗大ごみ受付センターまでお問合せください。』
引用元:https://www.city.taito.lg.jp/kurashi/gomi/keikaku/kakusyupanfuretto/gomitoshigen.files/R500.pdf
他の自治体でも生活保護受給者への粗大ゴミ手数料の減免を行っている自治体は多いため、是非一度お住いの自治体にお問い合わせください。
その他
ゴミ屋敷条例を制定している自治体では、ゴミ屋敷を所有している人向けに経済的にも支援を行っている場合があります。
例えば、足立区の場合は審議会の審議で認められると、片付け費用を区が負担してくれることがあるそうです。
参考サイト
【足立区のごみ屋敷対策事業】
ゴミ屋敷条例があるかどうかや、条例による支援があるかどうかは自治体によって大きく異なります。
詳しく知りたい方はお住いの自治体の役所にご相談ください。
家財処分料の給付が受けられる3つの条件
生活保護の一時扶助である家財処分料が支給される条件は、以下の3つ全てに当てはまることです。
参考サイト
【2023(令和5)年4月1日施行 生活保護実施要領等】
一人で賃貸物件に住んでいる
生活保護実施要領の家財処分料の項目には『借家等に居住する単身の被保護者』、つまり賃貸物件に一人で住んでいる人が対象であると記載されています。
家族で住んでいる場合には対象となりません。
施設への入居期間又は入居見込み期間が6ヶ月を超える
病院や老人ホームなどの施設に6ヶ月以上入居することが条件の2つ目です。
まだ入居して6ケ月経っていなくても、6カ月以上入居するとわかった時点でこの条件に当てはまります。
対象となる施設は以下の施設です。
- 医療機関
- 介護老人保健施設
- 職業能力開発校
- 社会福祉施設
- 無料低額宿泊所
- 日常生活支援住居施設
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅 等
賃貸物件から退去する必要がある
3つ目の条件は、施設への入居に合わせて、それまで住んでいた賃貸物件から退去する必要があることです。
つまり、施設への入所によって賃貸物件を退去しなければならず、家財を処分する必要がある時に家財処分料が支給されることになります。
家財処分料の給付を受けるための申請方法
家財処分料の給付を受けるための申請方法をご紹介します。
詳しい方法や申請用紙の形式などはお住いの自治体によって異なる場合がありますので、申請する場合はまずは自治体の役所やケースワーカーなどにご相談ください。
3社以上の業者から見積りをとる
家財処分料の申請の際、3社以上の業者から見積りをとるように言われるケースが多いです。
3社以上からの相見積りをとることで自分の家の場合のゴミ屋敷片付けの費用相場がわかり、適正価格での依頼ができるようになります。
業者を調べたり選んだりするのは生活保護受給者本人が行いますが、業者の決定には自治体からの承認が必要になります。
家財処分費給付申請書を提出する
ケースワーカーに相談して、自治体に家財処分費給付申請書を提出します。
書式や提出先などは自治体によって異なるため、ケースワーカーに相談してお住いの自治体の方法に沿って提出しましょう。
例えば、練馬区の場合は以下の書式の申請書を総合福祉事務所長あてに提出します。
画像引用元:練馬区被保護者等に対する家財処分費給付要綱
申請書が受理された後は、福祉事務所やケースワーカーの指示に従って業者への依頼や片付けの立ち合いなどを進めていきます。
家財処分料についてのよくある質問
家財処分料について、よくある質問にお答えします!
家財処分料に上限はある?
家財処分料に上限はありません。
しかし、相場より遥かに高い見積りになっているなど、不当と思われる値段の場合には許可が下りない可能性もあります。
遺品整理にも給付される?
遺品整理には本来支給されません。
しかし、練馬区の要綱には条件の中に『本人が死亡した場合』という記載があるため、支給される可能性があります。
気になる方は自治体に問い合わせてみると良いでしょう。
申請が却下されることはある?
申請内容によっては却下されることもあります。
自治体からの補助が受けられなくてもゴミ屋敷を片付ける方法
自分の場合を調べたけれど、補助が受けられなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のために、自治体からの補助が受けられなくてもゴミ屋敷を片付ける方法を解説します!
自分で片付ける
ゴミ屋敷の片付けを全て業者に依頼するよりも、自分で片付けた方が費用は安くすみます。
ただし、非常に手間と時間がかかること、粗大ゴミ処分料などが必要になり費用も0円ではないことには注意が必要です。
ゴミ屋敷の片付け方についはて以下の記事をご覧ください。
▶部屋がゴミ屋敷になる原因とは?自力で片付けるにはどうすれば良い? – 便利屋サービス21
後払いや分割払いが可能な業者に依頼する
まとまったお金の準備は難しくても、少しずつなら支払えるという方には後払いや分割払いが可能な業者に依頼するのがおすすめです。
例えば便利屋サービス21なら、頭金0円、最大60分割できる自社ローン出の支払いが可能です。
費用でお悩みなら頭金0円で依頼できる便利屋サービス21がおすすめ
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補助が受けられない方も無理せずに依頼することができます。
ご相談・お見積り無料
自分の場合、ゴミ屋敷の片付けにいくらかかるのか想像がつかないという方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、まずは見積りをとってみることです。
具体的な金額がわかると、お金に対しての不安はぐっと減ります。
便利屋サービス21はご相談・お見積り無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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「オシャレな部屋にしたいけれど、すぐに散らかってしまう…」
「片付けが苦手だから業者に依頼したいけれど、手元にまとまったお金がない…」
- 作業時間:8時間
- 作業内容:部屋の片付け、清掃、不用品の回収
- 支払い方法:後払い
ワンルームと聞くと、広さもあまりなく片付けやすい印象を持つかもしれません。しかし実は、収納が少なく、色々な生活の場面を一部屋で行っているため、物の分類が難しく整理整頓がしにくい環境なのです。
こちらのご依頼のお客様もワンルームの片付けを何をどうしたら良いかわからずお悩みでした。
今回はスタッフが作業をしながら少ない収納を有効活用するためのアドバイスもさせて頂き、お客様も満足そうにされていました。
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まとめ:まずは見積りをとって自治体に相談を!
生活保護を受給されている方の状況や、自治体によって、ゴミ屋敷の片付けの際に受けられる補助は異なります。
まずは見積りをとり、ケースワーカーや自治体に相談することをおすすめします。
便利屋サービス21ではご相談・お見積りを無料で行っております。
もし補助が受けられない場合でも、頭金0円でご利用可能ですので安心してお問い合わせください。