近年注目を集めるゴミ屋敷問題。溢れんばかりの量のゴミを見ると、どうしてこうなったの?と思わずにはいられませんよね。定期的に掃除や片付けをしている人から見れば、どうしてここまでゴミを溜めこんでしまったのかと疑問に思うのは当然です。
では、なぜゴミ屋敷は生まれてしまうのでしょうか?実は、だらしがない以外にもゴミ屋敷化してしまう原因があるんです。今回は、ゴミ屋敷と化す原因とゴミ屋敷になってしまった時の解決方法をご紹介します。
なぜ家をゴミ屋敷にしてしまうの?
異臭やゴキブリ・ハエなどの害虫の発生、火事などのリスクもあるゴミ屋敷ですが、そもそもなぜゴミを溜め込んでしまうのでしょうか?ゴミを溜め込んでしまう人といえば、「管理や片付けが苦手でだらしがない人」というイメージがあります。しかし実際は綺麗好きや完璧主義者でもゴミ屋敷にしてしまうケースが後を立たないんです。
片付けるのが苦手だから
もともと面倒くさがりやでゴミを片付けたりお部屋の掃除をしたりするのが苦手な方は、ゴミ出しができないため家に溜め込んでしまいがちになります。特に、「今は片付けるのが面倒だから後でする」をどんどん先延ばしにしてしまうとゴミ屋敷は悪化の一途を辿るでしょう。片付けを後回しにすればするほど、最終的には専門の清掃業者の手を借りなければいけなくなる程ゴミ屋敷が悪化してしまうケースは非常に多いんです。
お仕事がとにかく多忙だから
お部屋を片付けたい意思はあっても、お仕事がとにかく多忙でゴミ出しをする暇もないという方もゴミを溜めこみがちになります。特に医療関係やIT関係の業種は激務です。疲れ果てて帰宅し、ゴミ出しをする時間すら取れないことも多くあります。ゴミの分別ルールが厳しいと、処分に割く時間も手間も格段に違ってきます。引っ越先の分別ルールに慣れず、ついゴミの処分を先送りにしてしまう方も要注意です。
真面目で完璧主義だから
真面目で完璧主義者ならゴミを溜め込むことはない、と思われがちですよね。しかし真面目で完璧主義だからこそ、細かい分別やお部屋の掃除を徹底的にしようとして一向に片付けが進まなくなります。完璧な状況でゴミ出しをしないと納得がいかないので、その間にどんどんゴミが増えやがてゴミ屋敷と化してしまうのです。完璧にしないと気が済まない方の中には脅迫性障害を患っている方もいます。周囲のサポートが必要な場合もあるので、完璧もほどほどにしましょう。
物が多い状況に安心できるから
整理整頓された美しい部屋よりも多少散らかっている方が何となく落ち着く、という方もいます。たとえゴミでぐちゃぐちゃな部屋の方が安心する、ゴミを捨てるのがとにかく不安で怖いと感じる傾向があると「ためこみ症」の疑いが出てきます。「ためこみ症」とは、ゴミを捨てることを極度に嫌がり溜めこんでしまう精神疾患の1つです。若い方にも多くみられる疾患で、病院で投薬治療や認知行動療法を受けて改善する場合があります。
執着心が強いから
端から見ればゴミや不用品でも、「自分の物」という意識が強すぎて手放せないという方が家をゴミ屋敷にしてしまうケースもあります。たとえ不用品でも「もったいない」「まだ使える」「思い出がある」など手放せない理由は様々かと思いますが、本当に必要な物かどうかを判別できないと天井近くまでゴミが積みあがることも珍しくありません。自分の物に対する執着心が強い方は特に注意が必要です。
買い物が大好きだから
好みの商品をじっくり見て選び、購入するのは至福のひと時です。しかしとにかく買う行為に固執し、無計画に買い続けていると家の中があっという間に物で溢れかえってしまいます。買い物でストレス発散をするタイプの方は、特に気をつけなければいけません。特に若い方にも多い「買い物依存症」は、現実逃避をするための依存症の一種です。次々と新しい物を買ってしまうため、何らかの対処をしないと中々止めることができません。
トラウマを抱えているから
ゴミ屋敷化してしまう方の中には、トラウマからゴミ出しができないという方もいらっしゃいます。特に若い女性で1人暮らしの方の中には、以前はきちんとお部屋の掃除やゴミ出しができていたのにストーカーや変質者にゴミを漁られて怖い思いをして以降、ゴミを出すことに恐怖を感じるという方も多くいます。
ゴミには個人情報も多く入っています。ゴミを漁られたことで、住んでいる部屋まで特定されれば身の危険を感じてしまうのも無理はありません。過去に受けたいじめや精神疾患が原因で外に出るのが怖いと感じる方も、ゴミ屋敷化するまでゴミを溜めこみがちになります。
ゴミ屋敷の解決法
家の中という場所は、その家に住んでいる人以外知る機会がほとんどありません。コロナ禍で人と人との交流が減った今、人知れずゴミ屋敷に悩んでいる方は非常に多いと言われています。ゴミ屋敷の解決方法で一番穏便なのは、自分1人でゴミを片付けることです。
しかしお仕事や個人的な事情により、自身での解決が難しいケースがほとんどです。ゴミ屋敷になってしまった時の解決方法として、まずは第三者に相談したり外部の協力を仰ぐことがオススメです。
家族や親しい知人に相談にのってもらう
ゴミ屋敷にしてしまう方の中には、真面目な方も多いのが特徴です。相談したら周囲に迷惑がかかるかもしれないと思い、誰にも相談できずに1人で抱え込んでしまう方も多いでしょう。ゴミを溜めこんでしまうと、怪我や病気、火災のリスクも高まります。トラブルが起きる前に家族や信頼できる友人などに相談してみてください。専門の清掃業者を紹介してくれたり、様子を見に来てくれたりと力になってくれるはずです。
清掃業者に依頼する
友人や家族には内緒で、何とか1人で解決したいという方も多いでしょう。そんな時は、不用品回収を専門とする清掃業者に依頼するのがオススメです。中でもゴミ屋敷業者としても口コミが良い「便利屋サービス21」では、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県など広範囲のエリアで不用品・粗大ゴミの回収や大量ゴミで溢れかえったお部屋の清掃作業なども承っています。遺品整理や不用品の買い取りサービスもございますので、ゴミや不用品に関する多種多様なご相談が可能です。
自治体に相談する
近年増えているゴミ屋敷問題は、自治体に相談することもできます。まずは住んでいる自治体の条例を確認して相談してみましょう。何をどうすれば良いかわからない事も丁寧に教えてもらえます。清掃業者も紹介してもらえることもありますが、すぐに対応してくれるかというと実はそうでもありません。自治体に相談しながら、できるだけ自分でも民間の信頼できる清掃業者を探すことも大切です。
ゴミ屋敷化させてしまう原因は人それぞれ
ゴミ屋敷化してしまう原因は本当に人ぞれぞれです。もともとの性格、心の問題、最近では発達障害などでゴミが片付けられず溜めこんでしまうという問題も注目を集めています。溜めこんでしまったゴミ問題は、1人で抱え込むには大きすぎる問題です。
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