便利屋サービス21コラム

2022.5.10

ゴミ屋敷になってしまう原因は何?7つのパターンと対処法を解説

「いつの間にか家中に物があふれていて、足の踏み場もなくなってしまった」
「これってゴミ屋敷?このままだとどうなっちゃうの…?」

ゴミ屋敷はある日突然ゴミ屋敷になるわけではありません。
日々少しずつ物が増えていき、長く放置された物が壊れたり、悪臭がするようになったりと悪化していきます。

しかしゴミ屋敷に住む多くの人が、いつの間にかゴミ屋敷になってしまい、自力ではどうしようもできなくなってしまったと感じています。
どうして途中で改善することが難しかったのでしょうか?

本記事では、ゴミ屋敷になってしまう原因と、その対処法について解説します。

本記事を読むことで、ゴミ屋敷になりにくい過ごし方がわかると共に、ゴミ屋敷になってしまった場合の解決方法も知ることができます!

そもそもゴミ屋敷とは

そもそも、ゴミ屋敷とはどんな家の状態を表すのでしょうか?

一般的には、ゴミが家の中や外にあふれており、生活するのに支障が出るような家がゴミ屋敷と呼ばれています。
しかし、どの程度ゴミがあると生活に支障が出るのかは個人によって差があります。

国としては、現在明確なゴミ屋敷の定義は定めていません。

自治体によっては、ゴミ屋敷に対して条例を作り、条例の中でゴミ屋敷を詳しく定義しています。

各自治体のゴミ屋敷条例の定義を見ていくと、蓄積されたゴミなどにより、住人や近隣住民にとって心身の状態に悪影響があったり危険な状況になったりしている場合にゴミ屋敷と判断されるようです。

自分の家がゴミ屋敷かどうかをセルフチェック!

自分の家がゴミ屋敷かどうか悩んでいる方は、ぜひ以下の項目に自分の家が当てはまるかどうかチェックしてみてください。

1つでも当てはまれば要注意、当てはまる項目が多いほどゴミ屋敷である可能性が高くなります。

その1:室内に物が多く、人が生活するのに支障がある

室内に物が多く、人が生活するのに支障がある状態はゴミ屋敷である可能性が高いです。

ただし、生活するのに支障がある物の量は、個人によって差があります。
他人から見るとゴミ屋敷なのに、支障がないと感じながら住んでいる人もいます。

客観視しやすい基準として、部屋の中を移動する際の動線と体を休めるスペースが確保出来ているかどうかを確認しましょう。

物が多く、体を横にするなど工夫しないと通れない場所がある場合は、生活するのに支障があると言えます。

体を休めるスペースに関しては、物が多くて寝転がることができない、シーツや布団の洗濯・交換が難しい場合には生活に支障があると言えるでしょう。

その2:玄関前や庭など屋外にも物をたくさん置いている

玄関前や庭など屋外は、物が雨風にさらされて劣化しやすく、非常時の避難経路も塞いでしまうことから、物の保管場所にはあまり適していません。

元々屋外に設置する物以外の物は、室内に保管場所を移したり、庭に物置を設置してその中に保管したりするのが良いでしょう。

もし室内に物を移動しようとしても難しく、玄関前や庭など屋外に物をたくさん置いてしまう場合は、家で適切に保管できる量よりも多くの物が家にあるということです。

既にゴミ屋敷になっているか、今後ゴミ屋敷になってしまう可能性が高いと言えます。

その3:室内や室外から悪臭がする

悪臭がする場合、生ゴミや食べ残しが付いた容器、汚物などがきちんと廃棄されずに、室内や室外に放置されているケースがほとんどです。

放置された容器や汚物は、生ゴミの腐敗が進んだりカビが生えたり、悪臭がするだけでなく衛生的にも問題がある可能性があります。

そのため、悪臭がする場合にはすぐに改善が必要です。

家の中に物は多いけれど、自分の中で必要な物ばかりなのでゴミ屋敷ではないと思っている人が多くいます。

しかし、もし悪臭がする場所がある場合は、必要な物の中に処分すべき容器や汚物などが混じっている可能性があります。

すぐにそれらを捨てられれば良いですが、物が多すぎて見つけられない場合や、すでに他の物にも悪臭がうつってしまっている場合などはゴミ屋敷に対する対処法を行った方が良いでしょう。

その4:害虫が大量に発生している

家の中に適切に管理されていないものが多くあると、その物を巣や餌にして害虫が増えてしまいます。

害虫の多くは、物の隙間や影に隠れる習性があります。
そのため、一度に大量の虫を目にしていなくても、最近なんだかゴキブリなどをよく見かけるなと感じたら害虫が増えていると考えた方が良いでしょう。

物が少ない家であれば、殺虫剤を使用して自力で対処できます。

殺虫剤を使用できない、もしくは使用しても効果がないほど物が多い場合には、ゴミ屋敷になっている可能性が高いです。

ゴミ屋敷に住み続けると高まる4つのリスク

ゴミ屋敷に住んでいても、自分の生活には支障がないと感じている人もいるかもしれません。

しかしそのままゴミ屋敷に住み続けると、以下の4つのリスクが高まってしまいます。

病気やアレルギーの悪化などの健康被害

ゴミ屋敷では、人体に有害な量のカビが発生したり、大量発生した害虫や害獣などが屋外から病原菌を持ち込んだりすることがあります。

また、ホコリやダニなどアレルギーの原因となる物質もたくさん発生しています。

そのため、ゴミ屋敷に住み続けると病気やアレルギーの悪化など健康被害のリスクが高まります。

火災

コンセントにホコリが溜まっていたり、古い家電のケーブルが劣化したりすることで、自然火災が起こるリスクがあります。

これらのリスクはどの家庭でもありますが、ゴミ屋敷の場合、コンセントのホコリの掃除ができなかったり、家電のケーブルの上にたくさんの物がのっていたりする状況になりやすく、自然火災のリスクがより高まります。

また、屋外に可燃性の物がたくさん積んであると、タバコのポイ捨てや故意による放火から火災につながってしまう危険性もあります。

近隣住民とのトラブル

ゴミ屋敷の悪臭や害虫の発生、火災のリスクは、近隣住民にとっても悩ましいことです。

窓を開けると悪臭がしたり、洗濯物に臭いがついてしまったり、増えた害虫は近隣の家にも侵入する可能性があります。
また、ゴミ屋敷が火災になれば、近隣の家に燃え移る可能性もあります。

そのため、近隣住民から苦情が入ったり、トラブルになってしまうことがあります。

特に持ち家の場合はお互いに引越することも難しく、一度トラブルになってしまうと長期間トラブルが続くこともあります。

行政からの指導・勧告

ゴミ屋敷になってしまうと、行政から指導・勧告を受けるリスクがあります。
指導・勧告とは、ゴミ屋敷を改善するように口頭や書面で伝えられることです。

指導よりも勧告の方が、より具体的な対応策が指示されます。

この指導・勧告があったにも関わらず改善しないと、氏名や住所を公表されたり、特定の税金の控除が受けられなくなったり、「命令」「行政代執行」などのより重い措置を取られることになります。

重い措置の場合、罰金や費用の徴収など金銭的な負担が発生することもあります。

例えば、東京都八王子市の場合、以下のような流れでゴミ屋敷対策が行われます。

内容 罰金や費用負担など
①立ち入り調査 必要と判断された場合、市の職員がゴミ屋敷の中に入って調査を行います。 立ち入り調査を拒否すると3万円以下の金銭的負担が生じる可能性があります。
②指導 ゴミ屋敷を改善するよう、必要な指導を行います。 特になし
③勧告 ゴミ屋敷を改善するよう、期限を定め、より具体的な対策を行うよう書面で勧告を行います。 特になし
④命令 期限までにゴミ屋敷を改善するよう書面で命令されます。 命令に違反すると、すると5万円以下の金銭的負担が生じる可能性があります。
⑤行政代執行 市の職員や、市の職員から委託された業者などがゴミ屋敷を片付けます。 ゴミ屋敷の片付け費用を徴収される可能性があります。

八王子市のゴミ屋敷対策の流れ図解

(画像引用元:いわゆる「ごみ屋敷条例」の制定と関連条例の改正についての条例周知チラシ)
(参考:八王子市住居等における物の堆積等に起因する不良な生活環境の改善に関する条例)

家がゴミ屋敷になってしまう原因7パターン

家がゴミ屋敷になってしまう原因は人によって様々です。

しかし、原因を分けていくと大体7つのパターンに分けられます。
もしくは7つのパターンのうちのいくつかが組み合わさっているケースです。

家がゴミ屋敷になってしまう原因の7つのパターンについて、解説します。

その1:多忙で片付ける時間がない

仕事や育児、介護などにより、多忙な人がゴミ屋敷になることはよくあるパターンです。

多忙な時、まず優先するべきは食事や睡眠など日々の健康に直結する部分です。
そうなると自然と片付けは後回しになってしまい、どんどんゴミや汚れが溜まっていってしまいます。

ゴミや汚れは、ひどくなるほど片付けに時間がかかるため、より手が付けにくくなってしまいます。
普段はキレイ好きな人が、ひどくなった汚れは触りたくなくて掃除ができなくなってしまったケースも少なくありません。

そのため、家を片付けなければいけないとわかっていても、片付けることが難しくなってしまうのです。

その2:片付けるのが苦手

片付けるのが苦手な人の多くは「とりあえずここに置いておこう」と、物を処分せずに保管しておく傾向があります。

その結果、整理されていない物が増えていき、さらに片付けがしにくくなり、また物が増え……と必要か不要かわからない物がどんどん増えていってしまいます。

また、必要な物が家の中から探し出せず、新たに買ってまた物が増えるという行動も繰り返しやすいです。

これらの負のループに入ってしまった結果、物が増えすぎ、ゴミ屋敷になってしまうことがあります。

その3:買い物をすることが多い

家でキレイに保管できる物の量には限りがあります。

しかし、買い物をすることが多い人は、家に物をどんどん増やしてしまいがちです。
その結果、家に物が多すぎて、キレイに保管することができなくなってしまいます。

決められた収納スペースに保管しようとしている間は、スペースに入らなくなると物を捨てたり整理したりするため、物を増やしすぎないよう意識を保つことができます。

しかし一度スペースの外に物があふれ始めると、これ以上増やしてはいけないという基準があやふやになってしまうため、物を増やしすぎないという意識が薄れやすいのです。

買い物をすることが多いと、この状態になっても家に物を増やしてしまい、次第に物が床や廊下などにもあふれるようになり、ゴミ屋敷になってしまうことがあります。

その4:人からもらう物を断れない

人からもらう物が断れず、どんどん家に物が増えてゴミ屋敷になってしまうパターンもあります。

人の価値観はそれぞれです。
良かれと思って人がくれた物でも、自分にとっては必要ではない物や、好きではない物である場合があります。

必要ではない物や好きではない物に対して、人は整理整頓しようというモチベーションを持つことが難しくなります。

そのため、人からもらった物が増えてくると整理整頓や片付けがしにくくなり、ゴミ屋敷になりやすくなります。

その5:物を捨てることに抵抗感がある

「もったいない」
「申し訳ない」
「本当に捨てて良いかわからない」

上記のように物を捨てることに抵抗感があると、捨てられなかった物が家にたくさん溜まっていき、ゴミ屋敷になってしまうことがあります。

ゴミ屋敷になる前に気づいて片付けようと思っても、物を捨てられないために自分ではなかなかキレイにすることができません。

また、はっきりとした抵抗感を感じていなくても、「とりあえずとっておこう」と判断を先延ばしにして物を捨てないのも、実はこのパターンです。

その6:汚くても気にならない、もしくは汚い方が落ち着く

部屋が汚いかどうかという感じ方は人によって大きく異なります。
部屋がキレイすぎると落ち着かず、ある程度身の回りに物がある方が落ち着く人もいます。

しかし、部屋が汚いのに慣れてしまうと、それより少し汚くなっても大丈夫、と許容範囲がどんどん広くなってしまいやすくなります。
その結果、いわゆるゴミ屋敷にまでなってしまうパターンです。

本人はゴミ屋敷でも気にせず暮らせており、改善しようと思っていないため、改善させることが難しいパターンでもあります。

その7:認知症や精神疾患などになっている

認知症や精神疾患などになると、以下のような症状がでることがあります。

  • 処分する物と必要な物が判断できない
  • 決められた曜日・時間にゴミを出すことができない
  • 一般的な悪臭を悪臭と感じられない

その結果、ゴミ屋敷になってしまったり、ゴミ屋敷になっても気付けなかったりするパターンがあります。

病気によっても個人によっても症状は違うため、この病気になると必ずゴミ屋敷になる、と言えるようなものではありません。
もちろん、ゴミ屋敷に住んでいたら絶対に認知症や精神疾患だというわけでもありません。

先入観を持たずに原因を見極めていくことが重要です。

ゴミ屋敷になりやすい人に見られる4つの心理状態

家がゴミ屋敷になってしまう原因には7つのパターンがあります。

その7つのパターンは以下の4つの心理状態によって引き起こされやすくなります。

原因についての対処法を考えるためには、この4つの心理状態を知り、それらの改善方法も考えていく必要があります。

余裕がない

時間や精神的に余裕がないと、人はいつもより判断能力が落ちたり、視野が狭くなったりしてしまいます。

「これって捨てて良いんだっけ?」
「次いつ買い物に来れるかわからないし、とりあえず買っておこう」
その結果、片付けが苦手になったり、必要以上に買い物をしてしまったりしやすくなります。

精神的な余裕がなくなっている人は、自分では自覚していないケースも多いです。

以前できていたことができなくなったり、最近急に環境が変わったりした人は、精神的に余裕がなくなってる可能性があります。
一度自分は精神的に余裕があるかどうか、振り返ってみるのをおすすめします。

ストレスが多い

ストレスが多いと、やる気が出なかったり、集中することが難しくなったりするため、片付けることが難しくなります。

片付けなければいけないと思っていても、ダラダラしたり、ストレスを解消するための行動を優先して行ったりしてしまうのです。

ストレスを解消するための行動として、買い物をして物を増やしてしまう人も多くいます。

また、ストレスが多い期間が続くと、自律神経など身体にも影響が出てきます。

身体的に辛くなると、ゴミ出しや片付けなど体力が必要な行動が難しくなり、それによってもゴミ屋敷になってしまうことがあります。

孤独を感じている

少しでも多くの人と関わりたい、人から嫌われたくないと思うと、人からもらう物を断りにくくなります。

また、周りに物がある方が寂しさが紛れるようになると、どんどん物を増やす一方で、物を捨てることに抵抗感をもつようになります。

このように、孤独を感じていると物を増やしやすい傾向があります

また、孤独を感じている人の多くは、人との関わりが希薄なため、ゴミ屋敷になってしまっても第三者の介入がありません。
その結果、ゴミ屋敷になっていることに気づかなかったり、改善する必要性を感じられなかったりします。

人に頼りたくない

「もっと自分が頑張らなくちゃ」
「こんなこと人にお願いするのは恥ずかしい」
このように考えてしまう人は要注意です。

多忙な人や片付けが苦手な人でも、家族や友人、片付け業者に助けてもらえば部屋はキレイにすることができます。

しかし人に頼ることができないと、自分で何とかしようとしているうちにどんどんひどくなってしまいます。

また、人に頼れないと、余裕がない状態、孤独を感じている状態にもなりやすくなります。
そうしてさらにゴミ屋敷になりやすい状況になってしまうのです。

ゴミ屋敷にならないようにするための対処法

家がゴミ屋敷になってしまう7つのパターンと、そのパターンを引き起こしやすい4つの心理状態には、以下の方法で対処することができます。

ぜひ自分に合いそうな対処法を試してみてください。

毎日少しずつ片付けをする

一度に沢山の片付けをしようとすると、時間的にも精神的にも、肉体的にも大きな負担がかかります。
まずは、毎日少しずつ片付けをするのがおすすめです。

一日15分、または一日3個物を捨てることを目標に始めてみましょう。

全く片付けをしないより、一日15分でも片付けをした方が家はキレイになります。
慣れてきたら時間や捨てる物の数を増やしていきましょう。

買い物に行く頻度を減らす

まずは買い物に行く頻度を減らしていきましょう。
毎日行っていたら3日に一回、3日に一回行ってたら週に一回と少しずつ減らしていきます。

急に減らしてしまうと、ストレスが溜まって逆に買い物の回数が増えたり、一度の買い物で大量の物を買ってしまったりする可能性が高くなるため、無理は禁物です。

また、買い物に行く前に買う物のメモを作成し、メモした物以外は買わないようにするのも効果的です。

物を1つ増やしたら1つ捨てるなどルールをつくる

どうしても物を買いたい、人からもらう物を断れないという場合には、物を1つ増やしたら家にある物を1つ捨てるなどルールを作ると良いでしょう

できれば、物を1つ増やしたら家にある物を2つ以上捨てるルールにすると、家の物の量を減らしていくことができるのでおすすめです。

また、捨てるのは先延ばしにせず、その日のうちか二日以内に捨てるようにしましょう。

定期的に部屋に人を呼ぶ、もしくは部屋の写真を撮って人と共有する

定期的に部屋に人を呼んだり、部屋の写真を撮って人と共有することで、部屋を客観視することができ、ゴミ屋敷になるのを防ぎやすくなります。

写真を撮る方法なら、過去の自分の部屋との比較ができるため、物が増えた時にすぐにわかります。
部屋をキレイにできた時も成果がわかりやすいため、達成感を感じることができます。

変化に気づけるようにすることも、ゴミ屋敷を防ぐのに効果的です。

物を増やさなくても楽しめる趣味を見つける

ストレスや孤独感の解消には、楽しめる趣味を見つけることが効果的です。

ただし、趣味によっては物がもっと増えてしまうことがあるため、物を増やさなくても楽しめる趣味がおすすめです。

例えば、散歩やジョギングは物がいらず、お金もかけずに楽しむことができます。
水泳や武道なども身につける物の準備だけですむため、あまり物が増えずにすみます。

図書館の本を借りることや電子書籍の読書もおすすめです。

業者に依頼する

すでにたくさんの物がある場合、業者に依頼して一度キレイにしてもらうのもおすすめです。

一度キレイになると、ゴミ屋敷だった時から以下の心境の変化が起き、それ以降片付けやすくなります。

  • 物が増えた時にすぐわかるようになる
  • キレイな状態を心地よく感じるようになる
  • 二度と同じことを繰り返さないように意識するようになる

業者によっては片付けのアドバイスをしてくれることもあります。

業者に依頼すれば時間も手間もかからないため、多忙な人や精神的にも肉体的にも余裕がない方にもおすすめです。

病院や行政に相談する

病院や行政に相談し、適切な治療や支援を受けることで、ゴミ屋敷を改善できることがあります。

ゴミ屋敷になってしまった原因が、精神的な病気の可能性もあります。
その場合は病院を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

ゴミ屋敷条例がある地方自治体では、ゴミ屋敷について相談に乗ってくれる可能性があります。
改善のための補助金がある自治体もあるため、一度相談してみると良いでしょう。

特に相談できる家族や友人がいない場合は、1人で悩みすぎずにかかりつけの病院や住んでいる自治体に相談するのがおすすめです。

実家や近隣住民がゴミ屋敷の場合の対処法

自分の家がゴミ屋敷になっている場合は、自分で片付けをしたり業者に依頼したりすることができます。

しかし、実家や近隣住民の場合はその家の所有者が片付けようとしない限り改善させることはできません。
自分の周りにいる人の家がゴミ屋敷の場合の対処法を解説します!

実家がゴミ屋敷になってしまった際の対処法については、こちらの記事でも解説しています。
実家がゴミ屋敷に!実家がゴミ屋敷になりやすい理由と解決策とは? – 便利屋サービス21

大家や管理会社に相談する

同じマンションやアパートの部屋がゴミ屋敷になっている場合は、大家や管理会社に相談しましょう。

大家や管理会社は、住人がゴミ屋敷にしたせいで不利益を被る場合、改善するよう声をかけたり、契約の更新を拒否したりすることができます。

直接自分でゴミ屋敷の住人に声をかけることは、トラブルにつながりやすいため避けた方が良いでしょう。

町内会や民生委員に相談する

戸建ての近隣住民や実家の場合は、町内会や民生委員に相談すると良いでしょう。

ゴミ屋敷の住人の相談に乗ってくれたり、必要な福祉支援につなげてくれたりします。

地域のコミュニティともつながりやすくなるため、離れて住む親の場合は特におすすめです。
人との関わりが増え、孤独感も薄れ、ゴミ屋敷になりにくくなる可能性があります。

行政に相談する

大家や管理会社、町内会や民生委員に相談しても改善されない場合、役所など行政に相談すると良いでしょう。

周囲の環境に悪影響がある場合、行政から改善するよう働きかけてくれる可能性があります。

特にゴミ屋敷条例がある自治体の場合は、ゴミ屋敷に対する問題意識が高いため、何かしらの働きかけをしてくれる可能性も高いです。

業者に片付けを依頼するのがおすすめな理由

一度ゴミ屋敷になってしまうと、キレイにするのは非常に大変です。

そんなゴミ屋敷の片付けは、以下の理由から業者に依頼するのがおすすめです。

ゴミ屋敷業者の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ゴミ屋敷の業者を選ぶ5つのコツ|費用の相場や安く抑える方法を紹介 – 便利屋サービス21

労力をかけずに片付けを全て丸投げできる

業者に依頼すれば、片付けを丸投げすることができます。

自分の労力をかけずにゴミ屋敷がキレイになるため、忙しい方や精神的・肉体的に余裕がない方には特におすすめです。

例えば、時間も体力も余裕がないのに、今までより物がどんどん増える子育て中の方は、無理に自力で片付けようとせず業者に依頼することをおすすめします。

神奈川県川崎市にお住まいのお客様の家のお写真

「子どもが生まれたばかりで、片付ける暇がない…」
「どんどん汚くなっていくけど、自分ではもうどうしようもできない…」

▼神奈川県川崎市川崎区にお住まいのお客様からのご依頼

  • 作業時間:1日(9時間)
  • 作業内容:部屋の片付けとゴミの処分
  • 支払い方法:頭金0円での後払い

便利屋サービス21にご依頼くださった神奈川県川崎市にお住まいのお客様は、育児による疲れと寝不足から家事が満足にできず、部屋の中がどんどん汚くなっていくことに悩んでいらっしゃいました。

2DKのお部屋でしたが、9時間ですっかりキレイになりました。

「頼んで本当によかったです。おかげで気持ちにもゆとりが持てました。ありがとうございました。」と、お客様にも喜んでいただけました。

神奈川県川崎市川崎区でゴミ屋敷の片付けにお悩みなら便利屋サービス21がおすすめ!

子どもが生まれると、慣れない育児と睡眠不足で余裕がなくなり、片付けまで手が回らなくなることがよくあります。
こんな時こそ、片付けを業者に全て丸投げしてしまうのがおすすめです!

ご両親の労力をかけることなくゴミ屋敷がキレイになることで、ご両親の心身の健康・回復につながり、お子様の育つ環境も改善することができます。

片付けにかかる時間が短い

豊富な知識と経験を持ったプロが、数人がかりで片付けるため、非常に短い時間でゴミ屋敷を片付けることができます。

物の量にもよりますが、1Rや1LDKなら半日、戸建てでも1〜3日程度で片付けられることが多いです。

自力でゴミ屋敷を片付けようとすると、何日かかるのか見当がつかなかったり、最後まで片付けられなかったりします。

業者に依頼すればあらかじめ片付けにかかる時間がわかり、ほぼ確実にその日数で終わるので、安心して今後の予定を立てることができます。

プロの仕上がりのキレイな部屋になる

自力で片付けるよりも、業者に依頼した方がキレイな部屋になります。

傷付けずに家具や家電を運搬できるのはもちろん、きっちり物が仕分けされ、無駄な物が無い状態になります。

業者によっては、より使いやすい収納を一緒に考えてくれたり、片付けのアドバイスをくれたりするため、依頼後もゴミ屋敷になりにくくなります。

また、ハウスクリーニングを依頼すればプロの技術とプロの洗剤や道具ですっかりキレイにしてくれます。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するなら便利屋サービス21がおすすめ!

生活しているとゴミはどんどん増えていきます。
そのため、ゴミ屋敷の片付けは早ければ早いほど費用を抑えることができます。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するなら、以下の理由から便利屋サービス21がおすすめです。

頭金0円でも後払い・分割払いの依頼が可能!

便利屋サービス21は、頭金0円でも後払い・分割払いが利用できます。
実際に多くの方が後払い・分割払いをご利用されています。

自社ローンによる分割払いは、最大で60回まで分割可能です。
クレジットカードが無い方、アルバイト・パートの方でもご利用ができます。(ご利用には審査があります)

即日対応も可能ですので、今すぐお金の用意は難しいけれど、できるだけ早くゴミ屋敷を片付けたい方におすすめです。

24時間365日、電話・メール・LINEで相談・見積りができる!

24時間365日受付の便利屋サービス21なら、気になったその時にご相談・お見積りが可能です。
お問い合わせ方法も電話・メール・LINEに対応しているため、自分にとって1番気軽な方法を選ぶことができます。

ご相談・お見積り・出張費用・キャンセル料は無料ですので、安心してご相談いただけます。
(キャンセルにはキャンセル規定があります)

もちろん他社様との相見積りも大丈夫ですので、他社様の見積りと比べて疑問な点などがあれば遠慮なくお聞きください。

幅広いサービス対応で全てお任せできる!

  • 買不用品取
  • ハウスクリーニング
  • 引越し
  • 不動産売却 など

便利屋サービス21は以上のように幅広いサービスにご対応しています。

ゴミ屋敷に関する様々なことはぜひ便利屋サービス21にお任せください!

「急な訪問があるんですが、今日か明日までに片付けてもらえますか?」
「周りの人に知られないように作業してもらえますか?」
「女性のスタッフの方に来てもらえますか?」

他にも、上記のようなお悩みにもご対応可能です。
お困りごとがあれば、ぜひご相談ください。

ゴミ屋敷の原因に関するよくある質問

ゴミ屋敷の原因に関するよくある質問にお答えします!

高齢者の方がゴミ屋敷になりやすいなどの傾向はありますか?

高齢者の方、単身で住んでいらっしゃる方はゴミ屋敷になりやすい傾向があると言われています。

日本都市センターが2018年に行った自治体への調査では、荒廃した住居(ゴミ屋敷、樹木の繁茂、多頭飼育)の住人の割合は年齢別だと 65 歳以上が 55.9%、40-64 歳が 39.1%、30 歳代以下が 5.0%でした。

また、同居人の有無(不明・無回答を除く)の調査では「いない」 が 65.8%で、「いる」が 34.2%なっています。
(参考:自治体による「ごみ屋敷」対策 P45)

人口比を考えるとそこまで高齢者が多いとは言えない数値かもしれません。

しかし、荒廃した住居について考えられる発生要因・併発している課題の中に、認知症や身体機能の衰え等の記述があります。

このことから、高齢になるとゴミ屋敷になるリスクも高まる可能性があると言えるでしょう。

ゴミ屋敷になってしまうのは男性と女性どちらが多いですか?

インターネットで検索すると、ヒットするコラム記事などには、ゴミ屋敷になってしまうのは圧倒的に女性が多いとされています。

しかし、女性が多いとされる公的な統計を見つけることはできませんでした。

日本都市センターが2018年に行った自治体への調査では荒廃した住居(ゴミ屋敷、樹木の繁茂、多頭飼育)の住人の割合は男性が 62.1%、女性が 37.9%でした。

荒廃した住居にはゴミ屋敷以外も含まれているのではっきりとは言えませんが、ゴミ屋敷になってしまうのは男性の方が多いと言えそうなデータとなっています。
(参考:自治体による「ごみ屋敷」対策 P45)

ではなぜインターネットの記事には、ゴミ屋敷になってしまうのは女性が多いと書かれている物が多いのでしょうか?

ゴミ屋敷になるのは圧倒的に女性が多いとされているインターネットの記事をいくつか読むと、その多くが、片付け業者に相談する人に女性が圧倒的に多い、と書かれています。

このことから、ゴミ屋敷になってしまうのが男性女性どちらが多いかは断言できませんが、ゴミ屋敷の状態に悩み、ゴミ屋敷業者に相談する人には女性が多いと言えそうです。

業者に依頼したいけれどお金がなくて困っています。どうしたら良いですか?

業者にゴミ屋敷の片付けを依頼したいけれど、お金がなくて困っている場合には、後払いや分割払いを利用できる業者に依頼するのがおすすめです。

業者に見積りを依頼すると、格安な見積りを提示する業者があります。
しかし、格安な見積りをする業者の中には、後から高額請求をしたり、不用品を不法投棄するような悪徳業者もいます。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼したいけれどお金がなくてお困りの方は、是非以下の記事もご覧ください。
ゴミ屋敷の片付け費用を0円にする裏技とは!?自力清掃の方法や0円回収業者のワナ – 便利屋サービス21

まとめ:原因に合った対処法でゴミ屋敷をすっきりキレイに!

ゴミ屋敷になる原因には以下の7つのパターンがあります。

その1:多忙で片付ける時間がない
その2:片付けるのが苦手
その3:買い物をすることが多い
その4:人からもらう物を断れない
その5:物を捨てることに抵抗感がある
その6:汚くても気にならない、もしくは汚い方が落ち着く
その7:認知症や精神疾患などになっている

原因にあった対処法を行うことで、ゴミ屋敷がすっきりキレイになると共に、今後もゴミ屋敷になりにくくなります。

自力で対処するのが難しい時には家族や知人、病院や行政、業者などと連携して対処するようにしていきましょう。

ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼したい方は、まずはお気軽にご相談・お見積り無料の便利屋サービス21にご相談ください。

ご相談・お見積り無料!東京・千葉・神奈川・埼玉エリアでゴミ屋敷の原因についてお悩みなら便利屋サービス21