「遺品整理士認定協会って何？」
「遺品整理士認定協会の役割は？」
このような疑問を感じた事はありませんか？
耳にする機会も増えた「遺品整理士認定協会」ですが、どのような団体なのでしょうか？
中には需要が高まっている遺品整理士資格に興味があり、評判を知りたいという人も多いと思います。
今回は、最近注目されている遺品整理士認定協会の評判や遺品整理士という資格について詳しくご紹介いたします。
目次
遺品整理士認定協会とは？
遺品整理士認定協会とは、2010年に設立された団体です。
優れた遺品整理士の養成を行う団体で、実際に多くの遺品整理士が在籍しています。
一般社団法人であり、近年遺品整理士の需要の高まりとともに認知が広まってきました。
ドラマやテレビの特集などで、一度は耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか？
遺品整理士とは？
遺品整理士とは、遺品の扱いの知識を持つ専門家です。
必要に応じて供養やリサイクル法などの法律に則り、遺品を整理するお手伝いを行います。
また遺品整理だけでなく、生前整理のアドバイスも可能です。
遺品整理士が在籍する遺品整理業者は、遺品整理業務だけでなくハウスクリーニングや不用品回収、買取作業も行うことがあります。
関連記事：遺品整理業者の正しい選び方は？悪徳業者を見分ける5つのポイント
遺品整理士が心掛けていること
故人との思い出が詰まった遺品を整理するお手伝いを担う遺品整理士は、遺品の正しい知識やご遺族への接し方、不用品の選別のコツや生前整理の的確なアドバイスなど、たくさんのことを心掛けています。
遺品整理士認定協会には、理事長である木村榮治が定めた「魂の四原則」があります。
| 一、遺品整理士は、ご遺族の方に真の思いやりと心からの親切を第一とする。 一、遺品整理士は、身だしなみや清潔感を第一とする。 一、遺品整理士は、故人に敬意を払って、作業する。 ・お仏壇がある場合は、必ず手を合わせる。 ・故人の感謝されるよう、仕事を行う 一、遺品整理士は。故人の遺品を自身の家族のもののように扱い、ご遺族や地域社会への奉仕の心を忘れない。 |
遺品整理士の合格率
遺品整理士の試験合格率は、約65%です。
3人に1人が合格する割合ですが、決して高いとは言えません。
合格するには、今まで知る機会がなかった遺品の取り扱い方や廃棄、供養に関する知識、依頼主である遺族への接し方や心構えなどを一から学ぶ必要があります。
資格取得のためには、2ヶ月間専門の養成講座を受講する必要があります。
独学での取得を目指すこともできます。
遺品整理士認定協会の評判
遺品整理士認定協会の評判は、人それぞれ違う傾向にあります。
民間資格であり、今後求められる可能性が高い遺品整理士資格は、取得することで遺品整理業に従事する際に有利になります。
しかし一方で年間10,000円の会費を支払う必要があるため、「胡散臭い」や「ぼったくりでは？」などのネガティブな口コミもあるのも事実です。
遺品整理士認定協会が設立された背景
遺品整理士認定協会が設立された背景には、現在も続く高齢化があります。
少子高齢化が進んだ影響で、年々亡くなる人が増え、同時に遺品整理に困る人も増えてきました。
共働き世帯や1人暮らしの増加もあり、自力では遺品整理が難しい人が増えた結果業者の代行が増加。
しかし、遺品の扱いに知識がない業者が無造作に扱ったり不法投棄したりする業者も増加し、実際に被害の報告も相次ぐようになりました。
遺品の専門家の需要が高まり、遺品整理士という資格を運営する遺品整理士認定協会が生まれたのです。
遺品整理士認定協会の理念
遺品整理士認定協会には、遺品整理士を養成するための理念があります。
1．残された想いを、ご遺族へ
2．正しい知識・正しい対応
3．実務の流れ
4．遺品整理業界の健全化
5．行政の働きかけ
孤独死等で亡くなる高齢者が増える中で、遺品を整理するご遺族の気持ちに寄り添い供養のお手伝いをする遺品整理士は、不用品の廃棄やリサイクル品に関しての正しい知識と判断・対応を第一としています。
また実務において、心構えや気を付けておきたいことを事前に学ぶことで、より円滑な作業が可能です。
遺品整理を悪用する悪徳業者が横行しないよう、拡大していく遺品整理業界の健全な姿を守ることにも力を入れています。
ガイドラインの制定や法令の遵守だけでなく、行政に働きかけることで不法投棄などの違法な行為を撲滅する活動も行っています。
遺品整理士認定協会の目的
遺品整理士認定協会の公式HPには、事業目的として次のように記載されています。
”この国の薄れた家族の証、地域の絆を、遺品整理という事業を通じてその復活をはかるために、法令を守り、すぐれた遺品整理士の養成を行う事を、第一の事業目的とする。
また、命と向き合う「遺品整理」の仕事を社会と向き合うきっかけとして、この国の不登校やひきこもりに悩む若者たちの心の育成・社会復帰の支援を行っていくことを第二の事業目的とする。”
引用：一般社団法人 遺品整理士認定協会
遺品整理士認定協会は、遺品整理を行う遺品整理士の養成だけでなく社会貢献活動にも力を入れている団体でもあるのです。
遺品整理士認定協会の役割
遺品整理士認定協会は複数の役割を担っています。
その代表が、遺品整理の専門家を育成し資格を交付する「遺品整理士試験の主催」です。
また安心して遺品整理の代行をお任せできる「優良事業所の認定」も行っています。
それぞれ詳しくご紹介いたしましょう。
遺品整理士試験の主催
2010年に設立された遺品整理士認定協会は、その名前の通り遺品整理士を育成する団体です。
活動の一つに、遺品整理士という民間資格の発行があります。
「士」とつきますが、弁護士や行政書士などの国家資格ではありません。
合格率は比較的高く、遺品整理士について興味のある人は年齢や学歴問わず誰にでも受験資格があります。
登録している遺品整理士は50,000人を超えており、法人会員も1,300を超えています。
優良事業所の認定
遺品整理士認定協会は、優良事業所の認定も行っています。
優良事業所とは、法律や安全性をきちんと守る業者のことです。
2024年時点での優良事業所の認定数は、1000社を超えています。
優良事業所は遺品整理士認定協会の公式HPで確認可能です。
遺品整理士が注目されている理由
今遺品整理士が注目を浴びています。
その理由は、ずばり需要の高さです。
団塊世代はすでに70代を超えているため、高齢者が増え続けていくのに対して子どもは減る一方。
若者にかかる負担は年々増え続け、共働き世帯や核家族が占める割合が昔と比べ物にならないくらい増加しています。
すでに遠方に住んでいたり、仕事が忙しくて遺品整理をしたくてもできないという人が少なくありません。
これからますます遺品整理は重要になり、専門的な知識を持つプロが必要になるでしょう。
ご遺族がトラブルに巻き込まれずに、故人との最後のお別れの時間を心穏やかに過ごすためにも、遺族に寄り添った専門知識を持つ「遺品のプロ」である遺品整理士が必要なのです。
便利屋サービス21の遺品整理実績のご紹介
便利屋サービス21の会社名であるBSC合同会社は、遺品整理士認定協会に認められている優良事業所です。
専属の遺品整理士も在籍しており、年間多くの遺品整理のご依頼を頂戴しております。
不用品回収やハウスクリーニング、買取サービスも多くのお客様からご利用いただいております。
そんな便利屋サービス21の遺品整理の実績を2件ご紹介いたします。
実績1．【後払い事例】東京都杉並区の遺品整理と不用品回収
「実家の不要品を片付けたい」
「急ぎでも対応できる業者を探している」
作業内容：遺品整理、不用品の片付け,家電,粗大ゴミの回収
作業人数：3名
作業時間：5時間
遠方にお住まいでお父様の遺品整理ができないとお困りの東京都杉並区のお住まいのお客様からのご相談でした。
仕事が忙しく、実家まで片道2時間もかかるため、未だに実家に物が溢れかえっているそうです。
生前のお父様は、もったいないと壊れた家電や古い家具も保管し続けていたため、実家はとにかく物が多い状態。
先日親戚と話し合った結果、家を片付けて売却することが決まったため、急ぎでも対応してくれる遺品整理業者を探したところ、「便利屋サービス21」にご依頼くださいました。
「急ぎでお願いします」とのご要望に応え、ご相談・お見積もり作成の翌日に家にお伺いし作業開始。
即日で完了し、売却スケジュールにも間に合ったとお客様に喜んでいただくことができました。
【東京都杉並区でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方には便利屋サービス21がおすすめ！】
実績2．栃木県佐野市の多忙で進まない遺品整理のお手伝い
「大量の遺品をどうにか綺麗に片付けたい」
「支払い負担を減らせる業者が良い」
作業内容：遺品整理
作業人数：2名
作業時間：1日
栃木県佐野市にお住まいのお客様から、多忙で進まない遺品整理を手伝って欲しいというご相談でした。
教職につかれているお客様は多忙なあまり、亡くなられたお父様の遺品整理に集中できないそうです。
生前の趣味が読書だったため、3LDKの家には膨大な蔵書が棚に並んでおり、家具や家電なども全く処分が進んでいない状態でした。
今回遺品整理を丁寧に行ってくれる代行業者を探した結果、口コミ評価が良好でローン払いが利用できる「便利屋サービス21」にご相談くださいました。
作業中は作業スタッフとお父様が好きだった本についてお話をしてくださいました。
物が多い印象でしたが、1日ですっきりとキレイな状態に。
お客様にも大変ご満足いただけたようで、嬉しく感じました。
【栃木県佐野市でゴミ屋敷の片付けを依頼したい方には便利屋サービス21がおすすめ！】
まとめ：遺品整理にお困りなら、遺品整理士が在籍している便利屋サービス21がおすすめ！
遺品整理士認定協会は、優秀な遺品整理士を育成するだけでなく優良事業所の認定も行っている団体です。
評判は好意的なものもありますが、会費が必要であるため否定的なものもあります。
多くの企業も登録しているため、今後遺品整理士認定協会はさらに重要になることが予想されます。
便利屋サービス21は、遺品整理士が在籍する遺品整理業者です。
最大60回の分割払いが可能で、24時間ご相談を受け付けております。
即日対応も可能で、ご相談・お見積もり・キャンセル料は全て無料。
自力で遺品整理ができずにお困りなら、ぜひ遺品整理の経験が豊富な便利屋サービス21にお任せください！
