便利屋サービス21コラム

2023.3.22

ゴミ屋敷の対応は自治体に依頼できる!?自治体がゴミ撤去する場合の流れを解説

「ゴミ屋敷の対応は自治体でできる?」「自治体にゴミ屋敷対応をお願いしたけど、かなり時間がかかるみたい…」

ゴミ屋敷への対応は自治体でもできます。しかし、そこに住民がいる以上は行政の力で強制的に追い出したり、ゴミを撤去することはできません。対処には時間がかかるため、すぐに対応してほしいとお望みの方には物足りない可能性もあるでしょう。

この記事では、ゴミ屋敷の対応を自治体に依頼できるかどうか、ゴミ屋敷を自治体が撤去する流れを解説します。最後まで読めば、万が一自治体での対応が難しい場合の対処法まで、ゴミ屋敷対策が全てわかるでしょう!

ゴミ屋敷の対応を自治体に依頼することは可能?

ゴミ屋敷に対して自治体から、片付けをするように注意したり、片付けを強制的に代行することは可能です。

  1. 警察・消防署から注意してもらうことはできる
  2. ゴミ屋敷に関連する条例に基づいた対応は可能
  3. 対応スピードは遅い

ただし、自治体によっては条例の内容が異なり、対応範囲が違う点に注意しましょう。ゴミ屋敷の対応にお困りの方は参考にしてください。

警察・消防署から注意してもらうことはできる

ゴミ屋敷の住民に注意したい場合は、警察や消防署から注意してもらえます。警察に相談して住民に片付けをするよう促したり、消防署から防災の意味で注意してもらうことは可能です。

ただし、あくまでも注意の範囲を出ず強制力がないため、実際の片付けを警察や消防が行うことはありません。

ゴミ屋敷に関連する条例に基づいた対応は可能

自治体にはそれぞれゴミ屋敷に関連する条例が制定されており、条例に基づいた対応は可能です。例えば神奈川県横浜市のゴミ屋敷条例では、「住民に対して注意等を行い、片付けができない場合は片付けを”代行する”」と定められています。

基本的に強制撤去はしない方針であり、住民がやむを得ない理由で片付けができない場合にのみ対応する方針です。自治体ごとに制定されている条例は異なるので、まずはお住まいの自治体のゴミ屋敷関連条例を確認しましょう。

対応スピードは遅い

原則自治体によるゴミ屋敷への介入は、かなり時間がかかります。そもそもゴミであっても、ゴミ屋敷の住民の財産の一部となり、行政が積極的に撤去することに反対する立場の自治体が多いからです。

すぐにでもゴミ屋敷を片付けてもらいたい、という方にとっては、ややもどかしい状況になるでしょう。例えば前の入居者が部屋をゴミ屋敷状態にしたまま退去した場合、早急にゴミ屋敷を片付けなければ、次の入居者が探せません。

ゴミ屋敷を自治体が撤去する場合の流れとは

ゴミ屋敷が自治体を撤去する場合の流れを簡単に解説します。

  1. 自治体へ相談する
  2. ゴミ屋敷の状態確認
  3. 住民への注意や指導
  4. 文書による警告
  5. 強制執行(ゴミの撤去)

上記の流れはあくまで一例であり、自治体によって流れや対応範囲が異なる点に注意してください。今後自治体にゴミ屋敷の対応を依頼しようと考えている方は、大体の流れを把握しておきましょう。

自治体へ相談する

まずはゴミ屋敷に困っている被害者側が、自治体に対して相談を行います。窓口は各自治体によって異なるため、総合窓口で相談内容を伝えた上で、窓口を案内してもらいましょう。

担当者が相談を聞いてくれ、現状ゴミ屋敷によってどのような被害が出ているかを確認します。

ゴミ屋敷の状態確認

次に、実際にゴミ屋敷へ赴き、行政による現状把握が行われます。被害を訴えた人の証言が間違っていないか、衛生的に問題があるかなどを確認します。

状態によって「注意や指導のみ」になるか、段階を踏んで強制執行や片付け代行に踏み出すかを判断するためです。

住民への注意や指導

すぐにゴミ屋敷の物品を撤去することはなく、まず住民に対して、片付けをするよう注意します。また、近隣から苦情が出ている旨なども伝えてくれることもあるでしょう。

片付けの方法について、福祉の支援が必要な場合は、支援についての指導も行われます。住民が指導を聞いて片付ければ、自治体の対応は以上で完了です。

文書による警告

支援を受けても問題が継続している場合は、執行前に文書による警告が行われます。文書の内容は自治体によってまちまちですが、期日を決めて片付けをするように促すものが多いでしょう。

強制執行(ゴミの撤去)

期日までにゴミ屋敷を片付けなかった場合は、強制執行でゴミを撤去します。または、自治体によっては「片付けの代行」として、ゴミの撤去が行われます。

ゴミの片付けと処分を行い、今後近隣の住民も含めて安心して住める環境を整えて、自治体の対応は完了です。

ゴミ屋敷問題に自治体が対応してくれないなら便利屋サービス21へ

ゴミ屋敷問題は自治体に対応を依頼できます。しかし、自治体によって条例の内容がまちまちであり、対応の内容も異なる点に注意してください。

自治体に相談する際はまず、お住まいの地域のゴミ屋敷関連条例を確認しましょう。その上で、役所等へ相談して適切な指示や対処方法を仰いでください。

自治体の対応が遅く、イライラしてしまう方もいると思います。また、貸していた家がゴミ屋敷になってしまい、お困りのオーナーもいるでしょう。

そのような方は、ゴミ屋敷の片付けを便利屋などの業者に依頼すると良いでしょう。住民が既に居住していない場合は、便利屋に頼めばすぐにでもゴミ屋敷を清掃できます。

また、住民がいる場合でも居住者の許可が得られれば片付けの対応が可能です。

便利屋サービス21」はこれまで数々のゴミ屋敷の片付けをお手伝いしてきた実績があります。不用品の回収だけでなく買取りも可能。見積もりやキャンセル料、出張費などは一切かかりません。

お客様に安心してご利用いただけるよう、料金についても事前にお見積もりで明確にお伝えします。このほか依頼に関するお困りごとや心配ごとも、ぜひお気軽にご相談ください。

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