実家の片付けをするにあたって何から始めるべきか、どうやって親を説得すれば良いのか、迷ってしまう点も多いかと思います。
実家の片付けを行う際は、親の説得からスタートして、手早く片付けを進められる手順に沿うことが大切です。
この記事では、家の片付けをどこから始めるべきか迷っている方向けに、親との片付けの手順や説得する方法などについてご紹介します。
目次
実家の片付けはどこから始めるべき?
実家の片付けをおこなう際は、下記の流れに沿うのがおすすめです。
- まずは親の説得
- 家族に手伝ってもらう交渉
- 自分の部屋だった場所から片付けスタート
- あきらかにゴミだと思う物を捨てる
- 親の私物の要・不要を仕分ける
- 残された物の収納計画を進める
それぞれの工程の内容について、詳しく見てみましょう。
手順1.まずは親の説得
実家の片付けをする際は、必ず親の承諾を得てからおこないましょう。親の許可がない片付けは、必要な物を捨ててしまったりプライバシーを侵害してしまったりする可能性があります。
その結果、親子関係にヒビが入るケースも少なくありません。
親が片付けに対して前向きになれるような言葉を選び、整理整頓へのモチベーションを上げましょう。
手順2.家族に手伝ってもらう交渉
きょうだいや親戚がいる場合は、実家の片付けを手伝ってもらえないか交渉をしてみてください。
片付けの工程はとても多く、自分と親だけでは時間がかかってしまいます。人手が増えることで片付けにかかる日数を短縮できれば、親のストレスや負担も減らせます。
手順3.自分の部屋だった場所から片付けスタート
片付けをする際、いきなり親のプライベートゾーンに手を出さないように注意しましょう。触れてほしくない物やしまっておきたい物が、あるかもしれません。
実家の片付けをする際は、自分の部屋だった場所から始めることをおすすめします。キレイになったかつての子ども部屋を見れば、親も片付けに対して意欲的になれるかもしれません。
手順4.あきらかにゴミだと思う物を捨てる
片付けをする際は、誰が見てもゴミだと思える物から処分をします。たとえば空のペットボトルやお菓子の空き容器、壊れた家電などが「誰が見てもゴミ」に該当する品々です。
ゴミの数が減れば部屋がすっきりして、片付けが順調に進んでいることを実感できます。
手順5.親の私物の要・不要を仕分ける
ゴミの片付けが済んだら、親の私物の要・不要を仕分けしましょう。仕分けは親が主体となりおこないます。
要・不要に迷う物は、保留にして構いません。仕分けを完了した後に改めて判断をすることで、冷静な気持ちでいる・いらないを決められる可能性があります。
手順6.残された物の収納計画を進める
いる物として残された品々のしまう場所について、収納計画を立てましょう。
日用品や使用頻度の高い物は、親の手が簡単に届く位置に収納するのがおすすめです。腰を曲げたり背伸びをしたりせずにすぐに取れる位置の棚や引き出しに、しまっておきましょう。
逆に使用頻度の低い物は、戸棚の上や屋根裏など、取り出すのに手間がかかる場所に収納しても問題ありません。
使いやすい場所を親自身に選んでもらって収納計画を進めましょう。
親を説得する際に使える!片付けのメリットとは?
実家の片付けをするにあたって、親が整理整頓に前向きになってくれないケースもあります。その際は片付けのメリットを伝えてみてください。
ここからは、親の説得に使える片付けのメリットについて、ご紹介します。
より安全に暮らせるようになる
散らかった部屋では、物につまづいて転倒してしまう危険性があります。年を重ねてからのケガは治りも遅く、重症化してしまうことも珍しくありません。
また、どこに何があるのかわかれば、緊急時も慌てずにすみます。物が減れば掃除もしやすくなり、ホコリやダニによる気管支へのリスクも低減できるでしょう。
片付けをすることは、安全で健康な暮らしを維持する上で重要です。今後も豊かな日々を送るために、片付けの大切さについて親に伝えてみましょう。
介護の準備を整えられる
片付けを親子で一緒におこなうことで、子ども自身もどこに何があるのか把握できるようになります。整理整頓がされた空間は、いざ親が介護が必要になった際の負担を減らしてくれるでしょう。
また、介護リフォームの機会が訪れた際も、片付けが済んでいればすぐに工事に移行できます。
介護はどのタイミングで必要になるかわかりません。体や頭がしっかり動くうちに、片付けを済ませておきましょう。
生前整理に繋がる
元気なうちに片付けておくことで、お墓に持っていきたい物や残しておいた物、書類の整理などの仕分けもおこなえます。
生前整理を済ませておけば、遺族間でのトラブルもなくせるかもしれません。
遺される家族のためにも片付けに踏み切ってもらえないか、声をかけてみましょう。
実家の片付けをする際の注意点
実家の片付けをする際、自分の家の片付けとは違う注意点があります。注意点を抑えた上で片付けを進めることで、親子間のトラブルも回避できるでしょう。
主導権は親にあることを意識する
片付けの提案をしたのが子どもであっても、家の品々を扱う主導権は親にあります。そのため、勝手に物を捨てたり、片付けの日取りを強引に決めたりしないように、注意してください。
勝手に計画を進められることで、親が片付けに対しての意欲をなくしてしまう可能性があります。
思い出話には付き合う
片付けをしていると、懐かしい品々に触れる機会が多くあります。物を通して昔を振り返った親が、思い出話をするかもしれません。
片付けとは思い出の整理でもあります。思い出話が始まった際は、黙って付き合ってあげましょう。
安全性を最優先する
実家の片付けをしたあと、そこで暮らすのは高齢の親です。そのため見栄えや利便性よりも、安全に暮らせることを意識して、物の配置を決めましょう。
トラブルになりそうな場合は業者に依頼する
自分たちだけでおこなう片付けは、時間がかかります。思ったように進まないイライラから、親子での言い合いや途中で投げ出すことも、起きるかもれません。
トラブルに発展しそうだと判断したら、なるべく早く、お片付け業者に依頼をしたほうが安心です。
お片付け業者であれば、素人が数ヶ月かけておこなうような片付けを、半日〜数日ほどで終わらせられます。不用品買取をおこなう会社もあるため、捨てるのに抵抗がある品の処理も、しやすくなるでしょう。
便利屋サービス21のお片付けの事例
便利屋サービス21は、掃除やお片付けのお手伝いをおこなっています。ご依頼主さまの気持ちに寄り添い、手早くスムーズな片付けをおこなう会社です。
ここからは、便利屋サービス21がお手伝いをした片付けの事例についてご紹介します。
横浜市青葉区のゴミ屋敷清掃の事例
ご依頼主さまが人を呼べない自宅に嫌気を感じて、ご依頼をいただいた事例です。ご多忙な日々を送るご依頼主さまは片付けまで手が回らず、やがて部屋がゴミ屋敷状態になってしまったそう。
すっきり片付いた部屋でお仕事の仲間やご友人を招いて、より親睦を深められたら良いですね。
【詳しい事例内容はこちら】https://www.benri-consul.net/post_jisseki/2201
横浜市青葉区でお片付けをした事例
こちらのご依頼主さまは買い物癖があり、住まいに物がどんどん増えてしまったそう。生活スペースが圧迫されていく日々に危機感を感じ、当社にご依頼をいただきました。
不用品を片付けることで本当に必要な物が何か判断できるようになれば、買い物癖も改善されるかもしれません。
【詳しい事例内容はこちら】https://www.benri-consul.net/post_jisseki/2345-2
どこから始めたら良いかわからない実家の片付けは便利屋サービス21におまかせ!
実家の片付けは、どこから手を着けたら良いのか、わからないことも多いかと思います。親子でじっくり話し合い、納得をしてもらった上で片付けをすることが大切です。
片付けの時間を思ったように確保できなかったり、片付けが進まなかったりする際は、プロの力を借りましょう。
便利屋サービス21では、実家の片付けのお手伝いもおこなっています。費用のご用意がすぐにできない場合は、分割払いやクレジットカード払いでも問題ありません。不用品の買取もおこなっているため、物を捨てることに抵抗がある方もご安心ください。
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