実家の片付けは子どもにとって頭の痛い問題ではないでしょうか。
いずれ対処しなければならない人もいれば、すでに直面している人もいるかもしれません。
実家を片付けなければならない事情は家庭によりさまざま。
たとえばこんなケースが想定されます。
・親が亡くなった
・親が介護施設に入所した
・老朽化により解体することになった
長年にわたり蓄積されたゴミを片付けるならプロに依頼しましょう。
費用はかかるものの、一軒家でも丸ごときれいにしてくれますよ。
この記事では、実家の片付けを業者に依頼する際の費用について解説します。
コストを抑える方法もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
最後まで読めば、実家の片付けを円滑に進めるコツをつかめるでしょう。
業者に実家の片付けを依頼する際の費用
結論としては、10万~100万円ほどかかります。
上記の金額はあくまで目安であり、部屋の広さやゴミの量などによって変動するでしょう。
便利屋サービス21では、4つの料金プランからお選びいただけます。
【便利屋サービス21の料金プラン】
・Sプラン(軽トラ ) :2万2千円から
・Mプラン(1トン) :6万6千円から
・Lプラン(1.5トン) :8万8千円から
・XLプラン(2トン) :11万円から
なお上記の金額は税込みです。
作業内容によって増減するため、正確な金額を知りたい場合は必ず見積もりを取りましょう。
実家の片付けにかかる費用を抑える5つのコツ
業者に片付けを依頼する場合、誰しも費用を安くしたいと思うのではないでしょうか。
続いては知っておくと役に立つコツを解説します。
1. 親が元気なうちから始める
冒頭でもお伝えしたように、実家を片付けるタイミングはいくつかあります。
そのときになってから片付けようとすると、物が多すぎてどこから着手すればいいかわからない状況に陥りがちです。また兄弟姉妹や親戚とのトラブルにつながるかもしれません。
そうならないためにも、親が元気なうちから実家を片付けておくべきですね。
片付けを円滑に進めるには、親と子どもが気持ちよく作業できる環境を整える必要があります。
「いらない物を捨てよう」ではなく、「家の中を掃除しよう」と伝えれば納得してもらえる確率が高まるでしょう。
2. 可能な範囲で片付けておく
自力で撤去できるゴミや不用品があれば、少しでも片付けておくことを推奨します。
たとえば書類や洋服など、多少なりとも捨てておけば業者の手間を減らせるでしょう。
片付けるついでに作業スペースを作り、動線を確保するとなお良いですね。タンスやソファのような粗大ゴミを搬出する際には、室内を移動するための空間が必要です。
業者は確かに片付けのプロですが、手付かずのゴミを撤去するには時間と労力が必要になります。
作業時間が増えれば費用も高くなるため、想定より出費がかさむかもしれません。
必須ではないものの、事前の片付けをする余裕があるなら取り組んでみてください。
3. 相見積もりを取る
ネットで検索すると多数の清掃業者が出てきます。最初が肝心ですので、時間をかけて信頼できそうな会社を探してください。
候補を絞れたら、必ず見積もりの作成依頼をしましょう。
先ほどもお伝えした通り、実家の片付けにかかる費用はケースバイケースです。きちんと現場を見る業者なら、安心して依頼できると期待できます。
具体的には3~4社に見積もりを依頼すれば十分です。2社だと比較対象が少ないため、提示された金額が適切なのかわからないかもしれません。
4社以上になると、選択肢が多すぎるゆえにむしろ迷う可能性が高いです。したがって3社程度に留めるのがベストといえます。
4. 不用品の買い取り査定をしてもらう
片付けを進めるうちに、まだ使えそうなアイテムが見つかるかもしれません。
貴金属や家電などは業者が買い取り査定してくれる可能性があります。
片付けの費用から買い取り金額を差し引いてもらえると実質的な値引きになるため、買い取り査定を有効活用しましょう。
不用品を処分する手間を省きたい人は、片付けと買い取りを同時に行う業者を選ぶのがおすすめ。依頼する前にホームページにアクセスし、サービス内容を確認してください。
5. 補助金を申請する
自治体によっては空き家の片付け費用を助成してくれる場合があります。
実家が空き家になっているご家庭なら補助金を申請できますので、検討してみてはいかがでしょうか。
補助金の対象となるのは、以下の条件に該当する物件です。
・空き家バンクに登録済み
・誰も住んでいない一戸建て
注意点として、補助金が交付された年度内に片付けを終えなければなりません。
金額は自治体ごとに定められているため、空き家がある市町村の情報を調べましょう。
実家を片付ける前に親と話し合う時間を取る
実家の片付けを成功させるポイントは、事前の話し合いにあります。
捨てていい物と残しておきたい物を親に聞き、リストにしておくといいですね。
きちんと同意を得たうえで不用品を処分することが重要なのです。
意外かもしれませんが、実家の片付けをきっかけに親との関係が悪化することも。
子どもにとってはガラクタにしか見えない物が、親にとっては愛着のある品かもしれません。
だからこそ意見のすり合わせが必要だといえます。
親子といえども他人ですので、相手の気持ちを尊重しつつ片付けましょう。
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