全体からみると、人口は増加傾向にあるのですが、駅周辺から離れると過疎化している船橋市。過疎化地域では高齢の子育てを終えた老夫婦が多く暮らしており、実家の片付けを気にかけるお子さんも多いそうです。

今回の記事では、千葉県船橋市の地域特性や住人がいない空き家問題について解説していきます。

船橋市は単身者など現役社員に住みやすい環境

都心や成田空港からの交通の便がよく京葉港などがあることから、東京のベッドタウンとしても人気があります。単身赴任の社会人や大学への通勤など、多くの世代に過ごしやすい環境となっています。船橋市の設立当時の人口は4万3,000人程度だったのが、2023年現在は約15倍の規模になりました。

この千葉県船橋市の成長の1役をになったのは、鉄道網の発達です。船橋駅は都心へはもちろん千葉、八千代方面と多方面に路線が伸びています。大型テーマパークや幕張新都心などの人気スポットに近いことから「住みたい街ランキング」の上位常連です。

参考元：
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/toukei/001/p098536_d/fil/syukeikekka.pdf
https://gentosha-go.com/articles/-/25388

道路網の問題がある

駅周辺は人口増加傾向にあるものの、沿線沿いから離れた道路網になると極端に舗装が完全でなかったり、細道だったりと生活するにはあまり良いとは言えない環境もあるのが、船橋市の特徴です。駅周辺から離れると住宅街がありますが、さらにその奥地へと行くと古い家や空き家こそ出てくる状況のようです。

千葉県船橋市の実家の片付けはうんざり？

駅周辺の住宅街で空き家が出ることは稀です。ですが空き家となっても不動産屋に相談して売買すると値がつくことから、資産的価値があるとされています。

問題なのは、駅周辺から離れた地域にある高齢の親御さんが住む家や空き家などです。バスはありますが、高齢者が生活するには車がないと不便するような場所も多くあります。物にあふれた実家の片付けを心配する子どもたちや、すでに空き家となっている実家の片付けをどうするか悩む子どもたちは多いようです。

舗装も行き届かない場所に立地する実家を持つ方は、その点も考慮して片付けをしなくてはなりませんよね。ただ片付けることだけを考えるだけではいけない点が、うんざりしてしまう理由のようです。

船橋市で片づいていない空き家トラブルは？

千葉県船橋市では、空き家問題の問い合わせを自治体では多く受けているようです。その1例をまとめましたのでご参考にしてくださいね。

1.管理不全の空き家がある
2.空き家の所有者がわからない
3.隣の空き家から木の枝が越境してきている
4.空き家に動物が棲みつき、巣を作っている
5.空き家に不法侵入者がいる
6.空き家所有者が管理をしてくれない
7.空き家の所有者が亡くなった場合の対応について
8.空き家の相続人がいない場合の管理について

基本的にはどの問題に関しても船橋市の自治体は深く関与できません。空き家の所有者の調査に関しては、連絡を入れて困っている旨を伝えれば、所有者を調べて注意をしてくれるとのことです。不法侵入者を見かけた場合は警察への連絡となり、自治体は関与しません。

参考元：https://www.city.funabashi.lg.jp/machi/juutaku/009/p088785.html

船橋市で実家の片付けは自力でできる？

以下のポイントに該当する場合は専門家の知識と技術が必要になります。

・水回りが使えない
・異臭がする
・床を覆う物が積み重なり壁を覆っている

以上3つについて詳しく解説していきます。

水回りが使えない

実家の片付けでよくある問題として物の多さが挙げられますが、この問題が行きすぎていると水回りが使えない状態になっていることがあります。この場合は自分たちで作業することは辞めて、専門業者を呼びましょう。

水回りが使えるかどうかは、最低限ボーダーラインとなります。この点は注意してくださいね。

異臭がする

水回りが使えない状態の場合や、ゴミが溜まっている場合、また腐敗物があると異臭が発生します。夏場など暑い時期には臭いが外部に漏れ、近隣の住民のトラブルのもとになるので注意が必要です。

異臭がある場合は、どんなに片付けをして掃除をしても、壁紙が臭いを吸収していることが多くあります。家を片付けたあと、不動産屋にて売買し手放す、または誰かが暮らすことが想定されるなら、リフォームを検討するか壁紙だけでも張り替えをオススメします。

床を覆う物が積み重なり壁を覆っている

水回りと異臭トラブルがなく物が多いだけなら、実家の片付けは自力でできないことはありません。ただ時間と人手が必要になるので、親御さんや子どもで日程を合わせて計画的に作業する必要があります。

作業の順番としては次のとおりです。

①片付ける日時、場所の担当を決める
②片付けをするための動線確保（玄関を優先）
③スペースを区切って物を処分
④ゴミの分別
⑤清掃

この場合、③のスペースを区切って物を処分する作業は時間がかかります。時には捨てたくても捨てられないなど、気持ちの面で進められなくなることもあるでしょう。

親御さんがいらっしゃるなら、その後の生活をする、親御さんの暮らしを優先した片付けが必要です。あくまでも子どもたち主体の考え方と価値観で作業をしないことが重要になります。戸建ての場合は屋内だけでなく、状況によっては庭先の片付けも必要になるので、その作業時間も配慮しましょう。

船橋市のうんざりする実家の片付けなら『便利屋サービス21』

千葉県船橋市は駅周辺は暮らしやすく発展していますが、駅から少し離れると長閑な田園地域が広がる場所もあります。自然豊かな場所であることは確かです。しかし実際、このような場所にある実家では片付けが後回しになり、そのまま空き家になっているケースも否定できません。

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